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公開番号2025052866
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161833
出願日2023-09-26
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 10/063 20230101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約【課題】予め定められた一連の作業を個人間のばらつきを考慮して評価すること。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、識別情報インターフェース(I/F)、メモリ、画像I/F、報知I/F及び少なくとも1つのプロセッサを備える。少なくとも1つのプロセッサは、予め定められた一連の作業に含まれる動作ごとの共通合格閾値を用いてユーザごとの個人パラメータを設定する動作閾値設定モードと、個人パラメータを用いて一連の作業が実施されたかを判定する動作判定モードとを実行する。少なくとも1つのプロセッサは、動作閾値設定モードにおいて、動作ごとの共通合格閾値をユーザへ報知し、対象領域を撮影した撮影画像に基づいてユーザの動作ごとの継続長さを判定し、判定された動作ごとの継続長さと共通合格閾値との割合に基づくパラメータを、ユーザに関する個人パラメータとしてユーザを識別する識別情報と関連付けてメモリに格納する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザを識別する識別情報を取得する識別情報インターフェースと、
予め定められた一連の作業の動作、当該一連の作業に含まれる動作ごとの共通合格閾値及び順序を示す作業パターンを格納するメモリと、
対象領域を撮影した撮影画像を取得する画像インターフェースと、
前記ユーザへの報知を行う報知インターフェースと、
前記共通合格閾値を用いて前記ユーザごとの個人パラメータを設定する動作閾値設定モードと、前記個人パラメータを用いて前記一連の作業が実施されたかを判定する動作判定モードとを実行する少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記動作閾値設定モードにおいて、
前記動作ごとの前記共通合格閾値を前記ユーザへ報知し、
前記撮影画像に基づいて前記ユーザの前記動作ごとの継続長さを判定し、
判定された前記動作ごとの継続長さと前記共通合格閾値との割合に基づくパラメータを、前記識別情報により識別される前記ユーザに関する個人パラメータとして前記識別情報と関連付けて前記メモリに格納する、
情報処理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記動作判定モードにおいて、
前記識別情報に基づいて前記ユーザに関する前記個人パラメータを取得し、
前記撮影画像に基づいて前記ユーザの前記動作ごとの継続長さを判定し、
判定された前記動作ごとの継続長さと、前記個人パラメータに基づく補正合格閾値とに基づいて、前記一連の作業が実施されたかを判定し、
判定結果を示す情報を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記個人パラメータに基づく補正合格閾値は、前記割合に基づくパラメータを用いて算出された前記動作ごとの継続長さの閾値である、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記個人パラメータは、前記動作ごとの継続長さの閾値である前記補正合格閾値を、前記共通合格閾値を用いて算出するための補正値である、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記動作閾値設定モードにおいて、判定された前記動作ごとの継続長さが予め定められた下限値に達しない場合には、前記個人パラメータを設定しない、
請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
予め定められた一連の作業の動作ごとの共通合格閾値を用いてユーザごとの個人パラメータを設定する動作閾値設定モードと、前記個人パラメータを用いて前記一連の作業が実施されたかを判定する動作判定モードとを実行し、
前記動作閾値設定モードにおいて、
前記動作ごとの前記共通合格閾値を前記ユーザへ報知し、
対象領域を撮影した撮影画像に基づいて前記ユーザの前記動作ごとの継続長さを判定し、
判定された前記動作ごとの継続長さと前記共通合格閾値との割合に基づくパラメータを、前記ユーザに関する個人パラメータとして前記ユーザを識別する識別情報と関連付けてメモリに格納する、
ことをコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
手洗いが所定の手順で行われたかを判定するシステムが提供されている。そのようなシステムは、ユーザの手洗い動作を特定し特定された手洗い動作が特定の手洗いパターンに沿っているかを判定する。
【0003】
このような中、画像を用いて手洗い動作などの予め定められた一連の作業を評価するシステムにおいては、例えば、複数のユーザが同じ手洗い動作を行う場合であっても、個人間のばらつきに起因して、動作分類の結果が異なる場合があった。ここで、個人間のばらつきとは、複数のユーザ間での時間感覚のばらつきや、複数のユーザ間での動作の差異に起因する動作分類の誤分類がある。このように、所定の手洗い動作を行ったにも関わらず、ユーザ間で判定結果が異なっていたり、正しく判定されなかったりすると、判定結果へのユーザの不満が生じるおそれがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、予め定められた一連の作業を個人間のばらつきを考慮して評価することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る情報処理装置は、識別情報インターフェースと、メモリと、画像インターフェースと、報知インターフェースと、少なくとも1つのプロセッサと、を備える。前記識別情報インターフェースは、ユーザを識別する識別情報を取得する。前記メモリは、予め定められた一連の作業の動作、当該一連の作業に含まれる動作ごとの共通合格閾値及び順序を示す作業パターンを格納する。前記画像インターフェースは、対象領域を撮影した撮影画像を取得する。前記報知インターフェースは、前記ユーザへの報知を行う。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記共通合格閾値を用いて前記ユーザごとの個人パラメータを設定する動作閾値設定モードと、前記個人パラメータを用いて前記一連の作業が実施されたかを判定する動作判定モードとを実行する。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記動作閾値設定モードにおいて、前記動作ごとの前記共通合格閾値を前記ユーザへ報知し、前記撮影画像に基づいて前記ユーザの前記動作ごとの継続長さを判定し、判定された前記動作ごとの継続長さと前記共通合格閾値との割合に基づくパラメータを、前記識別情報により識別される前記ユーザに関する個人パラメータとして前記識別情報と関連付けて前記メモリに格納する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る動作判定装置の構成例を概略的に示す図である。
図2は、実施形態に係る動作判定装置の他の構成例を概略的に示す図である。
図3は、実施形態に係る動作判定装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係る手洗いパターンの例を示す図である。
図5は、実施形態に係るパターン設定テーブルの例を示す図である。
図6は、実施形態に係る特徴量モデルテーブルの例を示す図である。
図7は、実施形態に係る動作クラステーブルの例を示す図である。
図8は、実施形態に係る識別情報テーブルの例を示す図である。
図9は、実施形態に係る動作判定装置の機能構成の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る動作閾値設定モードの指示画面の例を示す図である。
図11は、実施形態に係る動作判定モードの指示画面の例を示す図である。
図12は、実施形態に係る動作判定装置において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13は、図12の各モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、図12の動作判定モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図15は、図12の動作閾値設定モードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図16は、実施形態に係る識別情報テーブルの他の例を示す図である。
図17は、実施形態に係る動作閾値設定モードの他の例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して、実施形態に係る情報処理装置、表示端末、システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体について説明する。
【0008】
以下に説明する実施形態は、情報処理装置、表示端末、システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体の一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。以下に説明する実施形態は、人が手を洗う手洗い動作に関し、画像を用いて評価するシステムへの適用例である。
【0009】
実施形態に係る動作判定装置(システム)は、ユーザの手洗いが所定の手順で行われたかを判定するシステムの一例である。動作判定装置は、シンクなどにおいてユーザの手を撮影する。動作判定装置は、撮影された画像ユーザの手の動作クラスを判定する。例えば、動作判定装置は、動作クラスとして、洗う箇所(手の甲、指の間、親指など)などによって分類される手の動作を判定する。動作判定装置は、動作クラスの順序及び動作持続時間などに基づいてユーザの手洗いが所定の手順で行われたかを判定する。
【0010】
図1は、実施形態に係る動作判定装置1の構成例を概略的に示す図である。動作判定装置1は、図1に示すように、カメラ3、入出力装置5(表示端末)、リーダ6及びシンク20を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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