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公開番号2025063512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172787
出願日2023-10-04
発明の名称バーチャルオフィス支援システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20250409BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザがオフィスから離れた場所にいる場合でも、偶発的なコミュニケーションを発生させることができるバーチャルオフィス支援システムを提供する。
【解決手段】オフィスユーザの動きを検知するセンサと、センサのセンサ情報からオフィスユーザの位置座標を推定して第1の位置座標とする位置情報推定部と、遠隔地にいる遠隔ユーザの操作情報を検知する遠隔ユーザ端末と、遠隔ユーザ端末の操作情報に基づいて遠隔ユーザのオフィスでの位置座標に変換して第2の位置座標とする遠隔ユーザ位置情報判定部と、第1および第2の位置座標を、それぞれバーチャルオフィスでの第3および第4の位置座標に変換する位置情報変換部と、第3および第4の位置座標に基づいて、ユーザ同士の接近を判定する近接判定部と、ユーザ同士の接近を出力する近接情報出力部と、近接情報出力部からの出力に基づいて、ユーザ同士の接近を報知する出力装置とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
オフィスにいるオフィスユーザの動きを検知するセンサと、
前記センサのセンサ情報から前記オフィスユーザの位置座標を推定して第1の位置座標とする位置情報推定部と、
遠隔地にいる遠隔ユーザの操作情報を検知する遠隔ユーザ端末と、
前記遠隔ユーザ端末の前記操作情報に基づいて前記遠隔ユーザの前記オフィスでの位置座標に変換して第2の位置座標とする遠隔ユーザ位置情報判定部と、
前記オフィスユーザの前記第1の位置座標および前記遠隔ユーザの前記第2の位置座標を、それぞれバーチャルオフィスでの第3および第4の位置座標に変換する位置情報変換部と、
前記位置情報変換部で変換された前記第3および第4の位置座標に基づいて、ユーザ同士の接近を判定する近接判定部と、
前記ユーザ同士の前記接近の判定結果を出力する近接情報出力部と、
前記近接情報出力部からの前記出力に基づいて、前記ユーザ同士の前記接近を報知する出力装置と、を備え、
前記遠隔ユーザ位置情報判定部は、
予め定義されたロジックに基づいて前記操作情報を前記オフィスでの前記第2の位置座標に変換する、バーチャルオフィス支援システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記出力装置は、
前記オフィスに配置する表示装置である、請求項1記載のバーチャルオフィス支援システム。
【請求項3】
前記オフィスユーザの操作情報を検知するオフィスユーザ端末と、
前記遠隔ユーザ端末で取得された前記遠隔ユーザの状態および前記オフィスユーザ端末で取得された前記オフィスユーザの状態に基づいて、前記遠隔ユーザおよび前記オフィスユーザがコミュニケーション可能な状態にあるか否かを判定し、ユーザコミュニケーション情報として前記位置情報変換部および前記近接情報出力部に送信するコミュニケーション可否判定部をさらに備え、
前記位置情報変換部は、
受信した前記ユーザコミュニケーション情報に基づいて、前記バーチャルオフィス上において前記遠隔ユーザおよび前記オフィスユーザのコミュニケーション可否状態を反映し、
前記近接情報出力部は、
受信した前記ユーザコミュニケーション情報に基づいて、前記コミュニケーション可否状態に応じて前記ユーザ同士の前記接近の出力方法を変化させる、請求項1記載のバーチャルオフィス支援システム。
【請求項4】
前記センサは、
複数の監視カメラを有し、
前記複数の監視カメラは、撮像データを前記位置情報推定部に送信し、
前記位置情報推定部は、
受信した前記撮像データから前記オフィスユーザの動きを検知し、前記位置座標を推定する、請求項1記載のバーチャルオフィス支援システム。
【請求項5】
オフィスにいるオフィスユーザの動きを検知するセンサと、
前記オフィスユーザが携帯し、前記センサのセンサ情報から前記オフィスユーザの位置座標を推定して第1の位置座標とする携帯装置と、
遠隔地にいる遠隔ユーザの操作情報を検知する遠隔ユーザ端末と、
前記遠隔ユーザ端末の前記操作情報に基づいて前記遠隔ユーザの前記オフィスでの位置座標に変換して第2の位置座標とする遠隔ユーザ位置情報判定部と、
前記オフィスユーザの前記第1の位置座標および前記遠隔ユーザの前記第2の位置座標を、それぞれバーチャルオフィスでの第3および第4の位置座標に変換する位置情報変換部と、
前記位置情報変換部で変換された前記第3および第4の位置座標に基づいて、ユーザ同士の接近を判定する近接判定部と、
前記ユーザ同士の前記接近の判定結果を出力する近接情報出力部と、を備え、
前記携帯装置は、
前記近接情報出力部からの前記出力に基づいて、前記ユーザ同士の前記接近を報知し、
前記遠隔ユーザ位置情報判定部は、
予め定義されたロジックに基づいて前記操作情報を前記オフィスでの前記第2の位置座標に変換する、バーチャルオフィス支援システム。
【請求項6】
前記センサは、
BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを送出する複数のビーコンデバイスを有し、
前記携帯装置は、
前記BLEビーコンを受信し、前記BLEビーコンから前記オフィスユーザの前記位置座標を推定する、請求項5記載のバーチャルオフィス支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、遠隔地にいるユーザとのコミュケーションを支援するバーチャルオフィス支援システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、コミュニケーションツールを活用し、ネットワークを介した異なる地点間のコミュニケーションを可能とするコミュニケーションシステムが開発されている。例えば、特許文献1に開示のコミュニケーションシステムは、相手のスケジュールおよび通話可否状態を確認して通話を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5177146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のコミュニケーションシステムでは、会議および電話のような「自発的なコミュニケーション」しか対応しておらず、すれ違いおよび遭遇などでの「偶発的なコミュニケーション」には対応していなかった。
【0005】
リモートワークが続くことで、人と人との距離感が遠くなっていると感じる人は多く、その要因の1つが偶発的なコミュケーションの減少だと考えられる。例えば、出社時の挨拶などは人がいることを認識することで発生する偶発的なコミュケーションの1つであり、他にも通路ですれ違いざまに発生する会話なども偶発的なコミュケーションである。
【0006】
このような、偶発的なコミュケーションは、従来のコミュニケーションシステムでは発生することがなく、人と人との距離感が遠くなるとの問題があった。
【0007】
本開示は上記のような問題を解決するためになされたものであり、ユーザがオフィスから離れた場所にいる場合でも、偶発的なコミュニケーションを発生させることができるバーチャルオフィス支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係るバーチャルオフィス支援システムは、オフィスにいるオフィスユーザの動きを検知するセンサと、前記センサのセンサ情報から前記オフィスユーザの位置座標を推定して第1の位置座標とする位置情報推定部と、遠隔地にいる遠隔ユーザの操作情報を検知する遠隔ユーザ端末と、前記遠隔ユーザ端末の前記操作情報に基づいて前記遠隔ユーザの前記オフィスでの位置座標に変換して第2の位置座標とする遠隔ユーザ位置情報判定部と、前記オフィスユーザの前記第1の位置座標および前記遠隔ユーザの前記第2の位置座標を、それぞれバーチャルオフィスでの第3および第4の位置座標に変換する位置情報変換部と、前記位置情報変換部で変換された前記第3および第4の位置座標に基づいて、ユーザ同士の接近を判定する近接判定部と、前記ユーザ同士の前記接近の判定結果を出力する近接情報出力部と、前記近接情報出力部からの前記出力に基づいて、前記ユーザ同士の前記接近を報知する出力装置と、を備え、前記遠隔ユーザ位置情報判定部は、予め定義されたロジックに基づいて前記操作情報を前記オフィスでの前記第2の位置座標に変換する。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係るバーチャルオフィス支援システムによれば、遠隔ユーザとオフィスユーザがバーチャルオフィスでの自身の動きを意識することなく、現実のオフィスでの動きがバーチャルオフィスに反映され、ユーザ同士の接近の判定結果がバーチャルオフィスにフィードバックされるので、ユーザ同士がオフィスから離れた場所にいる場合でも、偶発的なコミュニケーションを発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る実施の形態1のバーチャルオフィス支援システムの構成を示す機能ブロック図である。
カメラ映像により位置推定を行う場合のオフィスの機器配置の一例を示す図である。
遠隔ユーザが利用するユーザ端末の構成の一例を示すブロック図である。
オフィスユーザの位置推定のシーケンスを示す図である。
遠隔ユーザの位置推定のシーケンスを示す図である。
オフィスユーザおよび遠隔ユーザのバーチャルオフィスへの反映と近接情報出力までのシーケンスを示す図である。
近接情報をユーザへ伝達するシーケンスを示す図である。
本開示に係る実施の形態2のバーチャルオフィス支援システムの構成を示す機能ブロック図である。
BLEビーコンにより位置推定を行う場合のオフィスの機器配置の一例を示す図である。
遠隔ユーザの位置座標をバーチャルオフィスの座標に変換するフローを示すフローチャートである。
現実のオフィスでの移動を説明する図である。
本開示に係る実施の形態3のバーチャルオフィス支援システムの構成を示す機能ブロック図である。
コミュニケーション可否状態をバーチャルオフィス上に反映するシーケンスを示す図である。
コミュニケーション可否状態を近接情報出力部で利用するフローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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