TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025060783
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024226561,2023206561
出願日
2024-12-23,2019-11-08
発明の名称
モータユニット
出願人
ニデック株式会社
代理人
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】全体の小型化を図ることができるモータユニットを提供する。
【解決手段】モータユニットの一つの態様は、水平方向に延びるモータ軸を中心として回転するロータ20およびロータの径方向外側に位置するステータ30を有するモータ2と、モータを収容する収容空間を有するハウジング6と、収容空間内においてオイルを循環させモータを冷却する油路と、モータ軸の軸方向一方側においてロータのシャフトに接続されるギヤ部と、を備え、ハウジングは、モータを収容するモータ室が内部に設けられたモータ収容部6aと、ギヤ部を収容するギヤ室が内部に設けられたギヤ収容部と、を備え、ギヤ収容部は、軸方向から見てモータ収容部から径方向外側に張り出す張出部を有し、油路の経路中には、クーラーが設けられ、軸方向から見て、クーラーの少なくとも一部は張出部に重なる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延びるモータ軸を中心として回転するロータおよび前記ロータの径方向外側に位置するステータを有するモータと、
前記モータを収容する収容空間を有するハウジングと、
前記収容空間内においてオイルを循環させ前記モータを冷却する油路と、
前記モータ軸の軸方向一方側において前記ロータのシャフトに接続されるギヤ部と、を備え、
前記ハウジングは、
前記モータを収容するモータ室が内部に設けられたモータ収容部と、
前記ギヤ部を収容するギヤ室が内部に設けられたギヤ収容部と、
を有し、
前記ギヤ収容部は、軸方向から見て前記モータ収容部から径方向外側に張り出す張出部を有し、
前記油路の経路中には、クーラーが設けられ、
軸方向から見て、前記クーラーの少なくとも一部は前記張出部に重なる、
モータユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ギヤ部は、複数のギヤを有し、
前記クーラーは、前記複数のギヤの少なくとも一つと軸方向に重なる、請求項1に記載のモータユニット。
【請求項3】
前記複数のギヤは、
前記モータ軸を中心に回転可能なギヤと、
前記モータ軸と平行な回転軸を中心として回転可能なギヤと、を含み、
前記モータ軸は、軸方向と直交する第1方向において、前記回転軸よりも一方側に位置し、
前記クーラーは、前記回転軸よりも前記第1方向の一方側に設けられる、
請求項1または2に記載のモータユニット。
【請求項4】
前記クーラーは、前記モータ軸よりも前記第1方向の一方側に設けられる、
請求項3に記載のモータユニット。
【請求項5】
前記クーラーは、軸方向および前記第1方向と直交する第2方向において、前記ステータと重なる、請求項3または4に記載のモータユニット。
【請求項6】
前記ハウジングは、前記ギヤ室と前記モータ室とを区画する隔壁をさらに有し、
前記油路は、
前記モータの上側に位置し前記ステータに前記オイルを供給するオイル供給構造と、
前記ハウジングの内部に設けられる流路と、を有し、
前記流路は、前記クーラーと前記オイル供給構造とを繋ぎ、
前記流路の少なくとも一部は、前記隔壁の内部に設けられる、
請求項1から5のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項7】
前記流路は、
前記隔壁内に位置し、軸方向と直交する方向に延びる第1隔壁内流路と、
前記隔壁内に位置し、軸方向と直交する方向において、前記第1隔壁内流路とは異なる方向に直線状に延び、前記第1隔壁内流路に接続される直線部と、を有する、
請求項6に記載のモータユニット。
【請求項8】
前記油路の経路中には、ポンプがさらに設けられ、
軸方向における前記クーラーの位置と前記ポンプの位置とは、互いに重なる、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項9】
前記モータと電気的に接続され、前記ハウジングに固定されるインバータユニットを有し、
軸方向から見て、前記インバータユニットの少なくとも一部は、前記張出部と重なる、
請求項1から8のいずれか一項に記載のモータユニット。
【請求項10】
前記モータと電気的に接続され、前記ハウジングに固定されるインバータユニットを有し、
前記複数のギヤは、
前記モータ軸を中心に回転可能な第1のギヤと、
前記モータ軸と平行な中間軸を中心として回転可能であり、前記第1のギヤと噛み合う第2のギヤと、
中間シャフトを介して前記第2のギヤと接続される第3のギヤと、
前記第2のギヤと噛み合い、前記モータ軸と平行な差動軸を中心として回転可能なリングギヤと、を有し、
軸方向から見て、前記インバータユニットの少なくとも一部は、前記リングギヤに重なる、
請求項2に記載のモータユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転電機の外部にクーラーを取り付けることにより、回転電機を冷却する構造が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-73163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような回転電機に変速装置などが取り付けられることにより、車両駆動用のモータユニットが構成される。このようなモータユニットは、複雑な外形を有するために、大型化しやすいという問題があった。
【0005】
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、全体の小型化を図ることができるモータユニットの提供を目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のモータユニットの一つの態様は、水平方向に延びるモータ軸を中心として回転するロータおよび前記ロータの径方向外側に位置するステータを有するモータと、前記モータを収容する収容空間を有するハウジングと、前記収容空間内において前記オイルを循環させ前記モータを冷却する油路と、前記モータ軸の軸方向一方側において前記ロータのシャフトに接続されるギヤ部と、を備え、前記ハウジングは、前記モータを収容するモータ室が内部に設けられたモータ収容部と、前記ギヤ部を収容するギヤ室が内部に設けられたギヤ収容部と、を備え、前記ギヤ収容部は、軸方向から見て前記モータ収容部から径方向外側に張り出す張出部を有し、前記油路の経路中には、クーラーが設けられ、軸方向から見て、前記クーラーの少なくとも一部は前記張出部に重なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一つの態様によれば、全体の小型化を図ることができるモータユニットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態のモータユニットの概念図である。
図2は、第1実施形態のモータユニットの斜視図である。
図3は、第1実施形態のモータユニットの側面模式図である。
図4は、第1実施形態のハウジングの分解図である。
図5は、第1実施形態のモータユニットの側面図である。
図6は、第1実施形態のモータユニットを下側から見た下面図である。
図7は、第1実施形態のモータユニットの図6のA-A断面図である。
図8は、第1実施形態のモータユニットの図6のB-B断面図である。
図9は、第1実施形態のモータユニットにおける一部拡大断面図である。
図10は、第2実施形態のモータユニットを模式的に示す概略構成図である。
図11は、第2実施形態のステータおよび冷媒供給管ユニットを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るモータユニット1について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
【0010】
以下の説明では、モータユニット1が水平な路面上に位置する車両に搭載された場合の位置関係を基に、重力方向を規定して説明する。また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、鉛直方向(すなわち上下方向)を示し、+Z方向が上側(重力方向の反対側)であり、-Z方向が下側(重力方向)である。また、X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であってモータユニット1が搭載される車両の前後方向を示す。本実施形態において、+X側は、車両の前側であり、-X側は、車両の後側である。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向であって、車両の幅方向(左右方向)を示す。本実施形態において、+Y側は、車両の左側であり、-Y側は、車両の右側である。なお、前後方向の位置関係は、本実施形態の位置関係に限られず、+X側が車両の後側であり、-X側が車両の前側であってもよい。この場合には、+Y側は、車両の右側であり、-Y側は、車両の左側である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ニデック株式会社
モータユニット
3日前
個人
ファスナー式コード束ね
4日前
個人
高電荷低電位電荷搬送体
3日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
3日前
未来工業株式会社
ゲージ
3日前
個人
回転電気装置及び発電装置
5日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
4日前
株式会社コスメック
自立発電装置
5日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
4日前
コーセル株式会社
スイッチング電源装置
3日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
4日前
株式会社ミツバ
端子ユニット
3日前
ニデック株式会社
ステータ、モータ及びドローン
4日前
株式会社村田製作所
電源装置及びプログラム
5日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
3日前
豊田合成株式会社
太陽光発電給電装置
5日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
3日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
3日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
3日前
本田技研工業株式会社
回転電機
3日前
株式会社力電
励磁突入電流の抑制回路システム
4日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
4日前
TOTO株式会社
無線送電システム
9日前
株式会社アイシン
バッテリケース
5日前
株式会社明電舎
電力変換装置
3日前
シンフォニアテクノロジー株式会社
電力変換装置
5日前
株式会社デンソー
モータ
3日前
ダイキン工業株式会社
電気装置、空気調和機
3日前
株式会社ミツバ
ロータ製造方法及びロータ製造装置
6日前
東芝ライテック株式会社
電源装置及び照明器具
5日前
株式会社デンソー
回転電機
4日前
矢崎総業株式会社
配索構造
6日前
パテントフレア株式会社
焦電効果のエネルギー相互変換促進法
9日前
SWCC株式会社
ブッシング
3日前
株式会社ノエックス
EV充電器制御装置及びEV充電器
3日前
矢崎総業株式会社
配索構造
6日前
続きを見る
他の特許を見る