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公開番号
2025060391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024089931
出願日
2024-06-03
発明の名称
記録装置、制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250403BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】蓄電した電力により駆動可能な記録装置において、外部から給電されなくなっても、次回の起動時の記録への影響を低減することが可能な技術を提供する。
【解決手段】外部電源と接続する接続手段と、前記接続手段を介して前記外部電源から供給される電力を蓄電する蓄電手段と、搬送手段により搬送される記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録手段と、前記記録手段におけるインクの吐出特性を維持、回復する回復動作を実行する回復手段と、前記外部電源からの電力の供給が停止されると、前記蓄電手段の蓄電量に応じて前記回復動作を実行する制御手段と、を有するようにした。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
外部電源と接続する接続手段と、
前記接続手段を介して前記外部電源から供給される電力を蓄電する蓄電手段と、
搬送手段により搬送される記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録手段と、
前記記録手段におけるインクの吐出特性を維持、回復する回復動作を実行する回復手段と、
前記外部電源からの電力の供給が停止されると、前記蓄電手段の蓄電量に応じて前記回復動作を実行する制御手段と、を有することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記回復手段は、前記記録手段に対して、前記回復動作としてのキャッピングを実行するキャップ部であり、
前記制御手段は、所定のタイミングで、前記外部電源からの電力の供給が停止した際に前記キャッピングを実行可能なように、前記外部電源から供給される電力を蓄電することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記所定のタイミングは、ジョブに基づいて記録する記録処理の終了後に実行される、記録媒体を排出する排紙処理の開始前であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記所定のタイミングで前記蓄電手段に蓄電する蓄電量は、前記排紙処理に要する電力量および前記キャッピングに要する電力量を含むことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記所定のタイミングは、ジョブに基づいて記録する記録処理の開始前であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項6】
前記所定のタイミングで前記蓄電手段に蓄電する蓄電量は、前記記録処理に要する電力量、前記記録処理の終了後に実行される記録媒体を排出する排紙処理に要する電力量、および前記キャッピングに要する電力量を含むことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記排紙処理後に、前記記録手段において記録に寄与しないインクの吐出である予備吐出を実行し、
前記所定のタイミングで前記蓄電手段が蓄電する電力量はさらに、前記予備吐出に要する電力量を含むことを特徴とする請求項4または6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記所定のタイミングは、ジョブに基づいて記録する記録処理の実行中であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項9】
前記回復手段は、
前記記録手段においてインクを吐出するノズルが形成されたノズル面を保護するキャッピングを実行するキャップ部と、
前記キャップ部の内部を吸引して負圧にするメンテナンス部と、を含み、
前記制御手段は、
前記回復動作として、前記キャップ部による前記キャッピングと、前記キャッピングを行った状態で前記キャップ部の内部を負圧にして前記ノズルからインクを排出させる第1動作と、を実行し、
前記外部電源からの電力の供給が停止されると、前記蓄電手段の蓄電量に応じて前記キャッピングが優先的に実行されるように前記回復動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記蓄電手段の蓄電量に応じて前記キャッピングおよび前記第1動作を実行するときには、前記キャッピングを実行した後に、前記回復動作を実行することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
記録ヘッドからインクを吐出して記録する記録装置として、屋外などでの使用用途に対応するために、USBケーブルなどのインタフェースケーブルを介して外部装置などから電力供給を受けて動作する、携帯可能な記録装置が提案されている。
【0003】
特許文献1には、シーケンスを実行するタイミングで、外部電源からUSBケーブルを介して供給された電力を蓄電部に蓄電し、その後、蓄電した電力を利用して当該シーケンスを実行する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-205945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、こうした記録装置では、記録装置の移動などのタイミングで、ユーザが記録装置からインタフェースケーブルを抜去する。また、ユーザが意図しないタイミングでインタフェースケーブルが抜去されることもある。このため、USBケーブルを抜去するタイミングによっては、次に記録装置を起動して記録する際に、記録に種々の影響が生じる虞があった。
【0006】
具体的には、記録動作後には、ノズル面の保護のためのキャッピングや、ノズルからのインクの吐出特性の維持、回復のためのメンテナンス処理が行われる。しかしながら、記録動作中であることをユーザが認識できる排紙処理が終了後に、直ちにインタフェースケーブルが抜去されると、排紙処理後に実行されるキャッピングやメンテナンス処理のための充電が実行できず、これらの処理を実行できなくなる。これにより、記録ヘッドにおけるインクの吐出特性が低下する虞があった。
【0007】
また、記録動作中にインタフェースケーブルが抜去されると、記録装置は、記録装置における各部材の位置や記録媒体の位置などが、抜去のタイミングに応じて異なる不定状態となってしまう。このため、記録装置は、次回の起動時に、不定状態を回復するための初期化処理を実行する必要があり、記録可能な状態となるまでに時間を要してしまう。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、蓄電した電力により駆動可能な記録装置において、外部から給電されなくなっても、次回の起動時の記録への影響を低減することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明による記録装置の一実施形態は、外部電源と接続する接続手段と、前記接続手段を介して前記外部電源から供給される電力を蓄電する蓄電手段と、搬送手段により搬送される記録媒体に対してインクを吐出して記録する記録手段と、前記記録手段におけるインクの吐出特性を維持、回復する回復動作を実行する回復手段と、前記外部電源からの電力の供給が停止されると、前記蓄電手段の蓄電量に応じて前記回復動作を実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、蓄電した電力により駆動可能な記録装置において、外部から給電されなくなっても、次回の起動時の記録への影響を低減することできるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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