TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025060039
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170527
出願日
2023-09-29
発明の名称
電波制御体の連結構造、電波制御体、電波暗箱、切断治具、電波制御体の作成方法
出願人
積水化学工業株式会社
,
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H05K
9/00 20060101AFI20250403BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電波を確実に遮断する電波制御体の連結構造を提供する。
【解決手段】本発明は、電波を遮断する電波制御体11の異なる端部11a~11d同士を連結する、または、電波制御体11と他の電波制御体11との端部同士を連結する、電波制御体11の連結構造である。端部11a~11dの端縁11eは、電波制御体または他の電波制御体の、端部が延在する方向Xおよび互いに突き当たる方向Yに対して直交する方向からみて、凹凸に起伏し、連結される端部の端縁同士が互いに嵌まり合う波形である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
電波を遮断する電波制御体の異なる端部同士を連結する、または、前記電波制御体と他の電波制御体との端部同士を連結する、電波制御体の連結構造であって、
前記電波制御体または他の前記電波制御体の前記端部の端縁は、前記端部が延在する方向および互いに突き当たる方向に対して直交する方向からみて、凹凸に起伏し、連結される前記端部の端縁同士が互いに嵌まり合う波形である、電波制御体の連結構造。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
電波を遮断する電波制御体であって、
前記電波制御体の端部の端縁は、前記端部が延在する方向および互いに突き当たる方向に対して直交する方向からみて凹凸に起伏する波形である、電波制御体。
【請求項3】
前記電波制御体の端部は、同じ前記電波制御体の他の端部または他の電波制御体の端部と連結される、請求項2に記載の電波制御体。
【請求項4】
前記波形は直線により構成される、請求項2または3に記載の電波制御体。
【請求項5】
前記波形は、三角波、矩形波、多角形波のいずれかであり、
前記波形を構成する前記直線の長さは、前記壁が遮断する電波の半波長よりも短い、請求項4に記載の電波制御体。
【請求項6】
前記波形は曲線により構成される、請求項2または3に記載の電波制御体。
【請求項7】
前記波形が、半円状と反転した半円状とが交互に連続した波形の場合、半円の直径は前記壁が遮断する電波の半波長よりも短く、
前記波形が、半楕円状と反転した半楕円状とが交互に連続した波形である場合、半楕円の長径は前記壁が遮断する電波の半波長よりも短い、請求項6に記載の電波制御体。
【請求項8】
導電体を含む導電層と、導電層を保持する基材層と、導電層を保持する保護層と、前記導電層と前記保護層とを接着するための接着層とを有し、前記基材層、前記導電層、前記接着層、前記保護層の順に積層され、
前記導電層は、1または複数の線状の前記導電体により囲まれた導電体の無い領域が、所定の間隔を空けて周期的に配置されている、請求項2または3に記載の電波制御体。
【請求項9】
電波を遮断する壁から構成され、外部から電波遮蔽された内部空間を有し、
請求項2または3に記載の電波制御体を少なくとも一部の前記壁に備える、電波暗箱。
【請求項10】
電波を遮断する素材からなるシート状の電波制御体基材を切断して、請求項2または3に記載の電波制御体を作成するための切断治具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電波制御体の連結構造、電波制御体、電波制御体が用いられ外部から電波遮蔽された内部空間を有する電波暗箱、電波制御体の作成するための切断治具、電波制御体の作成方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
携帯電話などの無線端末は無線通信アンテナを備えており、このアンテナの送信電波の出力レベルや受信感度を測定して評価する性能試験を行う際には、外部の電波の影響を極力抑えるために電波暗箱が用いられる。電波暗箱は電波暗室、シールドボックス、シールドチャンバとも呼ばれる。例えば特許文献1に記載の電波暗箱は、電波の反射を抑制するために内壁に電波吸収体を有する筐体を備えている。筐体の前面部分は電波吸収体で構成された扉である。扉は、筐体の扉を除いた部分である筐体本体に蝶番によって回動可能に取り付けられている。筐体本体は金属板と金属板の内壁に取り付けられる電波吸収体とで構成されている。
【0003】
特許文献1に記載の発明においては、筐体本体に扉が取り付けられており、筐体本体と扉との間には隙間が生じる。筐体本体は前面が開口した直方体形状であり、扉は正面からみて筐体本体の開口を塞ぐ直方体である。筐体本体と扉との間に生じる隙間は側面や平面、底面からみて筐体本体および扉の縦方向、横方向に沿って直線状に延びる。電波暗箱が遮断する電波は横波であることから、電波はこの直線状の隙間を通って筐体本体の内部に侵入したり、また筐体本体から外部に漏れやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-119194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記した課題に着目してなされたものであり、電波が連結された電波制御体の間に生じる隙間を通ることを防ぎ、電波を確実に遮断するための電波制御体の連結構造、電波制御体、電波暗箱、切断治具、電波制御体の作成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0007】
項1:電波を遮断する電波制御体の異なる端部同士を連結する、または、前記電波制御体と他の電波制御体との端部同士を連結する、電波制御体の連結構造であって、
前記端部の端縁は、前記電波制御体または他の前記電波制御体の、前記端部が延在する方向および互いに突き当たる方向に対して直交する方向からみて、凹凸に起伏し、連結される前記端部の端縁同士が互いに嵌まり合う波形である、電波制御体の連結構造。
【0008】
項2:電波を遮断する電波制御体であって、
前記電波制御体の端部の端縁は、前記端部が延在する方向および互いに突き当たる方向に対して直交する方向からみて、凹凸に起伏する波形である、電波制御体。
【0009】
項3:前記電波制御体の端部は、同じ前記電波制御体の他の端部または他の電波制御体の端部と連結される、項2に記載の電波制御体。
【0010】
項4:前記波形は直線により構成される、項2または3に記載の電波制御体。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
放電器
17日前
個人
静電気排除専用ノズル。
23日前
愛知電機株式会社
盤フレーム
11日前
株式会社遠藤照明
照明システム
25日前
個人
day & night.
22日前
個人
静電気除去具
12日前
住友ベークライト株式会社
基板
1か月前
富士電子工業株式会社
判定方法
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
愛知電機株式会社
ブッシングの取付金具
1か月前
株式会社JVCケンウッド
処理装置
11日前
個人
電波吸収体の製造方法および電波吸収体
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
29日前
株式会社国際電気
取っ手付き機器
18日前
株式会社デンソー
電子装置
1か月前
富士通株式会社
コネクタの取り外し方法
1か月前
富士電機株式会社
フレーム連結構造
2日前
株式会社クラベ
コード状ヒータとヒータユニット
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
9日前
株式会社遠藤照明
照明システム及び照明制御装置
25日前
学校法人金沢工業大学
マイクロ波加熱装置
1か月前
個人
電熱床板に用いる発熱構造
1か月前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
9日前
矢崎総業株式会社
導体冷却構造
17日前
株式会社デンソー
電子制御装置
1か月前
株式会社デンソー
電子制御装置
1か月前
矢崎総業株式会社
照明制御装置
1か月前
株式会社デンソー
電子制御装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
基板の製造方法
10日前
株式会社竹中工務店
投影用視認性制御システム
1か月前
三菱重工業株式会社
加熱デバイス
25日前
株式会社東芝
電子部品及び電子装置
26日前
株式会社トクヤマ
窒化ケイ素焼結基板及びその製造方法
1か月前
株式会社東京精密
コントローラ
1か月前
新電元工業株式会社
制御回路及び電源装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
電子機器
9日前
続きを見る
他の特許を見る