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公開番号
2025061140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025003235,2023501716
出願日
2025-01-09,2021-02-24
発明の名称
音響システム
出願人
日本電信電話株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
1/40 20060101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】イヤホンやヘッドホンを用いることなく周囲のユーザに聴きとれない音を再生する、航空機や自動車などの座席を利用するユーザのための音響システムを提供する。
【解決手段】所定の音源の音響信号に基づく音を放音する正のスピーカユニットと音響信号と逆位相の音響信号に基づく音を放音する負のスピーカユニットとを含むスピーカユニットペアを少なくとも1つ含むスピーカシステムを含む音響システムであって、スピーカユニットペアは正面方向から見て最前に位置するスピーカユニットペアの正のスピーカユニットと負のスピーカユニットが隣り合うように構成され、スピーカユニットペアは開放型であり、音響信号に基づく音は正のスピーカユニットから、音響信号と逆位相の音響信号に基づく音は負のスピーカユニットから正面方向に放音され、スピーカユニットペアごとに可聴な領域が形成される、ウェアラブルな音響システムである。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の音源の音響信号に基づく音を放音するスピーカユニット(以下、正のスピーカユニットという)と前記音響信号と逆位相の音響信号に基づく音を放音するスピーカユニット(以下、負のスピーカユニットという)とを含むスピーカユニットペアを少なくとも1つ含むスピーカシステム
を含む音響システムであって、
前記スピーカユニットペアは、前記スピーカユニットペアの正面方向から見て最前に位置する前記スピーカユニットペアの正のスピーカユニットと負のスピーカユニットが隣り合うように構成され、
前記スピーカユニットペアは、開放型であり、
前記音響信号に基づく音は前記正のスピーカユニットから正面方向に放音され、前記音響信号と逆位相の音響信号に基づく音は前記負のスピーカユニットから正面方向に放音され、
前記スピーカユニットペアごとに可聴な領域が形成される、
ウェアラブルな音響システム。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の音響システムであって、
前記スピーカユニットペアの正のスピーカユニットと負のスピーカユニットは、音響特性が略同一のスピーカユニットである
ことを特徴とする音響システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機や自動車などの座席に設置されるオーディオシステムで利用することができる、音の再生技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザは、航空機内で映画や音楽を視聴するために、イヤホンやヘッドホンを利用していた(非特許文献1参照)。これは、スピーカを用いると、ユーザの周辺にまで再生音が届き、他のユーザの迷惑になるためである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
機内エンターテインメント/JALファーストクラス, [online],[令和3年2月1日検索],インターネット <URL: https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/first/entertainment/index.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、イヤホンやヘッドホンの装着は、ユーザにとってわずらわしさがある。また、髪型が乱れることなどを理由に、装着を好まないユーザもいる。装着による耳への圧迫を嫌うユーザもいる。さらには、イヤホンやヘッドホンの長時間の装着は、ユーザに聴き疲れを感じさせることもある。
【0005】
イヤホンやヘッドホンの装着を不要とするため、波面合成技術を用いて仮想の音場を合成することも考えられるが、この場合、大規模なスピーカアレイを準備する必要があり、現実的ではない。
【0006】
そこで本発明では、イヤホンやヘッドホンを用いることなく周囲のユーザに聴きとれない音を再生する、航空機や自動車などの座席を利用するユーザのための音響システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、所定の音源の音響信号に基づく音を放音するスピーカユニット(以下、正のスピーカユニットという)と前記音響信号と逆位相の音響信号に基づく音を放音するスピーカユニット(以下、負のスピーカユニットという)とを含むスピーカユニットペアを少なくとも1つ含むスピーカシステムを含む音響システムであって、前記スピーカユニットペアは、前記スピーカユニットペアの正面方向から見て最前に位置する前記スピーカユニットペアの正のスピーカユニットと負のスピーカユニットが隣り合うように構成され、前記スピーカユニットペアは、開放型であり、前記音響信号に基づく音は前記正のスピーカユニットから正面方向に放音され、前記音響信号と逆位相の音響信号に基づく音は前記負のスピーカユニットから正面方向に放音され、前記スピーカユニットペアごとに可聴な領域が形成される、ウェアラブルな音響システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ごく限られた狭い範囲でのみ聴きとることができる音を再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
スピーカから放音される音の指向性を説明するための図である。
スピーカユニットから放音される音の指向性を説明するための図である。
スピーカユニットペアから放音される音を説明するための図である。
スピーカユニットペアから放音される音の指向性を説明するための図である。
実験の様子(スピーカとマイクの位置関係)を示す図である。
実験の様子(スピーカユニットとマイクの位置関係)を示す図である。
実験の様子(スピーカユニットペアとマイクの位置関係)を示す図である。
実験の様子(その他の測定位置)を示す図である。
実験結果(条件1)を示す図である。
実験結果(条件2)を示す図である。
実験結果(条件3)を示す図である。
実験結果(条件4)を示す図である。
航空機の座席に設置された音響システムの一例を示す図である。
音響システム100の構成の一例を示すブロック図である。
スピーカユニットペアの構成の一例を示す図である。
スピーカユニットペアの構成の一例を示す図である。
スピーカユニットペアの構成の一例を示す図である。
スピーカユニットペアの構成の一例を示す図である。
スピーカユニットペアの構成の一例を示す図である。
スピーカユニットペアの構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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