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公開番号2025062102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025017695,2023186977
出願日2025-02-05,2019-12-26
発明の名称プロセスカートリッジ
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250404BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】プロセスカートリッジにおけるトナーを収容する空間の容量の増大を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】感光体ユニット260に着脱可能な現像ユニット270は、感光体ドラム61へのトナーの供給及び感光体ドラム61の表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラ71と、トナーを収容する収容空間が形成されている筐体250と、押圧部材200による押圧力を受ける押圧受け部と、を有する。筐体250は、使用時の姿勢において、収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、を有する。現像ローラ71の回転軸に沿った方向から見たとき、第1の底部の外壁及び第2の底部の外壁と接する接線と、第1の底部と、第2の底部とで囲まれる空間に、押圧受け部の少なくとも一部が配置されるように構成されている。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備えるプロセスカートリッジであって、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、
前記感光体ユニットに向けて前記現像ユニットを押圧する押圧部材と、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記押圧部材による押圧力を受ける押圧受け部と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、を有し、
前記現像ローラの回転軸に沿った方向から見たとき、前記押圧受け部の少なくとも一部が、前記第1の底部の外壁及び前記第2の底部の外壁と接する接線と、前記第1の底部と、前記第2の底部と、で囲まれる空間に配置されるように構成されている、
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記現像ユニットは、
前記第1の底部の内壁に接触するように回転し、トナーを搬送する第1搬送部材と、
前記第2の底部の内壁に接触するように回転し、トナーを搬送する第2搬送部材と、を更に有し、
前記現像ローラの回転軸に沿った方向から見たとき、前記押圧受け部は、水平方向において、前記第1搬送部材の回転中心と前記第2搬送部材の回転中心との間に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項3】
前記現像ローラの回転軸に沿った方向から見たとき、前記押圧受け部に対する前記押圧部材の押圧方向に沿って延びる第1の直線は、前記第1の底部と前記第2の底部を通過することを特徴とする請求項1または2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項4】
前記現像ローラの回転軸に沿った方向から見たとき、前記現像ローラの回転中心と前記第1搬送部材の回転中心とを通る第2の直線が、前記第2搬送部材を収納する搬送室を通過することを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項5】
前記感光体ユニットは、前記現像ユニットを押圧して移動させるリフト部材を有し、
前記押圧部材は、前記感光体ドラムの回転軸方向において、前記リフト部材よりも前記フレームの中央側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項6】
感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備えるプロセスカートリッジであって、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、
前記感光体ユニットに向けて前記現像ユニットを押圧する押圧部材と、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記押圧部材による押圧力を受ける押圧受け部と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、
第1天面と、
前記第1天面よりも重力方向上方側に設けられた第2天面と、
前記第1天面と前記第2天面とをつなぐ接続部と、を有し、
前記接続部は、前記第1天面と対向する対向面を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項7】
前記感光体ユニットは、前記感光体ユニットへの前記現像ユニットの装着時に該現像ユニットを支持する回転止めコロ部を有し、
前記回転止めコロ部の少なくとも一部は、前記現像ローラの回転軸に沿った方向から見たとき、前記第1の底部の外壁及び前記第2の底部の外壁と接する接線と、前記第1の底部と、前記第2の底部とで囲まれる空間に、配置されることを特徴とする請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項8】
前記現像ユニットは、
前記第1の底部の内壁に接触するように回転し、トナーを搬送する第1搬送部材と、
前記第2の底部の内壁に接触するように回転し、トナーを搬送する第2搬送部材と、
前記第1搬送部材を収納する第1搬送室と、
前記第2搬送部材を収納する第2搬送室と、を有し、
前記現像ローラの回転軸に沿った方向における、前記第2搬送室の幅は、前記第1搬送室の幅よりも大きいことを特徴とする請求項6又は7に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項9】
感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備えるプロセスカートリッジであって、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記現像ローラに向かってトナーを搬送する第1搬送部材と、
前記第1搬送部材に向かってトナーを搬送する第2搬送部材と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、を有し、
前記第1搬送部材は、
前記第1の底部の上方に配置されると共に、回転軸と前記回転軸の軸線に対して傾斜した撹拌翼とを有し、
前記第2搬送部材は、
前記第2の底部の上方に配置されると共に、回転軸と、スリットが設けれた撹拌シートを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項10】
前記第1搬送部材は、前記撹拌翼を複数有し、
前記回転軸の軸線方向に直交する方向から見たとき、前記軸線方向において、前記スリットの少なくとも一部は、隣接する二つの前記撹拌翼の間に位置することを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に装着又は取り外し可能な、感光体ユニットや現像ユニット等のカートリッジに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置としてのレーザビームプリンタや複写機においては、感光体ドラム上にトナー像を形成し、このトナー像を記録材としてのシートへ転写することで記録材に画像を形成している。レーザビームプリンタにおいては、メンテナンスを容易にすべく、画像形成装置の一部の部品をカートリッジに設け、カートリッジを装置本体外に取り出し、メンテナンスや交換を行う方式が広く採用されている。特許文献1には、感光体ドラムを有する感光体ユニットに、トナーを収容する現像ユニットを着脱可能なプロセスカートリッジが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-224221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
感光体ドラムを有する感光体ユニットに、トナーを収容する現像ユニットを着脱可能な構造を有するプロセスカートリッジにおいては、サイズ、コスト、精度、ユーザビリティ、寿命等の観点で更なる改良の余地が残されている。
【0005】
本発明は、プロセスカートリッジにおけるトナーを収容する空間の容量の増大を図ることができる技術を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジは、感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備え、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、
前記感光体ユニットに向けて前記現像ユニットを押圧する押圧部材と、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記押圧部材による押圧力を受ける押圧受け部と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、を有し、
前記現像ローラの回転軸に沿った方向から見たとき、前記押圧受け部の少なくとも一部が、前記第1の底部の外壁及び前記第2の底部の外壁と接する接線と、前記第1の底部と、前記第2の底部と、で囲まれる空間に配置されるように構成されている、
ことを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジは、感光体
ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備え、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、
前記感光体ユニットに向けて前記現像ユニットを押圧する押圧部材と、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記押圧部材による押圧力を受ける押圧受け部と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、
第1天面と、
前記第1天面よりも重力方向上方側に設けられた第2天面と、
前記第1天面と前記第2天面とをつなぐ接続部と、を有し、
前記接続部は、前記第1天面と対向する対向面を有することを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジは、感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備え、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記現像ローラに向かってトナーを搬送する第1搬送部材と、
前記第1搬送部材に向かってトナーを搬送する第2搬送部材と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、を有し、
前記第1搬送部材は、
前記第1の底部の上方に配置されると共に、回転軸と前記回転軸の軸線に対して傾斜した撹拌翼とを有し、
前記第2搬送部材は、
前記第2の底部の上方に配置されると共に、回転軸と、スリットが設けれた撹拌シートを有することを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジは、感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備え、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記現像ローラに向かって前記収容空間内のトナーを搬送する第1搬送部材と、
前記第1搬送部材に向かって前記収容空間内のトナーを搬送する第2搬送部材と、
前記第2搬送部材に向かって前記収容空間内のトナーを搬送する第3搬送部材と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第3の底部と、を有し、
前記第1搬送部材は、前記第1の底部の上方に配置され、
前記第2搬送部材は、前記第2の底部の上方に配置され、
前記第3搬送部材は、前記第3の底部の上方に配置されている、
ことを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジは、感光体ユニットと、前記感光体ユニットに着脱可能な現像ユニットと、を備え、
前記感光体ユニットは、
静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを支持するフレームと、を有し、
前記現像ユニットは、
前記感光体ドラムへのトナーの供給及び前記感光体ドラムの表面に残ったトナーの回収を行う現像ローラと、
トナーを収容する収容空間が形成されている筐体と、
前記現像ローラに向かって前記収容空間内のトナーを搬送する回転可能な第1搬送部材と、
前記第1搬送部材に向かって前記収容空間内のトナーを搬送する回転可能な第2搬送部材と、
前記第2搬送部材に向かって前記収容空間内のトナーを搬送する第3搬送部材と、を有し、
前記筐体は、
使用時の姿勢において、前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第1の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第2の底部と、
前記収容空間の外側に向けて突出する円弧状の第3の底部と、を有し、
前記第1搬送部材は、前記第1の底部の上方に配置され、
前記第2搬送部材は、前記第2の底部の上方に配置され、
前記第3搬送部材は、前記第3の底部の上方に配置されており、
前記第1搬送部材の回転軸に沿った方向から見たとき、前記第1搬送部材の回転中心と前記第2搬送部材の回転中心とを通る直線が延びる方向において、、前記第3の底部の少なくとも一部が、前記感光体ユニットにおける前記感光体ドラムが配置される一方側とは反対側の端部よりも、前記感光体ドラムから離れる方向へ延びている、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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