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公開番号
2025056461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165946
出願日
2023-09-27
発明の名称
取付構造
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B60R
7/06 20060101AFI20250401BHJP(車両一般)
要約
【課題】基体に取付部材を取り付ける際に、全ての突起部を目視できなくてもスムーズに取り付けられる取付構造を提供する。
【解決手段】同方向に突出する複数の突起部を有する取付部材を、前記複数の突起部がそれぞれ挿入される複数の貫通孔を有する基体に、前記複数の突起部を前記複数の貫通孔に挿入して取り付ける取付構造であって、前記複数の突起部の一部は、長さが長い複数の延長突起部であり、前記複数の突起部及び延長突起部の長さは、前記部材を前記基体に正対させ、前記延長突起部の先端部を対応する前記貫通孔の挿入側端部に位置させたとき、前記複数の突起部のうち他の突起部は対応する前記貫通孔の挿入側端部から離間しているように設定されている、取付構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
同方向に突出する複数の突起部を有する取付部材を、前記複数の突起部がそれぞれ挿入される複数の貫通孔を有する基体に、前記複数の突起部を前記複数の貫通孔に挿入して取り付ける取付構造であって、
前記複数の突起部の一部は、長さが長い複数の延長突起部であり、
前記複数の突起部及び延長突起部の長さは、前記取付部材を前記基体に正対させ、前記延長突起部の先端部を対応する前記貫通孔の挿入側端部に位置させたとき、前記複数の突起部のうち他の突起部は対応する前記貫通孔の挿入側端部から離間しているように設定されている、
取付構造。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記突起部及び前記延長突起部は、前記貫通孔に挿入して係止されるクリップを有する、
請求項1に記載の取付構造。
【請求項3】
前記突起部及び前記延長突起部は、前記取付部材から突設された突起基部と、前記突起基部に取り付けられた前記クリップとを有する、
請求項2に記載の取付構造。
【請求項4】
前記延長突起部の突起基部には、前記突起基部に前記クリップを取り付けた際に、前記クリップより突出するガイド部が設けられている、
請求項3に記載の取付構造。
【請求項5】
前記基体は、車体であり、
前記取付部材は、トレイであり、
前記突起部は前記トレイの下面に設けられている、
請求項1乃至4のいずれかに記載の取付構造。
【請求項6】
前記基体は、運転席の上方に設けられた内装部材であり、
前記取付部材は、トレイであり、
前記突起部は前記トレイの下面に設けられている、
請求項1乃至4のいずれかに記載の取付構造。
【請求項7】
前記延長突起部は、前記トレイの車内内側に複数設けられている、
請求項6に記載の取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基体に取付部材を取り付ける構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
トラックなどのキャブ内にトレイを取り付ける構造としては図4乃至8のようなものがある。図4及び図5において、キャブ内の前部上方の内装部材1にトレイ30が取り付けられている。トレイ30の下面には下方に突出する突起部33が形成され(図6参照)、該突起部33を内装部材1に形成された貫通孔20に挿入して取り付けている。
【0003】
図7に示すように、突起部33は、突起基部35と、突起基部35に取り付けられたクリップ40を有している。クリップ40は、突起部33が貫通孔20に挿入された際に貫通孔20に係合し、トレイ30を内装部材1に固定する。
【0004】
図8に示すように、突起基部35は、クリップ40が取り付けられるクリップ基部36と、クリップ基部36を補強するフランジ部37、37とを有する断面略H字形状である。クリップ40は、クリップ基部36を挟持するようにして突起基部35に取り付けられる。
【0005】
トレイ30を内装部材1に取り付ける際には、複数ある突起部33を全て同時にそれぞれの対応する貫通孔20に挿入し、クリップ40を貫通孔20に係合して取り付ける。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の構造では、トレイ30を内装部材1に取り付けるには、全ての突起部33をそれぞれの対応する貫通孔20の上に位置決めし、全ての突起部33を同時にそれぞれの対応する貫通孔20に挿入する必要がある。仮に一部の突起部33だけを先に貫通孔20に挿入すると、トレイ30が傾斜したり変形したりして、他の突起部33の挿入がスムーズにいかないおそれがある。特に、トレイ30をキャブ内の高い場所や狭い場所に取り付ける際には、全ての突起部33を目視することは難しく、トレイ30の取付がより困難になる。
【0007】
本開示は、基体に取付部材を取り付ける際に、全ての突起部を目視できなくてもスムーズに取り付けられる取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の取付構造は、同方向に突出する複数の突起部を有する取付部材を、前記複数の突起部がそれぞれ挿入される複数の貫通孔を有する基体に、前記複数の突起部を前記複数の貫通孔に挿入して取り付ける取付構造であって、前記複数の突起部の一部は、長さが長い複数の延長突起部であり、前記複数の突起部及び延長突起部の長さは、前記取付部材を前記基体に正対させ、前記延長突起部の先端部を対応する前記貫通孔の挿入側端部に位置させたとき、前記複数の突起部のうち他の突起部は対応する前記貫通孔の挿入側端部から離間しているように設定されている。
【発明の効果】
【0009】
取付部材を基体に取り付ける際に、作業者は全ての突起部を目視できなくても、延長突起部を対応する貫通孔に挿入すれば、全ての突起部の位置合わせが完了するので、他の短い突起部の挿入をスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
取付部材の一例を示す図である。
延長突起部の一例を示す図である。
延長突起部の分解図である。
内装部材にトレイを取り付ける図である。
トレイが取り付けられた内装部材を示す図である。
従来技術を示す図である。
従来技術を示す図である。
従来技術を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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