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公開番号
2025054961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164220
出願日
2023-09-27
発明の名称
液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250401BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】信頼性の向上と小型化とを両立させることができる液体吐出ヘッドを提供すること。
【解決手段】液体吐出ヘッドは、液体を吐出する素子基板と、素子基板に対して電気的に接続された電気配線基板と、素子基板に供給するための液体を収容する液体収容部と、を備える。電気配線基板の第1の面には、液体を吐出するために外部から入力された電力を制御する際に発熱する電気部品が設けられている。液体収容部は、電気配線基板が有する第1の面側に設けられている。第1の面に対して垂直な方向から見て、電気部品及び液体収容部は、互いに対向する位置に設けられていない。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体吐出ヘッドであって、
液体を吐出する素子基板と、
前記素子基板に対して電気的に接続された電気配線基板と、
前記素子基板に供給するための液体を収容する液体収容部と、
を備え、
前記電気配線基板の第1の面には、液体を吐出するために外部から入力された電力を制御する際に発熱する電気部品が設けられ、
前記液体収容部は、前記電気配線基板が有する第1の面側に設けられ、
前記第1の面に対して垂直な方向から見て、前記電気部品及び前記液体収容部は、互いに対向する位置に設けられていない、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記素子基板及び前記電気配線基板は、フレキシブル配線基板を介して接続されている、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記電気配線基板は、リジッド基板である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記電気部品は、10V以上の電圧が印加される部品である、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記電気部品は、コネクタ、トランジスタ、又は、コンデンサの少なくとも1つである、
請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記電気配線基板の長手方向において、前記電気部品は前記液体収容部が設けられている側の反対側に設けられている、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記電気配線基板及び前記液体収容部を覆うカバーを更に備え、
前記カバーの内部は、仕切りによって分けられた、前記電気部品が設けられた第1の空間と、前記液体収容部が設けられた第2の空間とを有する、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
複数の前記素子基板が配列されたページワイド型である、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記電気部品は、前記第1の面から離れる方向に8mm以上突出する部品を含む、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記液体収容部は、
液体中の異物を取り除くためフィルターを有するフィルターユニットと、
前記フィルターを通過した液体の圧力制御を行う圧力制御ユニットと、を含む、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、信号入力部と高電位の電力を入力される電力入力部とが、電気配線基板の長手方向と直交する中心線を挟んで互いに反対側に配置されている液体吐出ヘッドが開示されている。特許文献1の液体吐出ヘッドによれば、電力入力部に対して接続される配線と信号入力部に対して接続される配線とを互い離れた場所に配置することができるため、制御信号に対するノイズの影響を低減することが実現される。
【0003】
また、液体吐出ヘッドの内部で液体を循環させることが可能な液体吐出ヘッドは、液体を循環させる際に負圧を制御するための負圧制御ユニットを備えていることがある。この様な状況下、液体吐出ヘッドを小型化するために、電気配線基板を境にして、電力入力部と負圧制御ユニットとを同じ側に配置することが試みられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-014110号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、電気配線基板に設けられた所定の部品と負圧制御ユニットとが当該電気配線基板を境にして同じ側に配置されると、当該部品と負圧制御ユニットとが互いに干渉してしまう虞がある。
【0006】
そこで、本開示は、信頼性の向上と小型化とを両立させることができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する素子基板と、前記素子基板に対して電気的に接続された電気配線基板と、前記素子基板に供給するための液体を収容する液体収容部と、を備え、前記電気配線基板の第1の面には、液体を吐出するために外部から入力された電力を制御する際に発熱する電気部品が設けられ、前記液体収容部は、前記電気配線基板が有する第1の面側に設けられ、前記第1の面に対して垂直な方向から見て、前記電気部品及び前記液体収容部は、互いに対向する位置に設けられていない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示の液体吐出ヘッドによれば、信頼性の向上と小型化とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態における液体吐出装置の概略構成を示す図。
一実施形態における循環経路の一例を示す図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの分解斜視図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの斜視図。
一実施形態における液体吐出ヘッドの模式的な断面図。
比較例における液体吐出ヘッドの模式的な断面図。
一実施形態におけるカバーが装着された液体吐出ヘッドの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
<記録装置の全体構成>
図1は、液体吐出装置100の概略構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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