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公開番号2025063188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2025005297,2023184836
出願日2025-01-15,2021-02-17
発明の名称着色感光性組成物、硬化物、カラーフィルタ、固体撮像素子、画像表示装置、及び、非対称ジケトピロロピロール化合物
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類C09B 57/00 20060101AFI20250408BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】得られる硬化物の密着性に優れる着色感光性組成物を提供する、新規の非対称ジケトピロロピロール化合物を提供する。
【解決手段】下記式2で表される非対称ジケトピロロピロール化合物による。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式2で表される非対称ジケトピロロピロール化合物
JPEG
2025063188000048.jpg
67
125
前記式2中、前記A

はそれぞれ独立に-X-Y-Zであり、Xは、-O-または-S-を表し、
Yは、単結合、置換基を有してもよい炭化水素基、置換基を有してもよいアリーレン基、又は置換基を有してもよい複素芳香環を表し、これらの基は、-NR
101
-、-O-、-SO

-又はCO-から選ばれる二価の連結基で相互に結合されていてもよく、

101
は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基又は置換基を有してもよいフェニル基を表し、
Zは、下記式(Z1)で表される基であり、B

はそれぞれ独立に、酸性官能基及び塩基性官能基を有さない一価の有機基を表し、C

はそれぞれ独立に、酸性官能基及び塩基性官能基を有さない一価の有機基を表し、n1は1~5の整数を表し、n2は1~5の整数を表し、n3は0~4の整数を表し、A

及びC

が結合するフェニル基とB

が結合するフェニル基とは、異なる基である。
JPEG
2025063188000049.jpg
35
32
式(Z1)中、R
301
及びR
302
はそれぞれ独立に、置換されていてもよい飽和若しくは不飽和のアルキル基、又は、窒素、酸素若しくは硫黄原子を含む置換されていてよい複素環を表す。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、着色感光性組成物、硬化物、カラーフィルタ、固体撮像素子、画像表示装置、及び、非対称ジケトピロロピロール化合物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
カラーフィルタは、固体撮像素子又は画像表示装置に不可欠な構成部品である。固体撮像素子及び画像表示装置は、可視光の反射によってノイズが発生する場合がある。そこで、固体撮像素子や画像表示装置に遮光膜を設けて、ノイズの発生の抑制を図ることも行われている。
このようなカラーフィルタや遮光膜の製造方法として、着色剤と、重合性化合物と、光重合開始剤と、アルカリ可溶性樹脂とを含む着色感光性組成物を用いて着色感光性組成物層を形成し、この着色感光性組成物層を露光及び現像してパターンを形成する方法が知られている。
従来の着色感光性組成物又は感光性組成物としては、特許文献1~3に記載のものが知られている。
【0003】
特許文献1:特開2013-182230号公報
特許文献2:国際公開第2018/159541号
特許文献3:特表2011-523433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る実施形態が解決しようとする課題は、得られる硬化物の密着性に優れる着色感光性組成物を提供することである。
また、本開示に係る実施形態が解決しようとする他の課題は、上記着色感光性組成物の硬化物、上記硬化物を備えるカラーフィルタ、又は、上記カラーフィルタを備える固体撮像素子若しくは画像表示装置を提供することである。
また、本開示に係る実施形態が解決しようとする更に他の課題は、新規な非対称ジケトピロロピロール化合物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための手段には、以下の態様が含まれる。
<1> 顔料、及び、下記式1で表されるジケトピロロピロール化合物Aを含み、着色感光性組成物における下記式1で表されるジケトピロロピロール化合物Aのモル含有量をm

とし、下記式1で表されるジケトピロロピロール化合物Bのモル含有量をm

とした場合、m

/(m

+m

)の値が、10モル%~100モル%であり、上記顔料の含有量が、着色感光性組成物中の全固形分に対し、35質量%以上である着色感光性組成物。
【0006】
JPEG
2025063188000001.jpg
53
64
【0007】
式1中、
ジケトピロロピロール化合物A:A

は、酸性官能基又は塩基性官能基を有する一価の有機基を表し、B

は、酸性官能基及び塩基性官能基を有さない一価の有機基を表し、Rはそれぞれ独立に、水素原子又は一価の置換基を表す。
ジケトピロロピロール化合物B:A

及びB

は、酸性官能基又は塩基性官能基を有する一価の有機基を表し、A

とB

は同一であっても異なってもよく、Rはそれぞれ独立に、水素原子又は一価の置換基を表す。
【0008】
<2> 上記ジケトピロロピロール化合物Aが、下記式2で表される非対称ジケトピロロピロール化合物を含む<1>に記載の着色感光性組成物。
【0009】
JPEG
2025063188000002.jpg
67
125
【0010】
式2中、A

はそれぞれ独立に、酸性官能基又は塩基性官能基を有する一価の有機基を表し、B

はそれぞれ独立に、酸性官能基及び塩基性官能基を有さない一価の有機基を表し、C

はそれぞれ独立に、酸性官能基及び塩基性官能基を有さない一価の有機基を表し、n1は1~5の整数を表し、n2は0~5の整数を表し、n3は0~4の整数を表し、A

及びC

が結合するフェニル基とB

が結合するフェニル基とは、異なる基である。
(【0011】以降は省略されています)

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