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公開番号2025078989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191364
出願日2023-11-09
発明の名称アンテナの制御方法、および、通信システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04B 7/06 20060101AFI20250514BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本願明細書に開示される技術は、受信した無線通信信号に基づいてアンテナ選択を行うことができない場合であっても、通信装置間で送信された信号を効果的に受信するための技術である。
【解決手段】本願明細書に開示される技術に関するアンテナの制御方法は、複数のアンテナを用いて定期的または不定期に無線通信信号を送信する通信装置におけるアンテナの制御方法であり、無線通信信号を送信する周期である送信周期に対応して、無線通信信号を送信するために用いるアンテナを切り替える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアンテナを用いて定期的または不定期に無線通信信号を送信する通信装置における前記アンテナの制御方法であり、
前記無線通信信号を送信する周期である送信周期に対応して、前記無線通信信号を送信するために用いる前記アンテナを切り替える、
アンテナの制御方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアンテナの制御方法であり、
前記アンテナを切り替えるタイミングである切り替えタイミングが、前記送信周期で前記無線通信信号を送信するタイミング同士の間の期間に設定される、
アンテナの制御方法。
【請求項3】
請求項2に記載のアンテナの制御方法であり、
前記切り替えタイミングが、前記送信周期で前記無線通信信号を送信するタイミング同士の間の期間でばらついて設定される、
アンテナの制御方法。
【請求項4】
請求項1から3のうちのいずれか1つに記載のアンテナの制御方法であり、
前記通信装置が、
前記アンテナの切り替えを制御する制御部と、
前記無線通信信号を送信するタイミングに関する情報である送信タイミング情報を保持する情報部とを備え、
前記情報部が、前記制御部に前記無線通信信号を送信する前記送信タイミング情報を入力し、
前記制御部が、前記アンテナを切り替えるタイミングを、前記送信周期で前記無線通信信号を送信するタイミング同士の間の期間に設定する、
アンテナの制御方法。
【請求項5】
請求項1から3のうちのいずれか1つに記載のアンテナの制御方法であり、
前記送信周期の整数倍の周期で、前記無線通信信号を送信するために用いる前記アンテナを切り替える、
アンテナの制御方法。
【請求項6】
複数のアンテナを用いて定期的に無線通信信号を受信する通信装置における前記アンテナの制御方法であり、
前記無線通信信号を受信する周期である受信周期に対応して、前記無線通信信号を受信するために用いる前記アンテナを切り替える、
アンテナの制御方法。
【請求項7】
請求項6に記載のアンテナの制御方法であり、
前記アンテナを切り替えるタイミングである切り替えタイミングが、前記受信周期で前記無線通信信号を受信するタイミング同士の間の期間に設定される、
アンテナの制御方法。
【請求項8】
請求項7に記載のアンテナの制御方法であり、
前記切り替えタイミングが、前記受信周期で前記無線通信信号を受信するタイミング同士の間の期間でばらついて設定される、
アンテナの制御方法。
【請求項9】
請求項6から8のうちのいずれか1つに記載のアンテナの制御方法であり、
複数の前記アンテナが、前記無線通信信号を受信可能な第1のアンテナと、前記無線通信信号を受信不能な第2のアンテナとを含み、
前記第2のアンテナに切り替えることによって通信が遮断される場合に、前記第1のアンテナに固定して切り替えない、
アンテナの制御方法。
【請求項10】
請求項6から8のうちのいずれか1つに記載のアンテナの制御方法であり、
前記受信周期の整数倍の周期で、前記無線通信信号を受信するために用いる前記アンテナを切り替える、
アンテナの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願明細書に開示される技術は、無線通信技術に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信における送受信性能を改善するための方法として、2つのアンテナで信号を受信して高い受信電界強度が得られる方のアンテナを受信アンテナとして使用する選択ダイバーシチ、さらに、高い受信電界強度が得られる方のアンテナを送信にも適用する送信ダイバーシチが知られている。
【0003】
たとえば特許文献1においては、2個のアンテナでデータの送受信を行い、それぞれのアンテナでの受信レベルの平均値を比較して、送受信に用いるアンテナを固定するかまたはダイバーシチ制御を行うかを決定する方法が示されている。
【0004】
また、たとえば特許文献2においては、2個以上のアンテナを備える無線機において、受信アンテナとして決定されたアンテナを送信アンテナとしても使用する方法が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-196512号公報
特開平11-298384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
無線通信における送受信の方法として、無線local area network(LAN)のアクセスポイントにおいて、まず自装置からビーコン送信を行い、その後クライアント(他装置)からプローブを受信する場合など、他装置からの無線通信信号の受信に先立ち自装置からの無線通信信号の送信が必要となる場合がある。そのような場合においては、自装置において無線通信に適切なアンテナを選択することができず、受信機との通信が確立できない可能性がある。
【0007】
特許文献2に示されている方法などでは、ダイバーシチの送信時のアンテナ選択は無線通信信号の受信時のアンテナ選択に基づくため、他装置からの無線通信信号の受信に先立ち自装置からの無線通信信号の送信が必要となる場合においては、自装置において無線通信に適切なアンテナを選択することができず、受信機との通信が確立できない可能性がある。
【0008】
本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を鑑みてなされたものであり、受信した無線通信信号に基づいてアンテナ選択を行うことができない場合であっても、通信装置間で送信された信号を効果的に受信するための技術である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願明細書に開示される技術の第1の態様であるアンテナの制御方法は、複数のアンテナを用いて定期的または不定期に無線通信信号を送信する通信装置における前記アンテナの制御方法であり、前記無線通信信号を送信する周期である送信周期に対応して、前記無線通信信号を送信するために用いる前記アンテナを切り替える。
【発明の効果】
【0010】
本願明細書に開示される技術の少なくとも第1の態様によれば、無線通信信号のアンテナを信号の送信または受信周期に対応して切り替えるように構成することによって、それぞれのアンテナで無線通信を行うことができるため、通信装置間で送信された信号を効果的に受信することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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