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公開番号2025051747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2024163336
出願日2024-09-20
発明の名称表示装置
出願人エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人園田・小林弁理士法人
主分類H10K 50/852 20230101AFI20250327BHJP()
要約【課題】光効率を向上させた高効率の低電力表示装置、並びに、視野角による輝度低下及び色座標変化を最小化して表示品質が改善された表示装置の提供。
【解決手段】表示装置100は、基板110上に配置された複数のサブ画素SP1、SP2、SP3を含み、それぞれに複数のトランジスタ120、及びトランジスタ120と連結された、反射層141Mとその上の透明導電層141Tを含む複数の第1電極141-1、141-2、141-3、その上の発光部142、及び第2電極143を有する。透明導電層141Tは、反射層141Mと接する第1部分及び反射層141Mと離隔された第2部分を含み、透明導電層141Tの第1部分と接する発光部142で発光された光のマイクロキャビティ(micro-cavity)間隔は、透明導電層141Tの第2部分と接する発光部142で発光された光のマイクロキャビティ間隔と異なり得る。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のサブ画素が配置された基板、
前記基板上の前記複数のサブ画素それぞれに配置される複数のトランジスタ、
前記複数のトランジスタ上で前記複数のトランジスタと連結され、反射層及び前記反射層上に配置される透明導電層をそれぞれ含む複数の第1電極、
前記複数の第1電極上に配置される発光部、並びに
前記発光部上に配置される第2電極を含み、
前記透明導電層は、前記反射層と接する第1部分及び前記反射層と離隔された第2部分を含み、
前記透明導電層の第1部分と接する前記発光部で発光された光のマイクロキャビティ(micro-cavity)間隔は、前記透明導電層の第2部分と接する前記発光部で発光された光のマイクロキャビティ間隔と異なる、表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記透明導電層の第1部分と接する前記発光部で発光された光のマイクロキャビティ間隔は、前記透明導電層の第2部分と接する前記発光部で発光された光のマイクロキャビティ間隔より小さい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記透明導電層の第1部分と接する前記発光部で発光された光の中心視野角での強度は、前記透明導電層の第2部分と接する前記発光部で発光された光の中心視野角での強度より大きい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記透明導電層の第1部分と接する前記発光部で発光された光の半値幅は、前記透明導電層の第2部分と接する前記発光部で発光された光の半値幅より小さい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記複数のトランジスタと前記複数の第1電極との間に配置され、第1上面及び前記第1上面に対して傾斜した第2上面を含むオーバーコーティング層をさらに含み、
前記反射層は、前記透明導電層の第1部分と接し、前記第1上面に配置される第1部分、及び前記透明導電層と離隔され、前記第2上面に配置される第2部分を含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記複数のサブ画素のうち一つのサブ画素に配置された前記透明導電層の第1部分と接する前記発光部で発光された光のマイクロキャビティ間隔は、前記一つのサブ画素に配置された前記反射層の第1部分と前記第2電極との間の間隔であり、
前記一つのサブ画素に配置された前記透明導電層の第2部分と接する前記発光部で発光された光のマイクロキャビティ間隔は、前記一つのサブ画素に配置された前記第2電極と、前記一つのサブ画素に隣接した他の一つのサブ画素に配置された前記反射層の第2部分との間の間隔である、請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記複数のサブ画素の間で前記反射層の第2部分と前記透明導電層の第2部分との間に配置されるバンクをさらに含み、
前記オーバーコーティング層の第2上面及び前記バンクの上面は、曲面を含む、請求項5に記載の表示装置。
【請求項8】
前記複数のサブ画素の間で前記反射層の第2部分と前記透明導電層の第2部分との間に配置されるバンクをさらに含み、
前記オーバーコーティング層の第2上面及び前記バンクの上面は、前記オーバーコーティング層の第1上面に対して傾斜した平面を含む、請求項5に記載の表示装置。
【請求項9】
前記複数のサブ画素のうち一つのサブ画素に配置された前記透明導電層の第2部分は、隣接した他の一つのサブ画素に配置された前記反射層の第2部分と平行である、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記複数のトランジスタと前記複数の第1電極との間に配置され、上面が平面であるオーバーコーティング層をさらに含み、
前記反射層は、前記オーバーコーティング層の上面に配置され、
前記反射層は、前記透明導電層の第1部分と接する第1部分及び前記透明導電層と離隔される第2部分を含む、請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、表示装置に関し、より詳細には、光効率及び表示品質を向上させることができる表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
有機発光表示装置は、液晶表示装置とは異なり別途の光源が不要であり、軽量薄型に製造可能である。また、有機発光表示装置は、低電圧駆動により消費電力の側面で有利であるだけではなく、色相具現、応答速度、視野角、明暗比(contrast ratio:CR)にも優れており、次世代のディスプレイとして研究されている。
【0003】
有機発光表示装置は、自体発光型表示装置であって、電子(electron)の注入のためのカソードと正孔(hole)の注入のためのアノードからそれぞれ電子と正孔を発光層の内部に注入させ、注入された電子と正孔が結合した励起子(exciton)が励起状態から基底状態に落ちる時に発光する有機発光素子を利用した表示装置である。
【0004】
有機発光表示装置は、光が放出される方向によって、上部発光(Top Emission)方式、下部発光(Bottom Emission)方式及び両面発光(Dual Emission)方式等があり、駆動方式によっては、受動マトリックス型(Passive Matrix)と能動マトリックス型(Active Matrix)等に分けられ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書が解決しようとする課題は、光効率を向上させた高効率の低電力表示装置を提供することである。
【0006】
本明細書が解決しようとする他の課題は、視野角による輝度低下及び色座標変化を最小化して表示品質が改善された表示装置を提供することである。
【0007】
本明細書の課題は、以上において言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は、下記の記載から当業者に明確に理解され得るだろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書の一実施例に係る表示装置は、複数のサブ画素が配置された基板、基板上に複数のサブ画素それぞれに配置される複数のトランジスタ、複数のトランジスタ上で複数のトランジスタと連結され、反射層及び反射層上に配置される透明導電層をそれぞれ含む複数の第1電極、複数の第1電極上に配置される発光部、及び発光部上に配置される第2電極を含み、透明導電層は、反射層と接する第1部分及び反射層と離隔された第2部分を含み、透明導電層の第1部分と接する発光部で発光された光のマイクロキャビティ(micro-cavity)間隔は、透明導電層の第2部分と接する発光部で発光された光のマイクロキャビティ間隔と異なり得る。
【0009】
その他の実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
【0010】
本明細書の効果によれば、サブ画素で出光する光の強度が増加して表示装置の光効率を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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