TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025059743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170028
出願日2023-09-29
発明の名称ブレーキ機構及び回転システム
出願人株式会社不二越
代理人個人,個人
主分類F16D 65/847 20060101AFI20250403BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】高効率で回転機構の放熱ができるブレーキ機構を提供する。
【解決手段】ブレーキ機構は、回転機構が有する回転軸の先端側の方向に設けられ、電磁石を有する固定子と、回転機構と固定子の間の位置で回転軸に取り付けられ、回転軸の軸方向に対して傾斜する方向に気体の流路が形成されている回転子と、電磁石の通電状態に応じて回転軸の軸方向に進退することによって、前記回転子に対する押圧及び押圧の解除を行う制動部とを備える。
【選択図】図3A


特許請求の範囲【請求項1】
回転機構が有する回転軸の先端側の方向に設けられ、電磁石を有する固定子と、
前記回転機構と前記固定子の間の位置で前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する方向に気体の流路が形成されている回転子と、
前記電磁石の通電状態に応じて前記回転軸の軸方向に進退することによって、前記回転子に対する押圧及び前記押圧の解除を行う制動部と、
を備えるブレーキ機構。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記流路は、前記傾斜する方向に延びるように前記固定子側の面に形成される少なくとも1つの孔である、
ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ機構。
【請求項3】
前記回転子は、環状に形成されている環状板部が前記固定子側の面上の外周に設けられており、
前記制動部は、前記環状板部を押圧することによって前記回転子に対する前記押圧を行い、
前記流路は、前記固定子側の面における開口が前記環状板部の内側に設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ機構。
【請求項4】
前記流路は、それぞれ開口の配置が前記固定子側の面上において環状になるように複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか一項に記載のブレーキ機構。
【請求項5】
回転軸に沿って回転する回転機構と、
前記回転軸の先端側の方向に設けられ電磁石を有する固定子、前記回転機構と前記固定子の間の位置で前記回転軸に取り付けられ前記回転軸の軸方向に対して傾斜する方向に気体の流路が形成されている回転子、及び前記電磁石の通電状態に応じて前記回転軸の軸方向に進退することによって前記回転子に対する押圧又は該押圧の解除を行う制動部を有するブレーキ機構と、
を備える回転システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキ機構及び回転システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、回転システムにおける原動機などの回転機構が回転する際に発生する発熱を放熱するための機構が知られている。
【0003】
これに関し、特許文献1には、原動機の内部に設けられる回転子が回転軸、回転軸の外周に固定接続されているファン及びファンの外周に接続されている磁性体を有しており、回転子の回転に応じて原動機の内部に発生する空気流によって原動機を放熱させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-300763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、原動機自体の構成を変更する必要があるため、既存の原動機を使用できずコストが増加してしまうという問題があった。また、特許文献1に記載の技術では、原動機などの回転機構の回転を制動するためのブレーキ機構を設けることが想定されておらず、ブレーキ機構が設けられた場合において効率的に回転機構の放熱ができないという問題があった。
【0006】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高効率で回転機構の放熱ができるブレーキ機構及び回転システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のブレーキ機構は、回転機構が有する回転軸の先端側の方向に設けられ、電磁石を有する固定子と、前記回転機構と前記固定子の間の位置で前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する方向に気体の流路が形成されている回転子と、前記電磁石の通電状態に応じて前記回転軸の軸方向に進退することによって、前記回転子に対する押圧及び前記押圧の解除を行う制動部とを備える。
【0008】
また、前記流路は、傾斜する方向に延びるように前記固定子側の面に形成される少なくとも1つの孔である。
【0009】
また、前記回転子は、環状に形成されている環状板部が前記固定子側の面上の外周に設けられており、前記制動部は、前記環状板部を押圧することによって前記回転子に対する前記押圧を行い、前記流路は、前記固定子側の面における開口が前記環状板部の内側に設けられる。
【0010】
また、前記流路は、それぞれ開口の配置が前記固定子側の面上において環状になるように複数設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社不二越
ドリル
今日
株式会社不二越
射出成形機
6日前
株式会社不二越
射出成形機
7日前
株式会社不二越
金属製保持器
4日前
株式会社不二越
金属製保持器
4日前
株式会社不二越
二段圧力制御弁
10日前
株式会社不二越
電食防止軸受構造
5日前
株式会社不二越
管用テーパタップ
6日前
株式会社不二越
組立式スカイビングカッタ
7日前
株式会社不二越
ブレーキ機構及び回転システム
4日前
株式会社不二越
ロボットの教示システム及び教示方法
4日前
株式会社不二越
学習処理装置及び学習処理プログラム
10日前
個人
流路体
2か月前
個人
クラッチ装置
2か月前
個人
免震留具
4か月前
個人
トーションバー
10日前
個人
ボルトナットセット
24日前
個人
回転式配管用支持具
1か月前
個人
固着具と成形品部材
2か月前
株式会社アイシン
駆動装置
2か月前
株式会社オンダ製作所
継手
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
1か月前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
株式会社三協丸筒
枠体
17日前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
個人
ベルトテンショナ
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
株式会社ナベル
直動機構
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
2か月前
矢崎化工株式会社
連結具
3か月前
株式会社ナジコ
自在継手
2か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
6日前
個人
固着具と固着具の固定方法
2か月前
続きを見る