TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025053913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163032
出願日2023-09-26
発明の名称収納設備、及び、建物
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20250331BHJP(建築物)
要約【課題】 複数の階を有する建物において収納物を運搬する際の負担を軽減することができる収納設備、及び、その収納設備を有する建物を提供する。
【解決手段】 本発明の収容設備10は、建物における第1の階の床の一部を構成し、開閉移動可能な可動床12と、可動床12が開いた際に形成される開口13を通じて、第1の階の下方に位置する第2の階、及び第1の階のうちの一方から他方へ収納箱14を搬送するための搬送機構16と、を有するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物における第1の階の床の一部を構成し、開閉移動可能な可動床と、
前記可動床が開いた際に形成される開口を通じて、前記第1の階の下方に位置する第2の階、及び前記第1の階のうちの一方から他方へ収納箱を搬送するための搬送機構と、
を有する収納設備。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記収納箱には、前記建物の壁に取り付けられたガイドレールに係合している係合部が取り付けられており、
前記ガイドレールは、前記第1の階と前記第2の階とに亘って延びた部分を含み、
前記搬送機構は、前記ガイドレールに沿って前記係合部を押しながら移動させることで、前記収納箱を搬送する、請求項1に記載の収納設備。
【請求項3】
前記搬送機構は、前記係合部を移動させるために前記建物の壁に当接しながら回転する車輪をさらに有する、請求項2に記載の収納設備。
【請求項4】
前記搬送機構は、前記収納箱を前記第2の階及び前記第1の階のうちの一方から他方へ搬送するとともに、及び、前記第2の階及び前記第1の階において前記収納箱を水平方向に搬送する、請求項1に記載の収納設備。
【請求項5】
前記可動床は、前記第2の階に位置する前記収納箱を前記第1の階に搬送するために開く第1の可動床と、前記第1の階に位置する前記収納箱を前記第2の階に搬送するために開く第2の可動床と、を含んで構成される、請求項1に記載の収納設備。
【請求項6】
前記建物の壁と直交する方向において、前記第1の階に配置された前記収納箱と、前記第2の階に配置された前記収納箱とが互いに異なる位置に配置されている場合、
前記搬送機構は、前記第1の階に配置された前記収納箱を前記第2の階に搬送し、及び、前記第2の階に配置された前記収納箱を前記第1の階に搬送する、請求項1に記載の収納設備。
【請求項7】
前記第1の階において前記収納箱が配置される第1配置位置と、前記第2の階において前記収納箱が配置される第2配置位置とが上下に重なる場合、
前記搬送機構は、
前記第2の階において前記第2配置位置に配置された前記収納箱を、前記第2の階において前記第2配置位置とは異なる第1退避位置に退避させ、
前記第1の階に配置された前記収納箱を、前記第2の階に搬送した後に、前記第2の階において前記第1退避位置及び前記第2配置位置とは異なる第2退避位置に移動させ、
前記第1退避位置に配置された前記収納箱を、前記第1の階に搬送し、
前記第2退避位置に配置された前記収納箱を、前記第2配置位置に移動させる、請求項1に記載の収納設備。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の収納設備を有し、
前記第1の階における前記収納箱の配置スペースの少なくとも一部と、前記第2の階における前記収納箱の前記配置スペースの少なくとも一部とが、上下方向において重なっている、建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収納設備に係り、特に、収納箱を搬送可能な収納設備に関する。
また、本発明は、上記の収納設備を備える建物にも関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
住宅等の建物において、乾燥後の洗濯物や帰宅時に脱いだ衣服を所定の場所に運ぶ際、その経路を短くする等して、衣類収納に係る家事の効率化及び動線の短縮化を図ることについては、従来から非常に高いニーズがある。このようなニーズに応えるために、分散収納や、二階建て以上の住宅において収納に係る上下階の移動を極力少なくする間取りが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、洗濯や室内干しが行われる洗濯室と、クローゼットと、脱いだ上着類が放置されることが多いリビングルームとを同一階に近接して配置することにより、衣類の運搬作業時における移動負担の軽減を図ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-311316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、二階以上の階を有する住宅等の建物において、例えば、洗濯物を乾燥させる場所と、乾燥後の洗濯物を収納する場所とが異なる階にある場合や、上着等を脱ぐ場所と、脱いだ衣類の収納場所とが異なる階にある場合には、上述した特許文献1に記載された建物の構造(間取り)では、家事の効率化及び動線の短縮化を図ることが難しい。
【0006】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の階を有する建物において収納物を運搬する際の負担を軽減することができる収納設備、及び、その収納設備を有する建物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題は、本発明の収納設備によれば、建物における第1の階の床の一部を構成し、開閉移動可能な可動床と、可動床が開いた際に形成される開口を通じて、第1の階の下方に位置する第2の階、及び第1の階のうちの一方から他方へ収納箱を搬送するための搬送機構と、を有することにより解決される。
【0008】
上記のように構成された本発明の収納設備では、収納箱を上下移動させることが可能なため、複数の階を有する建物において収納物を運搬する際の負担を軽減することができる。
【0009】
また、上記の収納設備において、収納箱には、建物の壁に取り付けられたガイドレールに係合している係合部が取り付けられており、ガイドレールは、第1の階と第2の階とに亘って延びた部分を含み、搬送機構は、ガイドレールに沿って係合部を押しながら移動させることで、収納箱を搬送すると、好適である。
上記の構成によれば、収納箱に取り付けられた係合部を、建物の壁に取り付けられたガイドレールに係合させて、上下方向に移動させることにより、収納箱を、第1の階及び第2の階の間で適切に移動させることが可能となる。
【0010】
また、上記の収納設備において、搬送機構は、係合部を移動させるために建物の壁に当接しながら回転する車輪をさらに有すると、より好適である。
上記の構成によれば、より簡単な構成により、係合部をガイドレールに沿って移動させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
地中収納型止水板
20日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
株式会社オカムラ
ブース
4日前
個人
ツリー型太陽光発電システム
11日前
鹿島建設株式会社
制震架構
12日前
文化シヤッター株式会社
階段
18日前
株式会社オカムラ
パネル装置
18日前
三協立山株式会社
パネル構造体
12日前
株式会社大林組
制振構造
1日前
株式会社オカムラ
什器システム
18日前
トヨタホーム株式会社
住宅
12日前
ミサワホーム株式会社
ブース家具
6日前
大和ハウス工業株式会社
建物
6日前
株式会社大林組
壁材形成方法
6日前
光洋機械産業株式会社
壁面作業用屋上設備
12日前
大和ハウス工業株式会社
合成床
6日前
サンユウテック株式会社
転落防止装置
6日前
大和ハウス工業株式会社
合成床
7日前
大和ハウス工業株式会社
遮音構造
6日前
清水建設株式会社
制振構造
5日前
中里産業株式会社
車止めブロック
7日前
三晃金属工業株式会社
ソーラー屋根装置
7日前
清水建設株式会社
制振構造
18日前
個人
居室
7日前
株式会社免制震ディバイス
制振構造
5日前
大林株式会社
コンクリートブロック塀構造
5日前
大和ハウス工業株式会社
内装ユニット
6日前
株式会社LIXIL
方立
7日前
大和ハウス工業株式会社
架台ユニット
1日前
大和ハウス工業株式会社
座屈拘束ブレース
18日前
ニチハ株式会社
建築板
1日前
株式会社大林組
構造物形成方法及び構造物
15日前
旭興進株式会社
建築材料および建築材料の製造方法
18日前
株式会社LIXIL
カーテンウォール
7日前
ケイミュー株式会社
建築資材
15日前
大和ハウス工業株式会社
建物天井の施工方法
6日前
続きを見る