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公開番号2025058490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168458
出願日2023-09-28
発明の名称ロータ、および回転電機、および駆動装置
出願人ニデック株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 1/28 20060101AFI20250402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】シャフトとロータコアとの組み付け時のコンタミの発生を抑制できるロータを提供する。
【解決手段】本発明のロータ20の一つの態様は、中心軸線回りに回転可能なロータであって、中心軸線に沿って延びるシャフト21と、シャフトが挿入される環状のロータコア24と、ロータコアの軸方向一方側にシャフトに設けられるキャップ60と、を備え、キャップは、シャフトを径方向外側から囲みロータコアの軸方向一方側を向く端面に接触する対向部40と、対向部の軸方向一方側に位置するカバー部5bと、を有し、対向部の内周面とシャフトの外周面との間には隙間Gが設けられ、カバー部は、隙間を軸方向一方側から覆う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
中心軸線回りに回転可能なロータであって、
中心軸線に沿って延びるシャフトと、
前記シャフトが挿入される環状のロータコアと、
前記ロータコアの軸方向一方側に位置し前記シャフトに設けられるキャップと、を備え、
前記キャップは、
前記シャフトを径方向外側から囲み前記ロータコアの軸方向一方側を向く端面に接触する対向部と、
前記対向部の軸方向一方側に位置するカバー部と、を有し、
前記対向部の内周面と前記シャフトの外周面との間には隙間が設けられ、
前記カバー部は、前記隙間を軸方向一方側から覆う、
ロータ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記シャフトは、前記ロータコアの内周面に圧入される、
請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記シャフトの外周面であって、前記ロータコアの内周面と対向する部分には、溝部が設けられる、
請求項2に記載のロータ。
【請求項4】
前記キャップは、
前記シャフトに固定される固定部材と、
軸方向において前記固定部材と前記ロータコアの間に位置し、前記シャフトが挿通される第1孔部を有する対向部材と、を有し、
前記対向部材は、前記対向部を有し、
前記固定部材は、前記カバー部を有する、
請求項1に記載のロータ。
【請求項5】
前記固定部材は、前記シャフトが挿通される第2孔部を有し、
前記シャフトは、前記第2孔部の内周面に圧入され、
前記シャフトの外周面であって、前記第2孔部の内周面と対向する部分には、溝部が設けられる、
請求項4に記載のロータ。
【請求項6】
前記固定部材は、
前記中心軸線を中心とする筒状の筒部と、
前記筒部の軸方向他方側の端部から径方向外側に突出し、周方向に延びる前記カバー部と、を有する、
請求項4に記載のロータ。
【請求項7】
前記シャフトは、
前記ロータコアの内周面と対向する第1外周面と、
前記対向部の内周面と対向し前記第1外周面よりも外径が小さい第2外周面と、
前記第1外周面と前記第2外周面とを繋ぐ外周段差面と、を有する、
請求項1に記載のロータ。
【請求項8】
前記対向部は、
第1内周面と、
前記第1内周面よりも軸方向一方側に位置し前記第1内周面よりも内径の小さい第2内周面と、
前記第1内周面と前記第2内周面とを繋ぐ内周段差面と、を有する、
請求項1に記載のロータ。
【請求項9】
前記シャフトは、
前記ロータコアの内周面と対向する第1外周面と、
前記第1外周面よりも軸方向一方側に位置し前記第1外周面よりも外径が小さい第2外周面と、
前記第1外周面と前記第2外周面とを繋ぐ外周段差面と、を有し、
前記対向部は、
第1内周面と、
前記第1内周面よりも軸方向一方側に位置し前記第1内周面よりも内径が小さい第2内周面と、
前記第1内周面と前記第2内周面とを繋ぐ内周段差面と、を有し、
前記第2外周面と前記第1内周面とは、前記隙間を介し径方向に対向する、
請求項1に記載のロータ。
【請求項10】
前記隙間は、周方向に沿って環状に延びる、
請求項1~9の何れか一項に記載のロータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータ、および回転電機、および駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
回転電機において、互いに固定されたシャフトおよびロータコアを有するロータが知られている。シャフトとロータコアとの締結構造としては、キー嵌合により固定される構造および圧入により固定される構造等が知られている。例えば、特許文献1には、シャフトとロータコアとをキー嵌合させる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-259689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロータコアに設けられる貫通孔にシャフトを挿入する場合、シャフトをロータコアに組み付ける際の両者の接触によってコンタミ(コンタミネーション、contamination)が生じる場合がある。このため、挿入後にコンタミ除去のための後処理が必要になるなど製造工程が煩雑化する。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、シャフトとロータコアとの組み付け時のコンタミの発生を抑制できるロータ、および回転電機、および駆動装置の提供を目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のロータの一つの態様は、中心軸線回りに回転可能なロータであって、中心軸線に沿って延びるシャフトと、前記シャフトが挿入される環状のロータコアと、前記ロータコアの軸方向一方側に前記シャフトに設けられるキャップと、を備え、前記キャップは、前記シャフトを径方向外側から囲み前記ロータコアの軸方向一方側を向く端面に接触する対向部と、前記対向部の軸方向一方側に位置するカバー部と、を有し、前記対向部の内周面と前記シャフトの外周面との間には隙間が設けられ、前記カバー部は、前記隙間を軸方向一方側から覆う。
【0007】
本発明の回転電機の一つの態様は、上述のロータと、前記ロータを径方向外側から囲むステータと、を有する。
【0008】
本発明の駆動装置の一つの態様は、上述の回転電機と、前記回転電機の動力を伝達する動力伝達機構と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一つの態様によれば、シャフトとロータコアとの組み付け時のコンタミの発生を抑制できるロータ、および回転電機、および駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態の駆動装置の概念図である。
図2は、実施形態のシャフトの斜視図である。
図3は、実施形態のキャップの分解斜視図である。
図4は、実施形態のキャップの斜視図である。
図5は、図1に示す領域Vに対応する部分の断面拡大図である。
図6は、変形例1のロータの部分断面図である。
図7は、変形例2のロータの部分断面図である。
図8は、変形例3のロータの部分断面図である。
図9は、変形例4のロータの部分断面図である。
図10は、変形例5のロータの部分断面図である。
図11は、変形例6の対向部およびシャフトの断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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