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公開番号2025054860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164050
出願日2023-09-26
発明の名称カテーテル
出願人日本ライフライン株式会社
代理人個人
主分類A61B 18/14 20060101AFI20250331BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】スプライン同士を適切な間隔で保持して変形するカテーテルを提供する。
【解決手段】カテーテルは、体内に挿入されるシャフトと、シャフトの先端側に接続されたそれぞれ2つのスプラインで構成される複数組のスプライン3と、を備える。スプライン3の組を構成する2つのスプライン3は、他の組に属する少なくとも1つのスプライン3を挟んで配置される。複数組のスプライン3は、それぞれ1つの拘束部材により互いの動作が拘束されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
体内に挿入されるシャフトと、
前記シャフトの先端側に接続されたそれぞれ2つのスプラインで構成される複数組のスプラインと、を備え、
前記スプラインの組を構成する2つのスプラインは、他の組に属する少なくとも1つのスプラインを挟んで配置され、
前記複数組のスプラインは、それぞれ1つの拘束部材により互いの動作が拘束されている、
カテーテル。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記拘束部材は、第1端と第2端とを有し、
前記拘束部材の第1端側の少なくとも一部は前記スプラインの組を構成する一方のスプライン内に位置し、
前記拘束部材の第2端側の少なくとも一部は前記スプラインの組を構成する他方のスプライン内に位置し、
前記拘束部材は、前記一方のスプラインの先端と前記他方のスプラインの先端とを連結する連結部を有する、
請求項1に記載のカテーテル。
【請求項3】
前記拘束部材の連結部は、前記一方のスプラインの先端および前記他方のスプラインの先端よりも先端側に突出している突出部である、
請求項2に記載のカテーテル。
【請求項4】
第1組のスプラインに対応する第1拘束部材と、前記第1組のスプラインを構成する2つのスプラインに挟まれて配置されたスプラインを含む第2組のスプラインに対応する第2拘束部材とは、先端側から見てそれぞれの前記突出部が異なる方向に屈曲している、
請求項3に記載のカテーテル。
【請求項5】
複数の前記拘束部材それぞれの前記第1端と前記第2端とは、前記シャフト内に配置され、
前記シャフトの軸に直交する断面視で、一対のプルワイヤそれぞれの中心位置を通る直線に対して、前記複数の拘束部材が線対称に配置される、
請求項2から4のいずれか一項に記載のカテーテル。
【請求項6】
複数の前記拘束部材それぞれの前記第1端と前記第2端とは、前記シャフト内に配置され、
前記シャフトの軸に直交する断面視で、前記複数の拘束部材が前記シャフトの軸に対して点対称に配置される、
請求項2から4のいずれか一項に記載のカテーテル。
【請求項7】
前記複数組のスプラインそれぞれの先端部および複数の前記拘束部材それぞれの突出部を覆う先端部材をさらに備える、
請求項3または4に記載のカテーテル。
【請求項8】
前記先端部材は、前記複数の拘束部材それぞれの突出部を束ねる結束部材を内部に備える、
請求項7に記載のカテーテル。
【請求項9】
前記結束部材の形状は、第1面と前記第1面の裏面である第2面とを有する板状であり、
前記第2面は、前記複数組のスプラインそれぞれの先端面に面しており、
前記結束部材には、前記複数の拘束部材それぞれの突出部が挿入される、前記第1面から前記第2面にかけて貫通する貫通孔がそれぞれ設けられている、
請求項8に記載のカテーテル。
【請求項10】
前記複数の拘束部材は、ワイヤである、
請求項1に記載のカテーテル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、カテーテルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
カテーテルは、診断または治療のために体内に挿入される医療機器の一種である。一例として、シャフトと、シャフトの先端に結合されたバスケット電極組立体と、を備えるカテーテルが知られている(例えば特許文献1参照)。ここで、バスケット電極組立体は、複数のスプラインを含んでいる。そして、スプラインを変形させることで、バスケット電極組立体が収縮形状から拡張形状に変形するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2016-507349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したカテーテルは、体内の組織にスプラインを接触させた状態で変形させると、スプライン同士の間隔が狭くなりすぎたり、または広くなりすぎたりするおそれがある。
【0005】
本開示は上述の事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、スプライン同士を適切な間隔で保持して変形するカテーテルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様は、カテーテルである。このカテーテルは、体内に挿入されるシャフトと、シャフトの先端側に接続されたそれぞれ2つのスプラインで構成される複数組のスプラインと、を備える。スプラインの組を構成する2つのスプラインは、他の組に属する少なくとも1つのスプラインを挟んで配置される。複数組のスプラインは、それぞれ1つの拘束部材により互いの動作が拘束されている。
【0007】
本開示の他の態様は、カテーテルである。このカテーテルは、体内に挿入されるシャフトと、シャフトの先端側に接続された複数のスプラインと、を備える。複数のスプラインは、第1スプラインと第2スプラインとを含む。第1スプラインと第2スプラインとは少なくとも1つの他のスプラインを挟んで配置され、かつ、第1拘束部材により互いの動作が拘束されている。
【0008】
以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示のカテーテルは、スプライン同士を適切な間隔で保持して変形できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第1実施形態に係るカテーテルの先端付近における変形状態の一例を模式的に示す斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るカテーテルの先端付近における変形状態の他の例を模式的に示す斜視図である。
図1に示すカテーテルを構成する部材のうちスプラインを除去した斜視図である。
図1に示すカテーテルを構成する部材のうち先端部材を除去した斜視図である。
図4に示す先端領域における拡大図である。
本実施形態のカテーテルの先端付近の構造の一例を模式的に示す側面図である。
図6に示すA-A線に沿った断面図である。
図6に示すB-B線に沿った断面図である。
本開示のカテーテルの全体構造の一例を示す摸式図である。
図6に示すC-C線に沿った断面図である。
第2実施形態に係るカテーテルの先端付近における変形状態の一例を模式的に示す斜視図である。
図11に示すカテーテルを構成する部材のうち先端部材を除去した、図11に示す先端領域における拡大図である。
図11に示すカテーテルを構成する部材のうち先端部材を除去した、先端側から見た模式図である。
第3実施形態に係るカテーテルの先端付近における変形状態の一例を模式的に示す斜視図である。
図14に示す複数の拘束部材の連結部を拡大して示す図である。
図14に示す各拘束部材の連結部がスプラインの先端側から露出しない例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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