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公開番号
2025053425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023162433
出願日
2023-09-26
発明の名称
半導体装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10D
12/00 20250101AFI20250331BHJP()
要約
【課題】過渡オン期間におけるエネルギー損失を低減可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】半導体装置は、第1トランジスタと、第2トランジスタと、制御部とを備える。制御部は、第1トランジスタが過渡オフ状態に入る前に、第2ゲートに第1オフ電圧よりも低い第2オフ電圧を印加し、第1トランジスタが過渡オン状態に入る前に、第2トランジスタをオンし、第1トランジスタがオンした後に、第2ゲートに第1オフ電圧を印加して第2トランジスタをオフする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ゲートと、前記第1ゲートに沿って設けられた第1エミッタ領域とを含む第1トランジスタと、
第2ゲートと、前記第2ゲートに沿って設けられた第2エミッタ領域とを含み、前記第1トランジスタと隣接する第2トランジスタと、
前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタのオン及びオフを制御する制御部と
を備え、
平面視において、前記第2エミッタ領域のうち前記第2ゲートに対向する部分の長さが、前記第1エミッタ領域のうち前記第1ゲートに対向する部分の長さよりも大きく、
前記制御部は、
前記第1トランジスタが過渡オフ状態に入る前に、前記第2ゲートに第1オフ電圧よりも低い第2オフ電圧を印加し、
前記第1トランジスタが過渡オン状態に入る前に、前記第2トランジスタをオンし、
前記第1トランジスタがオンした後に、前記第2ゲートに前記第1オフ電圧を印加して前記第2トランジスタをオフする、半導体装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の半導体装置であって、
平面視において、前記第1エミッタ領域は前記第1ゲートに沿って断続的に設けられ、前記第2エミッタ領域は前記第2ゲートに沿って連続的に設けられている、半導体装置。
【請求項3】
請求項1に記載の半導体装置であって、
平面視において、前記第1エミッタ領域は前記第1ゲートに沿って断続的に設けられ、前記第2エミッタ領域は前記第2ゲートに沿って断続的に設けられている、半導体装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
平面視において、前記第1エミッタ領域及び前記第2エミッタ領域は互いに接続されている、半導体装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記第2エミッタ領域の不純物濃度のピークは、前記第1エミッタ領域の不純物濃度のピークよりも大きい、半導体装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記第2トランジスタがオンしてから前記第1トランジスタがオンするまでの時間をΔt1とし、前記第2トランジスタのミラー区間をtmとした場合に、0<Δt1<tmが成り立つ、半導体装置。
【請求項7】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記第1トランジスタが前記過渡オン状態である間において、前記第2ゲートの電圧がミラー電圧を下回る前に、前記第1ゲートの電圧がミラー電圧を上回る、半導体装置。
【請求項8】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記制御部は、
前記第1トランジスタが前記過渡オン状態の直後に前記過渡オフ状態に入る場合に、前記第2ゲートの電圧をオン電圧から前記第1オフ電圧に維持することなく、前記第2オフ電圧にする制御を行う、半導体装置。
【請求項9】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記第2オフ電圧は0V以上である、半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
スイッチング機能を持つパワートランジスタでは、定常オン状態の電圧、及び、オフへの過渡時のエネルギー損失がなるべく小さいことが理想である。基本的に定常オン状態の電圧と、オフへの過渡時のエネルギー損失とはトレードオフの関係にあるため、これらを低減するために様々な技術がこれまでに提案されている。
【0003】
例えば特許文献1では、ダブルゲート構造において、2つのゲートの制御タイミングをコントロールすることで、定常オン状態の電圧、及び、オフへの過渡時のエネルギー損失を低減する技術が提案されている。
【0004】
また、素子が電源に短絡してしまった場合に、素子が破壊されないようにダブルゲート構造を用いて飽和電流を一定時間制限する技術も考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-319624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術では、過渡オン期間におけるゲートの制御、及び、過渡オン期間におけるエネルギー損失の低減に改善の余地があった。
【0007】
そこで、本開示は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、過渡オン期間におけるエネルギー損失を低減可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る半導体装置は、第1ゲートと、前記第1ゲートに沿って設けられた第1エミッタ領域とを含む第1トランジスタと、第2ゲートと、前記第2ゲートに沿って設けられた第2エミッタ領域とを含み、前記第1トランジスタと隣接する第2トランジスタと、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタのオン及びオフを制御する制御部とを備え、平面視において、前記第2エミッタ領域のうち前記第2ゲートに対向する部分の長さが、前記第1エミッタ領域のうち前記第1ゲートに対向する部分の長さよりも大きく、前記制御部は、前記第1トランジスタが過渡オフ状態に入る前に、前記第2ゲートに第1オフ電圧よりも低い第2オフ電圧を印加し、前記第1トランジスタが過渡オン状態に入る前に、前記第2トランジスタをオンし、前記第1トランジスタがオンした後に、前記第2ゲートに前記第1オフ電圧を印加して前記第2トランジスタをオフする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、制御部は、第1トランジスタが過渡オフ状態に入る前に、第2ゲートに第1オフ電圧よりも低い第2オフ電圧を印加し、第1トランジスタが過渡オン状態に入る前に、第2トランジスタをオンし、第1トランジスタがオンした後に、第2ゲートに第1オフ電圧を印加して第2トランジスタをオフする。このような構成によれば、過渡オン期間におけるエネルギー損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す図である。
実施の形態1に係る半導体モジュールの一部の構成を示す図である。
実施の形態1に係るチップの構成を示す平面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す拡大平面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す拡大平面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
実施の形態1に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
実施の形態1に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す拡大平面図である。
実施の形態3に係る半導体装置の構成を示す拡大平面図である。
実施の形態4に係る半導体装置の構成を示す拡大平面図である。
実施の形態4に係る第1エミッタ領域及び第2エミッタ領域の不純物プロファイルを示す図である。
実施の形態5に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
Δt1/tmと、エネルギー損失Eonとの関係を示す図である。
実施の形態6に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
実施の形態7に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
実施の形態7に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
実施の形態8に係る制御部の制御を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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