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公開番号
2025057969
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167836
出願日
2023-09-28
発明の名称
印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷前と印刷中に画像診断を実施しても、印刷中の画像診断による生産性の低下を抑制することができる印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】テストチャートを用いた画像診断を印刷前と印刷中に実施することが可能な画像形成装置101は、印刷中に実施する画像診断の診断レベルを印刷中診断レベルにセットし、印刷前に実施する画像診断の診断レベルを印刷中診断レベルよりも厳しい印刷前診断レベルにセットする診断部108のCPU312を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
テストチャートを用いた画像診断を印刷前と印刷中に実施することが可能な印刷装置であって、
印刷中に実施される画像診断の診断レベルを第1レベルにセットする第1セット手段と、
印刷前に実施される画像診断の診断レベルを前記第1レベルよりも厳しい第2レベルにセットする第2セット手段と、を備えることを特徴する印刷装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記第2レベルを前記第1レベルよりも厳しいレベルに自動的に設定することをユーザの操作に応じて行う第1設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記印刷装置は、印刷中において、印刷物の検査の実施に続いて画像診断を実施することが可能であり、
前記第1レベルを検査の検査レベルと同じレベルに自動的に設定することをユーザの操作に応じて行う第2設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記印刷装置は、印刷中において、画像診断の実施に続いて印刷物の検査を実施することが可能であり、
前記第1レベルを検査の検査レベルよりも厳しいレベルに自動的に設定することをユーザの操作に応じて行う第3設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記第2セット手段は、印刷予定ページ数が規定ページ数を超える場合に実行されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記印刷予定ページ数は、1つの印刷ジョブの総ページ数であることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記印刷予定ページ数は、複数の印刷ジョブそれぞれの総ページ数が合わされた合計ページ数であることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記規定ページ数を前記印刷装置の状態に基づいて増減する増減手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記第2セット手段は、前回の画像診断の結果に基づいて実行されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記印刷装置の修復について、印刷前の画像診断が決定した対応を印刷前に実行し、印刷中の画像診断が決定した対応を印刷を中断して実行する対応手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷装置の故障を画像データから診断する技術には、例えば、印刷部で印刷されたテストチャートを画像読取部で読み取り、読み取ったテストチャートの画像データから画像不良や欠陥を見つけ出し、装置内の不具合箇所の有無を診断する画像診断がある。また、印刷部で印刷された印刷物を画像読取部で読み取り、読み取った印刷物の画像データから印刷物の画像不良や欠陥を発見する検査がある。特許文献1には、下地使用の印刷ジョブであると判定した場合、検査の検査レベルを高レベルに設定し、下地使用の印刷ジョブでないと判定した場合、検査の検査レベルを通常レベルに設定する検査システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-88139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の検査システムでは、特定の下地画像の上に原稿画像を重ねて印刷した印刷物に適した検査の実施が目的であるので、検査の検査レベル設定は行われるが、画像診断の診断レベル設定が行われるかは不明である。ところで、画像診断は、テストチャートを用いて実施されることから、印刷物を対象とする検査とは異なり、印刷前での実施も可能である。この点、画像診断が厳しい診断レベルで実施されると、印刷前に実施される画像診断によって画像不良や欠陥への対応を印刷前に行える可能性を上げることができるが、その一方で、印刷中に実施される画像診断によって印刷の中断が増える虞があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、印刷前と印刷中に画像診断を実施しても、印刷中の画像診断による生産性の低下を抑制することができる印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、テストチャートを用いた画像診断を印刷前と印刷中に実施することが可能な印刷装置であって、印刷中に実施される画像診断の診断レベルを第1レベルにセットする第1セット手段と、印刷前に実施される画像診断の診断レベルを前記第1レベルよりも厳しい第2レベルにセットする第2セット手段と、を備えることを特徴する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、印刷前と印刷中に画像診断を実施しても、印刷中の画像診断による生産性の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷システムを含むネットワーク構成例を示す図である。
画像形成装置のハードウェア構成例を示す断面図である。
画像形成装置、外部コントローラ、およびクライアントPCの内部構成を示す機能ブロック図である。
ジョブ管理画面の一例を示す図である。
画像診断の診断レベル設定の設定画面の一例を示す図である。
検査の検査レベル設定の設定画面の一例を示す図である。
画像形成装置において、印刷部によって実行される印刷動作と、診断部によって実施される画像診断の流れを示すフローチャートである。
画像診断の際に表示される画面であって、実施指示を受け付ける画面の一例と、印刷確認画面の一例を示す図である。
画像診断で使用されるテストチャートの一例を示す図である。
印刷前の画像診断の流れを示すフローチャートである。
画像診断の際に表示される画面であって、自動復帰時の印刷確認画面の一例と、読取ガラス面の汚れの清掃を行ってもらうための対応画面の一例を示す図である。
画像診断の際に表示される画面であって、サービスマンを呼ぶための対応画面の一例を示す図である。
画像診断レベルと、画像不良や欠陥のうち、丸い形状のポチと呼ばれるものの幅に相当する検出サイズとの関係の一例を示す図である。
ジョブ管理画面の一例を示す図である。
画像診断の診断レベル設定の設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。また、本発明の印刷装置の適用例には、例えば、プリンタ、複合機(MFP)、又は電子写真方式で用紙に画像を形成する画像形成装置などがある。本実施形態では、本発明の印刷装置の適用例として、画像形成装置について説明する。なお、複合機とは、例えば、印刷機能、スキャン機能、複写機能、及びファクシミリ機能を含む複数種類の機能のうち、少なくとも2つ以上の複数の機能を有する装置である。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図14を参照して、第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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