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公開番号
2025062957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172369
出願日
2023-10-03
発明の名称
活動特徴抽出装置、及び活動特徴抽出方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06Q
30/0204 20230101AFI20250408BHJP(計算;計数)
要約
【課題】人が活発に活動する時間や場所の実態に即した特徴をもつ活動群を抽出でき、施策検討者が実施施策の種別・実施時間・実施場所を適切に検討する活動特徴抽出装置及び活動特徴抽出方法を提供する。
【解決手段】活動特徴抽出装置は、所定の演算処理を実行する演算装置と、演算装置がアクセス可能な記憶装置と、を有するサーバ計算機によって構成される。サーバ計算機は、活動経路データの間の空間的な差異を表す空間分離度を計算する空間分離度計算部と、活動経路データの間の時間的な差異を表す時間分離度を計算する時間分離度計算部と、空間分離度及び時間分離度から活動特徴類似度を計算し、計算された活動特徴類似度を用いて活動経路データをクラスタリングする時空間クラスタリング部と、時空間クラスタリング部が生成したクラスタの情報を出力する出力生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人の移動軌跡情報と時刻情報が対応付けられた活動経路データを解析する活動特徴抽出装置であって、
所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置がアクセス可能な記憶装置とを有する計算機によって構成され、
前記演算装置が、前記活動経路データの間の空間的な差異を表す空間分離度を計算する空間分離度計算部と、
前記演算装置が、前記活動経路データの間の時間的な差異を表す時間分離度を計算する時間分離度計算部と、
前記演算装置が、前記空間分離度及び前記時間分離度から活動特徴類似度を計算し、前記計算された活動特徴類似度を用いて前記活動経路データをクラスタリングする時空間クラスタリング部と、
前記演算装置が、前記時空間クラスタリング部が生成したクラスタの情報を出力する出力生成部とを備えることを特徴とする活動特徴抽出装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記時間分離度計算部は、前記移動軌跡情報と対応付けられた速度情報を考慮して前記時間分離度又は空間分離度を計算することを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項3】
請求項2に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記時間分離度計算部は、前記時間分離度に前記速度情報を乗じて前記空間分離度の次元と同じ時間分離度を計算する、又は、前記空間分離度を前記速度情報で除して前記時間分離度の次元と同じ前記空間分離度を計算することを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記空間分離度計算部は、前記活動経路データの間で前記移動軌跡情報に含まれる観測点の対応ペアを決定し、前記対応ペアの間の空間的な差異の和によって、前記空間分離度を計算し、
前記時間分離度計算部は、前記対応ペアの前記時刻情報の差異と前記対応ペアを構成する観測点における移動速度によって、前記時間分離度を計算することを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項5】
請求項2又は3に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記空間分離度計算部は、前記移動軌跡情報における人が通過又は滞在する地点の特徴を用いて前記空間分離度を計算することを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項6】
請求項5に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記演算装置が、前記クラスタの活動経路データが通過又は滞在した施設と、当該クラスタの活動経路データで利用された交通手段から、前記クラスタのクラスタ属性情報を抽出する特徴抽出部を備えることを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項7】
請求項6に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記演算装置が、ユーザ又は前記ユーザに関係する関係者の人物属性情報を取得する人物属性入力部と、
前記演算装置が、前記人物属性情報と前記クラスタ属性情報との属性類似度を計算して、前記ユーザ又は前記関係者の前記クラスタへの所属確率を表す所属クラスタ情報を計算する所属クラスタ計算部とを備えることを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項8】
請求項7に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記演算装置が、前記ユーザ又は前記関係者の所属クラスタに含まれる活動経路データに基づいて、前記ユーザ又は前記関係者の活動傾向に適合する推薦スポット情報を抽出する推薦スポット抽出部を備えることを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項9】
請求項8に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記推薦スポット抽出部は、前記ユーザ又は前記関係者の所属クラスタに含まれる活動経路データに基づいて、前記ユーザ又は前記関係者の前記推薦スポット情報との適合率を計算し、前記計算された適合率に基づいて推薦スポット情報を抽出することを特徴とする活動特徴抽出装置。
【請求項10】
請求項1に記載の活動特徴抽出装置であって、
前記演算装置が、画面上の地図情報及び時刻情報の表示と重畳して、前記活動経路データ及び前記クラスタの情報を表示する活動特徴表示画面を出力する出力装置を備えることを特徴とする活動特徴抽出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動軌跡情報を含む活動経路データを解析する活動特徴抽出装置、及び活動特徴抽出方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子商取引の普及やリモートワークの導入により、人々の活動は、物理的な場所や時間の制約が小さくなり、多様化が進んでいる。このような社会変化の中で、交通事業者や商業施設運営者が効果的な施策を実施するためには、人々の活動実態を解析して、施策検討者が理解可能な形式で提示することが重要となる。
【0003】
本技術の関連技術として、特許文献1(特開2016-177452号公報)がある。移動経路と移動が行われた時間帯とを含む移動経路データを取得する経路データ取得手段と、前記複数の移動経路データを、移動経路の類似度に基づいて同一クラス内の移動経路データ数が第1閾値以上となるようにクラス分けし、同一クラス内の移動経路データの移動経路を代表移動経路に統一する経路匿名化手段と、同一クラス内の移動経路データについて同じ時間帯に行われた移動が第2閾値以上となるように前記移動経路データにおける移動が行われた時間帯を抽象化する時刻匿名化手段と、経路匿名化手段と時刻匿名化手段による処理後の移動経路データを出力する出力手段と、を備える移動経路データ匿名化装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-177452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した特許文献1(特開2016-177452号公報)では、移動経路データの匿名化において、移動経路(位置情報)と移動の時間帯を含む移動経路データを位置の観点でクラス分けした後、時間帯の観点で有効活用可能な形式で抽象化する。
【0006】
位置と時間帯の観点で移動経路を分類する場合、活動実態に即して移動経路データを分類する際、位置の観点で同じクラスタに分類された移動経路データの傾向によって、時間帯の観点でのクラス分けにおける適切な分類クラスタ数や時間帯幅の閾値は変化する。また、同様に、時間帯の観点で同じクラスタに分類された移動経路データの傾向によって、位置の観点でのクラス分けにおける適切な分類クラスタ数や位置の幅の閾値は変化する。しかしながら、位置の観点と時間帯の観点の2段階に分けて分類を移動経路を分類すると、位置と時間帯の依存関係が考慮されない。
【0007】
このため、活動特徴を抽出する際、人が活発に活動する時間や場所の実態に即して移動経路を分類するためには、移動軌跡の位置情報と時刻情報を統合的に考慮する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、人の移動軌跡情報と時刻情報が対応付けられた活動経路データを解析する活動特徴抽出装置であって、所定の演算処理を実行する演算装置と、前記演算装置がアクセス可能な記憶装置とを有する計算機によって構成され、前記演算装置が、前記活動経路データの間の空間的な差異を表す空間分離度を計算する空間分離度計算部と、前記演算装置が、前記活動経路データの間の時間的な差異を表す時間分離度を計算する時間分離度計算部と、前記演算装置が、前記空間分離度及び前記時間分離度から活動特徴類似度を計算し、前記計算された活動特徴類似度を用いて前記活動経路データをクラスタリングする時空間クラスタリング部と、前記演算装置が、前記時空間クラスタリング部が生成したクラスタの情報を出力する出力生成部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、人が活発に活動する時間や場所の実態に即した特徴をもつ活動群を抽出でき、施策検討者が実施施策の種別・実施時間・実施場所を適切に検討することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施例の活動特徴抽出装置の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の第1の実施例の活動特徴抽出装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施例の活動経路データベースの構成及びデータ例を示す図である。
本発明の第1の実施例の活動特徴抽出装置が実行する処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施例の空間分離度計算部が実行する空間分離度計算処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施例の時間分離度計算部が実行する時間分離度計算処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施例の時空間クラスタリング部が実行する時空間クラスタリング処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施例の特徴抽出部が実行する特徴抽出処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施例の活動特徴抽出装置の出力装置から出力される設定入力画面の例を示す図である。
本発明の第1の実施例の活動特徴抽出装置の出力装置から出力される活動特徴表示画面の例を示す図である。
本発明の第2の実施例の活動特徴抽出装置の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の第2の実施例の活動特徴抽出装置が実行する処理のフローチャートである。
本発明の第2の実施例の活動特徴抽出装置の出力装置から出力される人物属性入力画面の例を示す図である。
本発明の第2の実施例の活動特徴抽出装置の出力装置から出力されるスポット推薦画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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