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公開番号2025060418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024132097,2023170450
出願日2024-08-08,2023-09-29
発明の名称室内ユニット及びそれを備えた空気調和装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F24F 13/20 20060101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】冷媒の漏洩検知を迅速に行う。
【解決手段】室内ユニット(20)は、筐体(50)と、熱交換器(23)と、ファン(24)と、空気案内部材(70)と、通過部(75)と、冷媒センサ(60)と、を備える。筐体(50)は、吸込口(51)を有する。ファン(24)は、吸込口(51)から室内空気を吸い込んで熱交換器(23)へ送る。空気案内部材(70)は、ファン(24)に吸い込まれる室内空気を案内する。空気案内部材(70)は、筐体(50)の内部の空間を第1空間(77)及び第2空間(78)に区画する。第2空間(78)は、第1空間(77)に対して空気流の下流側にある。通過部(75)は、空気案内部材(70)に設けられる。通過部(75)は、第2空間(78)から第1空間(77)へ冷媒(R)を通過させる。冷媒センサ(60)は、通過部(75)における第1空間(77)の側に配置される。冷媒センサ(60)は、通過部(75)を通過した冷媒(R)を検知するように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吸込口(51)を有する筐体(50)と、
熱交換器(23)と、
前記吸込口から室内空気を吸い込んで前記熱交換器へ送るファン(24)と、
前記ファンに吸い込まれる前記室内空気を案内するものであって、前記筐体の内部の空間を第1空間(77)及び前記第1空間に対して空気流の下流側にある第2空間(78)に区画する空気案内部材(70)と、
前記空気案内部材に設けられ、前記第2空間から前記第1空間へ冷媒(R)を通過させる通過部(75)と、
前記通過部における前記第1空間の側に配置され、前記通過部を通過した前記冷媒を検知するように構成された冷媒センサ(60)と、
を備える、
天井埋込型の室内ユニット(20)。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記冷媒センサは、前記通過部の下方において上方を向くように配置されている、
請求項1に記載の室内ユニット。
【請求項3】
前記空気案内部材に隣接するとともに前記熱交換器の下端に対向するように配置されるドレンパン(73)、
をさらに備え、
前記ドレンパンの底部(73a)は、前記通過部の上端(75a)よりも低く位置する、
請求項2に記載の室内ユニット。
【請求項4】
前記通過部と前記冷媒センサとの隙間をシールするシール材(76)、
をさらに備える、
請求項2に記載の室内ユニット。
【請求項5】
前記吸込口に設けられるフィルタ(53)、
をさらに備える、
請求項1から4のいずれか1項に記載の室内ユニット。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか1項に記載の室内ユニット、
を備える、空気調和装置(100)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は空気調和装置に関し、特に、冷媒回路から漏洩した冷媒を検知するための冷媒センサを設けられた室内ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(国際公開公報WO2019-234902)には、天井に埋め込まれる室内ユニットが開示されている。この室内ユニットは、漏洩した冷媒を検知するための冷媒センサを有する。冷媒センサは、室内ユニットの吸込口の付近に配置されており、室内ユニットが吸い込んだ空気中に含まれる冷媒成分を検出する。この冷媒成分は、冷媒回路から漏洩した冷媒が一旦室内空間へ移動した後、室内空気によって希釈されたものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一旦室内空間を通過した漏洩冷媒が検知されるには時間がかかる。
【0004】
また、室内空間を通過せずに漏洩冷媒が検知されるためには、ベルマウスの外側にある冷媒回路から漏洩した冷媒が、ベルマウスの内側にある冷媒センサに到達することが必要である。しかし、空気より重い冷媒が使用されている場合、冷媒回路から漏洩した冷媒はベルマウスの高さを乗り越えて冷媒センサへ到達することを要するため、やはり検知には時間がかかる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点の室内ユニットは、天井埋込型のものである。室内ユニットは、筐体と、熱交換器と、ファンと、空気案内部材と、通過部と、冷媒センサと、を備える。筐体は、吸込口を有する。ファンは、吸込口から室内空気を吸い込んで熱交換器へ送る。空気案内部材は、ファンに吸い込まれる室内空気を案内する。空気案内部材は、筐体の内部の空間を第1空間及び第2空間に区画する。第2空間は、第1空間に対して空気流の下流側にある。通過部は、空気案内部材に設けられる。通過部は、第2空間から第1空間へ冷媒を通過させる。冷媒センサは、通過部における第1空間の側に配置される。冷媒センサは、通過部を通過した冷媒を検知するように構成されている。
【0006】
この構成によれば、熱交換器の付近に漏洩した冷媒は、通過部を通過することによって冷媒センサへ到達する。したがって、漏洩した冷媒が検知される際に、空気案内部材の上端を乗り越える必要がないので、冷媒漏洩が迅速に検知される。冷媒センサが交換しやすい位置に配置されているので、メンテナンスも容易である。
【0007】
第2観点の室内ユニットは、第1観点の室内ユニットであって、冷媒センサが、通過部の下方において上方を向くように配置されている。
【0008】
この構成によれば、漏洩した冷媒は、上方を向いている冷媒センサに向かって下降してくるので、冷媒漏洩の検知がより迅速に行われる。
【0009】
第3観点の室内ユニットは、第1観点又は第2観点の室内ユニットであって、ドレンパンをさらに備える。ドレンパンは、空気案内部材に隣接する。ドレンパンは、熱交換器の下端に対向するように配置される。ドレンパンの底部は、通過部の上端よりも低く位置する。
【0010】
この構成によれば、ドレンパンの底部は、通過部よりも低く位置している。したがって、ドレンパンのひび割れ時に底部付近から漏出するドレン水が通過部に達するおそれは少ないので、ドレン水によって冷媒センサが破損される事態が抑制される。
(【0011】以降は省略されています)

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