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公開番号2025054520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163591
出願日2023-09-26
発明の名称演出制御システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 47/19 20200101AFI20250331BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】複数の系統の各々で演出を開始するタイミングを揃えやすくすること。
【解決手段】演出制御システム100は、通信部11と、処理部12と、を備える。通信部11は、それぞれ光源22を有する照明装置2を備えた複数の系統との間で通信する。処理部12は、複数の系統の各々の照明装置2を制御することにより、少なくとも光源22の発光による光演出を含む演出を実行させる。処理部12は、設定処理と、指示処理と、を実行する。設定処理では、複数の系統の各々について、通信部11を介して所定の信号を送信してから所定の信号に対する応答信号が返ってくるまでの応答時間を取得し、取得した応答時間に基づいて待機時間を設定する。指示処理では、複数の系統の各々について、設定処理で設定した待機時間に基づいて演出の開始を指示するタイミングを調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ光源を有する照明装置を備えた複数の系統との間で通信する通信部と、
前記複数の系統の各々の前記照明装置を制御することにより、少なくとも前記光源の発光による光演出を含む演出を実行させる処理部と、を備え、
前記処理部は、
前記複数の系統の各々について、前記通信部を介して所定の信号を送信してから前記所定の信号に対する応答信号が返ってくるまでの応答時間を取得し、取得した前記応答時間に基づいて待機時間を設定する設定処理と、
前記複数の系統の各々について、前記設定処理で設定した前記待機時間に基づいて前記演出の開始を指示するタイミングを調整する指示処理と、を実行する、
演出制御システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記指示処理において、前記複数の系統のうち前記応答時間が最も長い系統で前記演出を開始するタイミングに合わせて、前記複数の系統のうちの他の1以上の系統での前記演出の開始を指示するタイミングを遅らせる、
請求項1に記載の演出制御システム。
【請求項3】
前記照明装置は、スピーカを更に備え、
前記演出は、前記光演出と連動する前記スピーカから発する音による音演出を更に含む、
請求項1又は2に記載の演出制御システム。
【請求項4】
前記処理部は、前記複数の系統の各々に対して前記演出の開始を指示する前に、前記通信部を介して前記演出の内容を示すデータを前記複数の系統の各々へ送信する、
請求項1又は2に記載の演出制御システム。
【請求項5】
前記処理部は、前記複数の系統の各々の前記照明装置が前記演出を実行している間に、前記通信部を介して次の演出の内容を含むデータを前記複数の系統の各々へ送信する、
請求項1又は2に記載の演出制御システム。
【請求項6】
前記処理部は、前記複数の系統の各々の前記照明装置が前記演出を実行している間に前記設定処理を再度実行し、次の前記指示処理では、前記複数の系統の各々について、再度の前記設定処理で設定した前記待機時間に基づいて前記演出の開始を指示するタイミングを調整する、
請求項1又は2に記載の演出制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、演出制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のグループの各々に割り当てられた1以上の照明器具を制御する照明制御部と、複数のグループの各々に割り当てられた1以上の音響装置を制御する音響制御部と、を備える環境制御システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-55931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、複数の系統の各々で演出を開始するタイミングを揃えやすい演出制御システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る演出制御システムは、通信部と、処理部と、を備える。前記通信部は、それぞれ光源を有する照明装置を備えた複数の系統との間で通信する。前記処理部は、前記複数の系統の各々の前記照明装置を制御することにより、少なくとも前記光源の発光による光演出を含む演出を実行させる。前記処理部は、設定処理と、指示処理と、を実行する。前記設定処理では、前記複数の系統の各々について、前記通信部を介して所定の信号を送信してから前記所定の信号に対する応答信号が返ってくるまでの応答時間を取得し、取得した前記応答時間に基づいて待機時間を設定する。前記指示処理では、前記複数の系統の各々について、前記設定処理で設定した前記待機時間に基づいて前記演出の開始を指示するタイミングを調整する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の演出制御システムは、複数の系統の各々で演出を開始するタイミングを揃えやすい、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施の形態に係る演出制御システムを含む全体構成を示すブロック図である。
図2は、演出の一例を示す図である。
図3は、演出における光源の明るさの経時変化の一例を示す図である。
図4は、各系統での演出開始のタイミングの説明図である。
図5は、実施の形態に係る演出制御システムの動作例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0009】
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
【0010】
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る演出制御システムを含む全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る演出制御システムを含む全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、演出制御システム100は、サーバ1により実現されている。演出制御システム100は、情報端末4を介したイベントの開催者からの要求を受けて、複数の系統(ここでは、系統A及び系統B)にそれぞれ属する照明装置2(ここでは、照明装置2A及び照明装置2B)による演出を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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