TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025061224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025004473,2020064366
出願日
2025-01-14,2020-03-31
発明の名称
車載機器、電子機器及び取付部材等
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
B60R
11/04 20060101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約
【課題】 放熱効果を高めた熱対策の技術を提供する。
【解決手段】 車載機器の一つであるドライブレコーダー10は、本体ケース13の第一ケース14側に取り付けた平板状のブラケット17を介してフロントガラス2に両面テープ19を用いて接着固定する。ブラケットは熱伝導樹脂で構成し、両面テープは熱伝導性両面テープを用いて形成する。これにより、本体ケース内にある電源回路等の熱加減から発する熱は、ブラケットから両面テープを経由してフロントガラスに伝達し、フロントガラスから車外に逃がすことができ、例えば駐車中で車内温度が高温になっている環境下でドライブレコーダーが動作しても、放熱できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
熱源を収納するケースと、
前記ケースを車両の所定の部位に取り付ける取付部と
を備え、
前記ケースには、前記ケースに前記取付部を装着した状態で前記取付部に対向する一部または全部のエリアに、開口部が設けられている
ことを特徴とする車載機器。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記ケースに前記取付部を装着した状態では、前記ケースの内部空間は、前記取付部に直接接触する
ことを特徴とする請求項1に記載の車載機器。
【請求項3】
前記ケースに前記取付部を装着した状態では、前記ケースの前記開口部は、前記取付部に覆われる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車載機器。
【請求項4】
前記ケースが前記所定の部位に取り付けられた状態では、前記ケースの前記開口部は、水平方向よりも上方に向けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車載機器。
【請求項5】
アンテナが設けられた基板が前記ケースに収納されており、
前記アンテナは、前記基板の前記開口部側の面に設けられている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車載機器。
【請求項6】
前記アンテナは、前記ケースに前記取付部を装着した状態における前記取付部と対向する位置に設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の車載機器。
【請求項7】
前記ケースのうち、前記アンテナが送信または受信する電磁波の経路となる部位は、電磁波を透過させる材料で形成されており、前記経路となる部位と異なる別の部位は、熱伝導材料で形成されている
ことを特徴とする請求項5に記載の車載機器。
【請求項8】
バッテリーが設けられた基板が前記ケースに収納されており、
前記バッテリーは、前記基板の前記開口部側の面に設けられている
ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の車載機器。
【請求項9】
前記取付部を前記所定の部位に固定させる固定部材を備えており、
前記固定部材は、クッション材を有しない両面テープである
ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の車載機器。
【請求項10】
前記両面テープは、フィルム基材の両面に熱伝導性を有する粘着剤が塗布されたものである
ことを特徴とする請求項9に記載の車載機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば車載機器、電子機器及び取付部材等に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1の要約の欄に、熱対策をした車載用カメラについて「筐体内には、筐体内部の熱を放熱するためのヒートシンクが配置されている。車載用カメラは、車両に対して、筐体の外面に設けられ、ヒートシンクの一方の端部と他方の端部との間に配置された取り付け部によって固定されている。ヒートシンクの一方の端部側には吸気口が設けられ、他方の端部側には、取り付け部を挟んで吸気口と対向するように排気口が設けられている」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-60073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
炎天下などにおける駐車中の車内温度は、例えば、80度を超える非常に高温になることがある。車内の空間はこのような高温の環境にもなり得る。よって、特許文献1に開示された車載用カメラでは、筐体内部の熱を十分に外部に排出することができないことがある。このため、放熱効果を高めた熱対策の技術が求められている。
【0005】
上述した課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、本発明は、必ずしも記載した課題の全てを解決できる必要はない。本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、この課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題も開示されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)熱源を収納するケースと、前記ケースを車両の所定の部位に取り付ける取付部とを備え、前記取付部は、前記熱源からの熱を前記所定の部位を伝達させる熱伝達路を有する車載機器が提供される。このようにすると、ケース内で熱源から発生した熱は、当該取付部が有する熱伝達路を経由して、車両における取付部位に伝達するので、車載機器の放熱効果を向上させることができる。また、ケースの取り付けに必要な取付部が、車載機器の外部への放熱を促す放熱部材としての機能を兼ねることができる。
【0007】
(2)熱伝導性を有し、前記取付部を前記所定の部位に固定させる固定部材を備え、前記取付部は、熱伝導材料を用いて形成されているとよい。このようにすると、ケース内で熱源から発生した熱は、取付部及びこの取付部を取付部位に固定させる固定部材とが有する熱伝達路を経由して、この取付部位に伝達するので、車載機器の放熱効果を向上させることができる。また、ケースの取り付けに必要な取付部及び固定部材が、車載機器の外部への放熱を促す放熱部材としての機能を兼ねることができる。
【0008】
(3)前記熱伝導材料は、熱伝導樹脂とするとよい。このようにすると、軽量かつ所望形状とすることが比較的容易な熱伝導樹脂を用いて、放熱部材としても機能する取付部を構成することができる。
【0009】
(4)前記取付部の表面の少なくとも一部に凹凸が形成されているとよい。このようにすると、取付部の表面積が増すので、取付部からの放熱をより促進する効果を期待することができる。
【0010】
(5)前記熱伝達路において、前記取付部の熱伝導率よりも前記固定部材の熱伝導率が高いとよい。このようにすると、取付部に伝わった熱がより固定部材に伝わりやすくなるので、車両の取付部位への放熱をより促進する効果を期待することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ユピテル
システム等
3日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
4日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
4日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム等
4日前
株式会社ユピテル
装置及びプログラム
3日前
株式会社ユピテル
装置及びプログラム等
3日前
株式会社ユピテル
システム及びプログラム
3日前
株式会社ユピテル
表示装置およびプログラム
2日前
株式会社ユピテル
システムおよびプログラム等
3日前
株式会社ユピテル
装置、車載機器およびシステム
3日前
株式会社ユピテル
システム、受信装置及びプログラム
3日前
株式会社ユピテル
車載機器、電子機器及び取付部材等
3日前
株式会社ユピテル
運転支援システム、情報生成方法、運転支援プログラム、及び生成プログラム
3日前
個人
飛行自動車
1か月前
日本精機株式会社
ケース
5日前
日本精機株式会社
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
アンチロール制御装置
19日前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
株式会社松華
懸架装置
1か月前
個人
ブレーキシステム
10日前
個人
ステージカー
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
9日前
個人
自走式立体型洗車場
27日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
12日前
マツダ株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る