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公開番号
2025058824
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024004847
出願日
2024-01-16
発明の名称
乗物用内装システム
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員に対して乗物の進行方向を直感的に感じさせることが可能な乗物用内装システムを提供する。
【解決手段】乗物用内装システムSは、乗物Vに設けられる内装部材Sと、内装部材Sに設けられる電動装置5と、乗員Hが保持可能なクッション体Csと、クッション体Csに設けられる可動部22と、電動装置5及び可動部22と通信して制御する制御部10と、制御部10と接続し、乗物の進行方向を取得する進行方向取得部12と、を備え、制御部10は、進行方向取得部12が取得した乗物Vの進行方向に基づいて、電動装置5と可動部22とを連動して動作させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物に設けられる内装部材と、
前記内装部材に設けられる電動装置と、
乗員が保持可能なクッション体と、
該クッション体に設けられる可動部と、
前記電動装置及び前記可動部と通信して制御する制御部と、
該制御部と接続し、前記乗物の進行方向を取得する進行方向取得部と、を備え、
前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した前記乗物の前記進行方向に基づいて、前記電動装置と前記可動部とを連動して動作させることを特徴とする乗物用内装システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記可動部と前記電動装置とは、それぞれ振動体で構成され、
前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した前記乗物の前記進行方向に基づいて、前記可動部と前記電動装置とを連動して動作させることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装システム。
【請求項3】
前記進行方向取得部は、前記乗物が左方向又は右方向に進行するときの加速度を取得可能であり、
前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した加速度に基づいて、前記可動部と前記電動装置とのそれぞれに設けられた前記振動体の振動動作を変更することを特徴とする請求項2に記載の乗物用内装システム。
【請求項4】
前記可動部及び前記電動装置は、並んで配置される複数の前記振動体から構成されており、
前記制御部は、前記進行方向取得部により右方向の進行が取得された場合、前記乗員にとって左側に位置する前記振動体から右側に位置する前記振動体に順番に振動させて、前記乗物が右方向に移動することを通知する右方向通知動作を行い、
前記進行方向取得部により左方向の進行が取得された場合、前記乗員にとって右側に位置する前記振動体から左側に位置する前記振動体に順番に振動させて、前記乗物が左方向に移動することを通知する左方向通知動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の乗物用内装システム。
【請求項5】
前記可動部及び前記電動装置は、膨縮可能な袋体で構成されており、
前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した前記乗物の前記進行方向に基づいて、前記可動部と前記電動装置とを連動して動作させることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装システム。
【請求項6】
前記進行方向取得部は、前記乗物が左方向又は右方向に進行するときの加速度を取得可能であり、
前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した加速度に基づいて、前記可動部と前記電動装置とのそれぞれに設けられた前記袋体の膨縮動作を変更することを特徴とする請求項5に記載の乗物用内装システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記進行方向取得部が左方向の前記進行方向を取得した場合、前記乗員が左向きの姿勢になるように、前記クッション体の前記袋体により前記クッション体の形状を変更し、前記電動装置の前記袋体により前記内装部材の形状を変更する左方向姿勢変更動作を行い、
前記制御部は、前記進行方向取得部が右方向の前記進行方向を取得した場合、前記乗員が右向きの姿勢になるように、前記クッション体の前記袋体により前記クッション体の形状を変更し、前記電動装置の前記袋体により前記内装部材の形状を変更する右方向姿勢変更動作を行うことを特徴とする請求項6に記載の乗物用内装システム。
【請求項8】
前記乗員の姿勢を検知する姿勢検知部を備え、
前記制御部は、前記姿勢検知部が取得した前記乗員の姿勢情報に基づいて、前記クッション体の前記可動部の動作と、前記内装部材の前記電動装置の動作とを変更することを特徴する請求項1に記載の乗物用内装システム。
【請求項9】
前記クッション体は、前記内装部材の一部に取付け及び取外し可能に設けられており、
前記制御部は、前記クッション体が前記内装部材に取付けられている場合、前記クッション体を前記内装部材と連動して動作させないことを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装システム。
【請求項10】
前記乗物の周囲の情報を取得する外部情報取得部と、該外部情報取得部から取得した情報を基に、前記乗物の衝突と衝突予測方向とを予知する衝突予知部とを備え、
前記制御部は、前記衝突予知部が前記乗物の衝突を予知した場合、前記衝突予知部が予知した前記衝突予測方向に基づいて、前記内装部材の前記電動装置と前記クッション体の前記可動部とを動作させ、前記乗員に前記衝突予測方向を通知することを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は乗物用内装システムに係り、特に、電動装置を有する内装部材を備えた乗物用内装システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、乗物酔いを抑制するために、乗物用シートに設けられた電動装置の動作を、乗物の進行方向や加速度に応じて変更することが知られている。特許文献1には、カーナビゲーション装置により自車両の進行方向を検出し、検出した進行方向に合わせて、シートバックに設けられた複数のアクチュエータ(振動体)を、触覚を付与する位置が移動するように動作させることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-115553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の車両用シートでは、シートバックに設けられたアクチュエータによる動作により背中側から通知されるのみであり、車両の進行方向を直感的に感じ難いという課題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、乗員に対して乗物の進行方向を直感的に感じさせることが可能な乗物用内装システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、本発明の乗物用内装システムによれば、乗物に設けられる内装部材と、前記内装部材に設けられる電動装置と、乗員が保持可能なクッション体と、該クッション体に設けられる可動部と、前記電動装置及び前記可動部と通信して制御する制御部と、該制御部と接続し、前記乗物の進行方向を取得する進行方向取得部と、を備え、前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した前記乗物の前記進行方向に基づいて、前記内装部材の前記電動装置と前記クッション体の前記可動部とを連動して動作させることにより解決される。
【0007】
制御部が、乗物の進行方向に基づいて、クッション体の可動部と電動装置とを連動して動作させることにより、乗員に対して二方向(例えば胸側と背中側)から乗物の進行方向を直感的に感じさせることができ、それにより、例えば乗物の酔いを抑制可能な乗物用内装システムを提供することができる。
【0008】
また、上記の構成において、前記可動部と前記電動装置とは、それぞれ振動体で構成され、前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した前記乗物の前記進行方向に基づいて、前記可動部と前記電動装置とを連動して動作させるとよい。
振動体により進行方向を通知することにより、乗員は触覚により直感的に進行方向を感じることができ、それにより、例えば乗物酔いを抑制することができる。
【0009】
また、上記の構成において、前記進行方向取得部は、前記乗物が左方向又は右方向に進行するときの加速度を取得可能であり、前記制御部は、前記進行方向取得部が取得した加速度に基づいて、前記可動部と前記電動装置とのそれぞれに設けられた前記振動体の振動動作を変更するとよい。
進行方向及び加速度に基づいて振動体の振動動作を変更することで、乗員の姿勢変更を促進させることができ、乗物酔いを抑制する効果を高めることができる。
【0010】
また、上記の構成において、前記可動部及び前記電動装置は、並んで配置される複数の前記振動体から構成されており、前記制御部は、前記進行方向取得部により右方向の進行が取得された場合、前記乗員にとって左側に位置する前記振動体から右側に位置する前記振動体に順番に振動させて、前記乗物が右方向に移動することを通知する右方向通知動作を行い、前記進行方向取得部により左方向の進行が取得された場合、前記乗員にとって右側に位置する前記振動体から左側に位置する前記振動体に順番に振動させて、前記乗物が左方向に移動することを通知する左方向通知動作を行うとよい。
振動体を順番に振動させて進行方向を通知することで、乗員の触覚により直感的に進行方向を感じることができ、乗物酔いを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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