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公開番号
2025062414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171474
出願日
2023-10-02
発明の名称
シールチェック装置および包装検査システム
出願人
株式会社イシダ
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
G01M
3/26 20060101AFI20250407BHJP(測定;試験)
要約
【課題】トレイへの圧力が大きくなり過ぎることを抑制する
【解決手段】シールチェック装置において、検出部は、トレイが接触部に接しているときに、接触部の高さ位置の変位量を検出する。検査部は、変位量を閾値と比較することで、フィルムのシール状態を検査する。制御部は、トレイの縁の高さ位置よりも高い第1高さ位置で接触部を待機させ、トレイが搬送されてくると、昇降部が接触部に加える力を変更して、接触部を第1高さ位置から所定の第2高さ位置に向けて下降させる。制御部は、接触部がトレイのフィルムに接すると、第1の力を第2の力に変更して、接触部からトレイのフィルムに対して圧力をかけさせる。第1の力は、接触部がトレイのフィルムに接する前に昇降部が接触部に加えていた力である。第2の力は、第1の力とは異なる力である。
【選択図】図11B
特許請求の範囲
【請求項1】
縁に囲まれた開口がフィルムによってシールされたトレイに対して、シールチェックを行うシールチェック装置であって、
前記トレイを搬送する搬送コンベアと、
前記搬送コンベアの上方に配置され、前記搬送コンベアで搬送される前記トレイと接触する接触部と、
前記接触部の高さ位置を変更させる昇降部と、
前記トレイが前記接触部に接しているときに、前記接触部の高さ位置の変位量を検出する検出部と、
前記検出部により検出された前記変位量を、予め設定された閾値と比較することで、前記フィルムのシール状態を検査する検査部と、
前記昇降部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記接触部を前記トレイの前記縁の高さよりも高い第1高さ位置で待機させ、
前記トレイが搬送されてくると、前記昇降部が前記接触部に加える力を変更して、前記接触部を前記第1高さ位置から所定の第2高さ位置に向けて下降させ、
前記接触部が前記トレイの前記フィルムに接すると、前記接触部が前記トレイの前記フィルムに接する前に前記昇降部が前記接触部に加えていた第1の力を、前記第1の力とは異なる第2の力に変更して、前記接触部から前記トレイの前記フィルムに対して圧力をかけさせる、
シールチェック装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記接触部には、重力による下向きの力と、前記昇降部による上向きの力とが作用し、
前記第1の力および前記第2の力は、前記昇降部による上向きの力である、
請求項1に記載のシールチェック装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第2高さ位置を、前記トレイの種類に応じて変更する、
請求項1又は2に記載のシールチェック装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2の力を、前記トレイの種類に応じて変更する、
請求項1又は2に記載のシールチェック装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記接触部を前記第1高さ位置から下降させているときに、前記昇降部が前記接触部に加える力を変更し、前記接触部が前記トレイの前記フィルムに接する前の所定の高さ範囲において、前記接触部に作用する前記昇降部による上向きの力を増加させる、
請求項2に記載のシールチェック装置。
【請求項6】
前記接触部は、前記フィルムのうち前記トレイの前記縁と重ならない部分に接触する、
請求項1又は2に記載のシールチェック装置。
【請求項7】
前記接触部は、前記昇降部に対して脱着可能であり、前記トレイの種類に応じて取り替えられる、
請求項6に記載のシールチェック装置。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のシールチェック装置と、
商品が収容された状態の前記トレイの前記縁に前記フィルムを貼って前記開口をシールするトップシール装置と、
前記トップシール装置で前記開口がシールされた前記トレイを搬送する第1搬送部と、
前記第1搬送部と前記シールチェック装置との間に配置され、前記第1搬送部から前記トレイを受け取り、前記シールチェック装置の前記搬送コンベアへと前記トレイを搬送する第2搬送部と、
を備え、
前記第2搬送部の搬送速度は、前記第1搬送部の搬送速度よりも速い、
包装検査システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールチェック装置および包装検査システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、トップシールを施した包装体を検査し、不良包装を検出する装置が存在している。例えば、特許文献1(特開2006-160264号公報)の装置では、コンベア上の包装体に対してエアシリンダの押圧面を当てて、包装体の上面を押圧する。そして、エアシリンダに接続したセンサからの信号に基づいて、不良包装体を検出する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
トップシールを施した包装体であるトレイには、トレイによってトレイ本体の材質などの違いがあるが、柔らかい素材が使われている場合、押圧の力が強すぎるとトレイやトレイ内の商品を傷つけてしまう恐れがある。
【0004】
本発明の課題は、トレイへの圧力が大きくなり過ぎることを抑制できるシールチェック装置および包装検査システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点のシールチェック装置は、縁に囲まれた開口がフィルムによってシールされたトレイに対して、シールチェックを行うシールチェック装置である。シールチェック装置は、トレイを搬送する搬送コンベアと、接触部と、昇降部と、検出部と、検査部と、制御部とを備える。接触部は、搬送コンベアの上方に配置される。接触部は、搬送コンベアで搬送されるトレイと接触する。昇降部は、接触部の高さ位置を変更させる。検出部は、トレイが接触部に接しているときに、接触部の高さ位置の変位量を検出する。検査部は、検出部により検出された変位量を、予め設定された閾値と比較することで、フィルムのシール状態を検査する。制御部は、昇降部を制御する。制御部は、接触部を第1高さ位置で待機させる。第1高さ位置は、トレイの縁の高さ位置よりも高い。制御部は、トレイが搬送されてくると、昇降部が接触部に加える力を変更して、接触部を第1高さ位置から所定の第2高さ位置に向けて下降させる。制御部は、接触部がトレイのフィルムに接すると、第1の力を第2の力に変更して、接触部からトレイのフィルムに対して圧力をかけさせる。第1の力は、接触部がトレイのフィルムに接する前に昇降部が接触部に加えていた力である。第2の力は、第1の力とは異なる力である。
【0006】
ここでは、シールチェックのための第2の力を、接触部がトレイのフィルムに接する前の第1の力とは異ならせている。このため、トレイのフィルムに接触部が接するときに接触部からトレイに作用する力の大きさを抑制することができ、トレイにかかる圧力が過剰になってしまうことが抑えられる。
【0007】
第2観点のシールチェック装置は、第1観点のシールチェック装置であって、接触部には、重力による下向きの力と、昇降部による上向きの力とが作用する。第1の力および第2の力は、昇降部による上向きの力である。
【0008】
ここでは、接触部には、自身の質力に応じた重力による下向きの力と、昇降部による上向きの力とが作用している。前者の下向きの力が後者の上向きの力よりも大きくなると接触部が下降し、前者の下向きの力が後者の上向きの力よりも小さくなると接触部が上昇する。そして、前者の下向きの力が後者の上向きの力よりも大きい状態で、接触部がトレイのフィルムに接触した後は、前者の下向きの力と後者の上向きの力との差分の下向きの力がトレイに作用する。
【0009】
第3観点のシールチェック装置は、第1観点又は第2観点のシールチェック装置であって、制御部は、第2高さ位置を、トレイの種類に応じて変更する。
【0010】
第2高さ位置がトレイの縁の高さ位置から大きく離れていると、シールチェック時にトレイに必要以上の力が作用する恐れがある。しかし、ここでは、トレイの材質やサイズに応じて第2高さ位置を変更することができるため、シールチェック時にトレイに作用する力を適切な範囲に収めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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