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公開番号2025079097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191546
出願日2023-11-09
発明の名称産業用制御装置及び産業用制御装置の制御方法
出願人株式会社不二越
代理人個人,個人
主分類H02H 3/087 20060101AFI20250514BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コストを低減できる産業用制御装置を提供する。
【解決手段】産業用制御装置は、制御信号を生成する信号生成部と、制御信号に基づいて両端の間の開放及び短絡が制御される出力制御素子と、出力制御素子の両端のうちの一端に接続される電流経路と、電流経路において出力制御素子の両端のうちの他端から一端に向かう方向に流れる電流値を測定する測定部と、測定部が測定した電流値が所定値以上である場合に出力制御素子における異常を検出したと判定する判定部と、出力制御素子の電気特性に基づいて予め定められた所定時間のパルス幅を制御信号が有するように信号生成部の動作を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御信号を生成する信号生成部と、
前記制御信号に基づいて両端の間の開放及び短絡が制御される出力制御素子と、
前記出力制御素子の前記両端のうちの一端に接続される電流経路と、
前記電流経路において、前記出力制御素子の前記両端のうちの他端から前記一端に向かう方向に流れる電流値を測定する測定部と、
前記測定部が測定した前記電流値が所定値以上である場合に、前記出力制御素子における異常を検出したと判定する判定部と、
前記出力制御素子の電気特性に基づいて予め定められた所定時間のパルス幅を前記制御信号が有するように前記信号生成部の動作を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする産業用制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記出力制御素子は、複数設けられており、
複数の前記出力制御素子のうち一の出力制御素子を選択する選択部をさらに備え、
前記電流経路は、複数の前記出力制御素子における前記一端に接続され、
前記制御部は、前記選択部が前記出力制御素子のそれぞれを順番に選択するように前記選択部の動作を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の産業用制御装置。
【請求項3】
前記異常の検出の有無、及び前記異常が検出された場合にいずれの前記出力制御素子に関して前記異常が検出されたか否かを示す情報を操作者に通知する通知部をさらに備え、
前記制御部は、前記判定部が前記異常を検出したと判定した場合、前記選択部が選択している出力制御素子において前記異常が検出されたことを示す情報を前記通知部に伝達する、
ことを特徴とする請求項2に記載の産業用制御装置。
【請求項4】
前記出力制御素子は、トランジスタであり、
前記電気特性は、前記出力制御素子に関するパルス入力時における最大定格電流である、
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか一項に記載の産業用制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記出力制御素子の前記他端に接続される駆動装置を動作させるための第1動作モードとは異なる動作モードである前記出力制御素子及び前記駆動装置の接続状態を検査するための第2動作モードを有し、前記第2動作モードにおいて、前記出力制御素子の電気特性に基づいて予め定められた所定時間のパルス幅を前記制御信号が有するように前記信号生成部の動作を制御する、
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか一項に記載の産業用制御装置。
【請求項6】
出力制御素子の電気特性に基づいて予め定められた所定時間のパルス幅を有するように制御信号を生成することと、
前記制御信号に基づいて前記出力制御素子の両端の間の開放及び短絡を制御することと、
前記出力制御素子の前記両端のうちの一端に接続される電流経路において、前記両端のうちの他端から前記一端に向かう方向に流れる電流値を測定することと、
測定した電流値が所定値以上である場合に、前記出力制御素子における異常を検出したと判定することと、
を含む産業用制御装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、産業用制御装置及び産業用制御装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、過電流を検出した際に電流を遮断する機能を備えた産業用制御装置が知られている。
【0003】
これに関し、特許文献1に、スイッチング素子に過電流遮断素子及び過電流検出回路が直列接続されており、過電流遮断素子に過電流が流れた場合において、過電流遮断素子による電流遮断及びスイッチング素子をオフにすることによる電流遮断の両方を行う装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-12923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、スイッチング素子毎に過電流遮断素子を設ける必要があるため、装置のコストを低減できずまた小型化できないという問題があった。
【0006】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを低減できる産業用制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の産業用制御装置は、制御信号を生成する信号生成部と、前記制御信号に基づいて両端の間の開放及び短絡が制御される出力制御素子と、前記出力制御素子の前記両端のうちの一端に接続される電流経路と、前記電流経路において、前記出力制御素子の前記両端のうちの他端から前記一端に向かう方向に流れる電流値を測定する測定部と、前記測定部が測定した前記電流値が所定値以上である場合に、前記出力制御素子における異常を検出したと判定する判定部と、前記出力制御素子の電気特性に基づいて予め定められた所定時間のパルス幅を前記制御信号が有するように前記信号生成部の動作を制御する制御部と、を備える。
【0008】
また、前記出力制御素子は、複数設けられており、複数の前記出力制御素子のうち一の出力制御素子を選択する選択部をさらに備え、前記電流経路は、複数の前記出力制御素子における前記一端に接続され、前記制御部は、前記選択部が前記出力制御素子のそれぞれを順番に選択するように前記選択部の動作を制御する。
【0009】
また、前記制御部は、前記異常の検出の有無、及び前記異常が検出された場合にいずれの前記出力制御素子に関して前記異常が検出されたか否かを示す情報を操作者に通知する通知部をさらに備え、前記制御部は、前記判定部が前記異常を検出したと判定した場合、前記選択部が選択している出力制御素子において前記異常が検出されたことを示す情報を前記通知部に伝達する。
【0010】
また、前記出力制御素子は、トランジスタであり、前記電気特性は、前記出力制御素子に関するパルス入力時における最大定格電流である。
(【0011】以降は省略されています)

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