TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025044743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152492
出願日
2023-09-20
発明の名称
室外機及び空気調和装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
F24F
1/24 20110101AFI20250326BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】信頼性が高い室外機及び当該室外機を備える空気調和装置を提供する。
【解決手段】室外機1Aは、室外熱交換器3、室外ファン4、及び電気部品5を収容する筐体2と、筐体の内部を、室外熱交換器及び室外ファンを収容する第1室21と、電気部品を収容する第2室22とに仕切る仕切り部材6とを備える。仕切り部材には、第1開口6Aと第2開口6Bとが形成されている。室外機は、第1開口と第2開口との間を接続しており、第2室内に渡されているダクト7をさらに備える。第1開口と第2開口との間には、室外ファンの運転時に圧力差が形成される。電気部品5は、ダクト7と熱的に接続されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
空気調和装置の室外機であって、
室外熱交換器、室外ファン、及び少なくとも1つの電気部品を収容する筐体と、
前記筐体の内部を、前記室外熱交換器及び前記室外ファンを収容する第1室と、前記少なくとも1つの電気部品を収容する第2室とに仕切る仕切り部材とを備え、
前記仕切り部材には、第1開口と第2開口とが形成されており、
前記第1開口と前記第2開口との間を接続しており、前記第2室内に渡されている少なくとも1つのダクトをさらに備え、
前記第1開口と前記第2開口との間には、前記室外ファンの運転時に圧力差が形成され、
前記少なくとも1つの電気部品は、前記少なくとも1つのダクトと熱的に接続されている、室外機。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記室外ファンの運転時に、前記第2開口内の圧力は、前記第1開口内の圧力よりも高く、
前記室外ファンの送風方向において前記第2開口の風下側に配置されており、かつ前記仕切り部材よりも前記第1室内に向けて突出している風受部材をさらに備える、請求項1に記載の室外機。
【請求項3】
前記少なくとも1つのダクトは、流路断面積が前記第1開口及び前記第2開口の各々の開口面積よりも小さい絞り部を含み、
前記絞り部の延在方向に直交する方向において、前記少なくとも1つの電気部品の少なくとも一部は前記絞り部と重なるように配置されている、請求項1に記載の室外機。
【請求項4】
前記絞り部は、前記少なくとも1つのダクトにおいて前記直交する方向に互いに対向する一対の内周面のうちの一方が他方に向けて突出することにより形成されており、
前記少なくとも1つの電気部品は、前記一方側または前記他方側に配置されている、請求項3に記載の室外機。
【請求項5】
前記絞り部は、前記流路断面積が前記第1開口及び前記第2開口の各々から離れるにつれて徐々に小さくなるように設けられている、請求項4に記載の室外機。
【請求項6】
前記少なくとも1つのダクトは、前記少なくとも1つの電気部品と熱的に接続されている外周面と、前記外周面とは反対側に位置する内周面と、前記内周面から内側に向かって突出するフィンとを含む、請求項1に記載の室外機。
【請求項7】
前記少なくとも1つのダクトは、前記少なくとも1つの電気部品と熱的に接続されている受熱部と、前記第1開口及び前記第2開口の各々と前記受熱部との間を接続する管部とを含み、
前記受熱部を構成する材料は、前記管部を構成する材料とは異なる、請求項1に記載の室外機。
【請求項8】
前記受熱部を構成する材料の熱伝導率は、前記管部を構成する材料の熱伝導率よりも高い、請求項7に記載の室外機。
【請求項9】
前記管部は、前記受熱部よりも高い可撓性を有している、請求項8に記載の室外機。
【請求項10】
前記仕切り部材には、第3開口がさらに形成されており、
前記少なくとも1つのダクトは、前記第1開口と前記第2開口との間を接続する第1接続部と、前記第1接続部から分岐されており前記第1接続部と前記第3開口との間を接続する第2管部とを含み、
前記第1開口及び前記第3開口の間には、前記室外ファンの運転時に圧力差が形成され、
前記少なくとも1つの電気部品は、前記少なくとも1つのダクトの前記第1接続部及び前記第2管部の分岐部分と熱的に接続されている、請求項1に記載の室外機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、室外機及び空気調和装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
空気調和装置の室外機には、圧縮機などを制御する制御装置が収容されている。従来、室外機の信頼性を高めるために、圧縮機などを制御する制御装置等に含まれる電気部品に生じた熱を室外の空気に放熱する構造を有する室外機が知られている。
【0003】
特開2017-19230号公報には、冷凍サイクル装置の室外機であって、筐体内において熱交換室と機械室とが仕切り部材によって仕切られており、筐体には機械室に収容された電装箱内に外気を取り込むための隙間が形成されており、電装箱に取り込まれた室外気を熱交換室に導くためのダクトを備える室外機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-19230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記室外機は、外気を電装箱内に取り込むように設けられている。そのため、上記室外機では、雨水、塵埃、小動物などが機械室及び電装箱内に進入し、室外機の信頼性が低下するおそれがある。
【0006】
本開示の主たる目的は、上記室外機と比べて信頼性が高い室外機及び当該室外機を備える空気調和装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る室外機は、空気調和装置の室外機であって、室外熱交換器、室外ファン、及び少なくとも1つの電気部品を収容する筐体と、筐体の内部を、室外熱交換器及び室外ファンを収容する第1室と、少なくとも1つの電気部品を収容する第2室とに仕切る仕切り部材とを備える。仕切り部材には、第1開口と第2開口とが形成されている。室外機は、第1開口と第2開口との間を接続しており、第2室内に渡されている少なくとも1つのダクトをさらに備える。第1開口と第2開口との間には、室外ファンの運転時に圧力差が形成される。少なくとも1つの電気部品は、少なくとも1つのダクトと熱的に接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る室外機及び当該室外機を備える空気調和装置によれば、上記室外機と比べて信頼性が高められている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る空気調和装置101の冷媒回路を説明するための図である。
実施の形態1に係る室外機1Aを説明するための斜視図である。
実施の形態1に係る室外機1Aを説明するための正面図である。
図3に示される室外機1Aのz方向に直交する端面図である。
図3及び図4に示される室外機1Aの第1室21及び仕切り部材6をフロントパネル側から視た斜視図である。
図3及び図4に示される室外機1Aの仕切り部材6を室外熱交換器側から視た斜視図である。
実施の形態1に係る室外機1Aのダクト7を説明するための斜視図である。
図8A及び図8Bは、仕切り部材60の第1面60S上に形成される圧力分布について、流体解析(CFD: Computational Fluid Dynamics)の解析条件を説明するための図である。図8Aは、モニタのz方向の位置を説明するための図である。図8Bは、モニタのy方向の位置を説明するための図である。
仕切り部材60の第1面60S上に形成される圧力分布について、図8A及び図8Bに示されるモニタ位置でのCFDの解析結果を示す図である。
図2~図6に示される室外機1Aのダクト7内の空気の流れについて、CFDの解析結果を示す速度ベクトル図である。
図10中の領域XIの部分拡大図である。
実施の形態1に係る室外機の第1変形例の仕切り部材6を室外熱交換器側から視た斜視図である。
実施の形態1に係る室外機の第2変形例の仕切り部材6及び風受部材8を室外熱交換器側から視た斜視図である。
図13に示される仕切り部材6、ダクト7、及び風受部材8を説明するための図である。
開口が形成されていない仕切り部材と図7A及び図7Bに示されるモニタ線M1上に設けられた風受部材8とを備える室外機の解析モデルAC2について、CFDツールを用いて解析された、図7A及び図7Bに示されるモニタ線M1での圧力分布の解析結果を示す図である。
実施の形態1に係る室外機の第3変形例の電気部品5とダクト7との接続部を説明するための端面図である。
実施の形態1に係る室外機の第4変形例の電気部品5とダクト7との接続部を説明するための端面図である。
実施の形態1に係る室外機の第5変形例の電気部品5とダクト7との接続部を説明するための端面図である。
実施の形態1に係る室外機の第6変形例のダクト7を説明するための端面図である。
実施の形態1に係る室外機の第7変形例のダクト7を説明するための端面図である。
実施の形態1に係る室外機の第8変形例のダクト7を説明するための端面図である。
実施の形態1に係る室外機の第9変形例のダクト7を説明するための端面図である。
実施の形態2に係る室外機の仕切り部材6及びダクト7を説明するための部分拡大図である。
実施の形態2に係る室外機の第1変形例の仕切り部材6及びダクト7を説明するための部分拡大図である。
実施の形態2に係る室外機の第2変形例の仕切り部材6及びダクト7を説明するための部分拡大図である。
実施の形態3に係る室外機のダクト7及び冷媒配管10を説明するための部分拡大図である。
実施の形態3に係る室外機の第1変形例のダクト7及び冷媒配管10を説明するための部分拡大斜視図である。
実施の形態3に係る室外機の第2変形例のダクト7及び冷媒配管10を説明するための部分拡大斜視図である。
実施の形態4に係る室外機の仕切り部材6及びダクト7を説明するための端面図である。
実施の形態4に係る室外機の変形例のダクト7を説明するための端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について図に基づいて説明する。なお、以下では、同一または相当する部分に同一の符号を付すものとし、重複する説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三菱電機株式会社
冷蔵庫
3日前
三菱電機株式会社
ラッチ機構
6日前
三菱電機株式会社
半導体装置
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置
今日
三菱電機株式会社
半導体装置
12日前
三菱電機株式会社
車両制御装置
14日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
12日前
三菱電機株式会社
半導体製造装置
5日前
三菱電機株式会社
冷凍サイクル装置
3日前
三菱電機株式会社
半導体モジュール
3日前
三菱電機株式会社
半導体素子駆動装置
10日前
三菱電機株式会社
移載装置及び吸着方法
今日
三菱電機株式会社
室外機及び空気調和装置
5日前
三菱電機株式会社
トルク締め個所検出システム
3日前
三菱電機株式会社
半導体チップ及び半導体装置
今日
三菱電機株式会社
半導体装置、及び、電力変換装置
14日前
三菱電機株式会社
半導体装置及び半導体装置製造方法
10日前
三菱電機株式会社
パワーモジュールおよび電力変換装置
12日前
三菱電機株式会社
漏油画像生成装置および漏油検知装置
今日
三菱電機株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
11日前
三菱電機株式会社
アンテナモジュールおよびアンテナ装置
今日
三菱電機株式会社
レーダシステムおよびタイミング調整方法
6日前
三菱電機株式会社
地図情報配信サーバおよび移動体支援システム
4日前
三菱電機株式会社
誘導加熱コイル及びそれを備えた誘導加熱調理器
11日前
三菱電機株式会社
飛行システム、制御装置および飛行体の制御方法
12日前
三菱電機株式会社
車名認識装置、車名認識方法、及び車名認識プログラム
5日前
三菱電機株式会社
ヒートシンク、ヒートシンクを製造する方法及び電子機器
6日前
三菱電機株式会社
半導体装置、電力変換装置、及び、半導体装置の製造方法
5日前
三菱電機株式会社
飲酒状態判定装置、飲酒状態判定システム及び飲酒状態判定方法
6日前
三菱電機株式会社
空調制御システム、空調制御装置、空調制御方法及びプログラム
4日前
三菱電機株式会社
制御装置、エネルギー管理システム、機器制御方法、及び、プログラム
3日前
三菱電機株式会社
二酸化炭素回収システム
17日前
三菱電機株式会社
情報提供装置および情報受信装置
17日前
三菱電機株式会社
検証装置、推論システム、検証方法およびプログラム
4日前
三菱電機株式会社
通信システム、マスター基地局、セカンダリ基地局およびユーザ装置
12日前
個人
即湯器
2か月前
続きを見る
他の特許を見る