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公開番号2025058792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023178509
出願日2023-09-27
発明の名称
出願人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
代理人
主分類A45C 13/02 20060101AFI20250401BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】 内ポケットを複数並べて設けてある鞄において、内ポケットを識別しやすくする。それぞれの内ポケットに、材質の異なる構成材を用いることにより、触覚にて識別可能に構成する、あるいはそれぞれの内ポケットに、異なる触覚を付与する加工を行った構成材を用いることにより、触覚にて識別可能にする。
【解決手段】 複数の内ポケットを、材質または加工方法の異なる構成材を用いて作成することにより、触覚にて識別可能に構成した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内ポケットを複数並べて設けてある鞄であって、
複数の内ポケットを触覚にて識別可能に構成した鞄。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1に記載の鞄であって、
それぞれの内ポケットに、材質の異なる構成材を用いることにより、触覚にて識別可能に構成した鞄。
【請求項3】
請求項1または2に記載の鞄であって、
それぞれの内ポケットに、異なる触感を付与する加工を行った構成材を用いることにより、触覚にて識別可能に構成した鞄。
【請求項4】
請求項2に記載の鞄であって、
構成材として、異なる種類の革材を用いて、それぞれ触覚にて識別可能に構成した鞄。
【請求項5】
請求項3に記載の鞄であって、
構成材として、革材に異なる加工を行い、それぞれ触覚にて識別可能に構成した鞄。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞄に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来鞄は、視覚的健常者(晴眼者:目が見える者)の使用を想定して設計されており、鞄の持ち手、収容部の構造が設計されており、内ポケットについても視覚的に区別できることを前提に設ける位置や数がデザインされている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、このように設計された鞄は、必ずしも視覚障がい者(目が見えない者・見えにくい者)にとって使いやすい設計とはなっていなかった。
具体的には、視覚障がい者は、似たような形状の内ポケットが、複数並べて設けられている場合、どの内ポケットに何が入っているのかを判別するのに手間がかかるものであった。さらに具体的には、視覚障がい者は、鞄の出し入れ口から手探りで内ポケットを探し当て、ポケットに手を入れることで、初めてその内ポケットが自分の探していた内ポケットであるかどうかを判別する。そのため、複数のポケットを的確に探し出すには、手間がかかり、熟練を要するものとなっていた。
また、ある程度内ポケットの位置を手探りで見いだせるようになっていても、使用状態によって鞄が変形し、鞄の出し入れ口と内ポケットとの相対位置が変わり、目的とする内ポケットの位置を正しく把握することが困難になる場合があった。
このような状況は、布製や軟質な合成皮革製の鞄に多く見られるが、比較的形状の固定された皮製の鞄であっても多かれ少なかれ発生する状況である。
また、別の側面として、複数の内ポケットに収納する物品を決め、携行する物品の存否を確認容易にする観点から、その複数の内ポケットを使い分ける場合、内ポケットを容易に正しく判別することが求められ、これができて初めて携行物品の整理整頓ができ、存否の確認が確実に行える。
【0004】
そこで、本発明の目的は、内ポケットを複数並べて設けてある鞄であって、視覚障がい者であっても、複数並べて設けた内ポケットを、容易に識別できる鞄を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を解決するための本発明の特徴構成は、内ポケットを複数並べて設けてある鞄であって、複数の内ポケットを視覚障がい者に優位な感覚である触覚にて識別可能に構成した点にある。
【0006】
より具体的には、それぞれの内ポケットに、材質の異なる構成材を用いることにより、触覚にて識別可能に構成しても良く、
それぞれの内ポケットに、異なる触覚を付与する加工を行った構成材を用いることにより、触覚にて識別可能に構成してもよい。
【0007】
また、材質の異なる構成材としては布、フィルム、合成皮革、革のように、材質として触覚で区別可能なものを用いることができる。また、同じ材質の構成材として革を選択したとしても、異なる種類の革材を用いて、それぞれ触覚にて識別可能に構成したり、革材に異なる加工を行い、それぞれ触覚にて識別可能に構成したりすることにより、それぞれ触覚にて識別可能に構成することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、視覚障がい者であっても触覚によって鞄への物の収納や取り出しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
鞄の出し入れ口を開けた状態における、内ポケットの配置を示す図
内ポケットの拡大図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の鞄として、図1に、いわゆるバックパックと呼ばれる背負い鞄を示す。以下、バックパックを例に本発明の実施の形態を説明するが、パックパックは本発明の一例であり、ハンドバッグ、ショルダーバッグ等、種々の鞄に適用されうるべきものであって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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