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公開番号
2025044842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152639
出願日
2023-09-20
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10B
43/27 20230101AFI20250326BHJP()
要約
【課題】セルサイズを縮小できるメモリを提供する。
【解決手段】メモリは、第1方向に交互に積層された第1導電膜と第1絶縁膜を含む積層体を備える。第1柱状体は、積層体内を第1方向に延在する第1半導体部、第1絶縁体部、第2絶縁体部、第3絶縁体部、および、第4絶縁体部を含む。第2絶縁体部は、第1絶縁体部と第1導電膜との間に設けられた第1部分と、第1絶縁体部と第1絶縁膜との間に設けられ、第1部分よりも第1方向に対して直交する第2方向の厚みにおいて薄い第2部分とを含む。複数の第1絶縁膜は、第2絶縁膜と第3絶縁膜との積層膜であり、あるいは、第3絶縁膜で構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に交互に積層された複数の第1導電膜と複数の第1絶縁膜とを含む積層体と、
前記積層体内を前記第1方向に延在する第1半導体部、該第1半導体部と前記積層体との間に設けられた第1絶縁体部、前記第1絶縁体部と前記積層体との間に設けられた第2絶縁体部、前記第2絶縁体部と前記複数の第1導電膜との間に設けられた第3絶縁体部、および、前記第2絶縁体部と前記複数の第1絶縁膜との間に設けられた第4絶縁体部、を含む複数の第1柱状体とを備え、
前記第2絶縁体部は、前記第1絶縁体部と前記第1導電膜との間に設けられた第1部分と、前記第1絶縁体部と前記第1絶縁膜との間に設けられ、前記第1部分よりも前記第1方向に対して直交する第2方向の厚みにおいて薄い第2部分とを含み、
前記複数の第1絶縁膜は、第2絶縁膜と第3絶縁膜との積層膜であり、あるいは、前記第3絶縁膜で構成されている、半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第3絶縁膜は、炭素を含む絶縁膜である、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第3絶縁膜は、SiOCを含む絶縁膜である、請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第3絶縁体部と前記複数の第1導電膜との間に設けられ、前記第3絶縁体部よりも誘電率の高い第5絶縁体部をさらに備え、
前記複数の第1柱状体の下端部に最も近い前記第3絶縁体部と前記第5絶縁体部との間の境界における前記複数の第1柱状体の径は、前記複数の第1柱状体の下端部における前記第4絶縁体部の外周の径と等しいかそれよりも小さい、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1柱状体と同じ構成を有し、前記第1半導体部が前記積層体の下にあるソース層と電気的に分離されている第2柱状体をさらに備え、
前記第2柱状体の下端部に最も近い前記第5絶縁体部と前記第3絶縁体部との間の境界における前記第2柱状体の径は、前記ソース層内にある前記第2柱状体の直下で前記第1方向に突出している導電体の外周の径と等しいかそれよりも小さい、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記第3絶縁体部と前記複数の第1導電膜との間に設けられ、前記第3絶縁体部よりも誘電率の高い第5絶縁体部をさらに備え、
前記第1方向に対して垂直方向の断面において、前記第3絶縁体部と前記第5絶縁体部との境界における前記第1柱状体の径は、前記複数の第1絶縁膜と前記第4絶縁体部との境界における前記第1柱状体の径と等しいかそれよりも小さい、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第3絶縁膜は、前記第1方向において、前記第2絶縁膜を挟むように前記第2絶縁膜の両側に設けられているか、あるいは、前記第3絶縁膜は、前記第1方向において、前記第2絶縁膜によって挟まれるように前記第2絶縁膜の中心に設けられている、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記積層体から露出されたコンタクト領域の前記複数の第1絶縁膜を貫通し、前記複数の第1絶縁膜のそれぞれに被覆された前記複数の第1導電膜に接続される複数のコンタクトをさらに備え、
前記コンタクト領域において前記第3絶縁膜は、前記複数の第1導電膜と前記第2絶縁膜との間の第4絶縁膜と、前記第2絶縁膜上にある第5絶縁膜とを含み、
前記第4絶縁膜は、前記第5絶縁膜よりも厚い、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
第1方向に交互に積層された複数の第1導電膜と複数の第1絶縁膜とを含む積層体と、
前記積層体内を前記第1方向に延在する第1半導体部、該第1半導体部と前記積層体との間に設けられた第1絶縁体部、前記第1絶縁体部と前記積層体との間に設けられた第2絶縁体部、前記第2絶縁体部と前記複数の第1導電膜との間に設けられた第3絶縁体部、および、前記第2絶縁体部と前記複数の第1絶縁膜との間に設けられた第4絶縁体部、を含む複数の第1柱状体とを備え、
前記第2絶縁体部は、前記第1絶縁体部と前記第1導電膜との間に設けられた第1部分と、前記第1絶縁体部と前記第1絶縁膜との間に設けられ、前記第1部分よりも前記第1方向に対して直交する第2方向の厚みにおいて薄い第2部分とを含み、
前記複数の第1絶縁膜は、第2絶縁膜と第3絶縁膜との積層膜であり、あるいは、前記第3絶縁膜で構成され、
前記第1方向の断面において、前記第1部分と前記第3絶縁体部との間の境界の前記第1方向の第1長さは、前記第2部分と前記第4絶縁体部との間の境界の延長線上における前記第1部分の第2長さよりも長い、半導体記憶装置。
【請求項10】
前記第1方向の断面において、前記第1部分と前記第1絶縁体部との間の境界における前記第1部分の前記第1方向の第3長さは、前記第2長さよりも長い、請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
NAND型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが三次元的に配置された立体型メモリセルアレイを有する場合がある。このような立体型メモリセルアレイでは、電荷捕獲膜を共有する隣接する複数のメモリセル間において電荷の漏洩が問題となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許公開第2021/0265372号公報
米国特許公開第2021/0265385号公報
米国特許公開第2021/0296354号公報
米国特許公開第2018/0151588号公報
米国特許公開第2017/0069647号公報
米国特許公開第2021/0391352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
メモリセル間において電荷の漏洩を抑制し、セルサイズを縮小することができる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体記憶装置は、第1方向に交互に積層された複数の第1導電膜と複数の第1絶縁膜とを含む積層体を備える。複数の第1柱状体は、積層体内を第1方向に延在する第1半導体部、第1半導体部と積層体との間に設けられた第1絶縁体部、第1絶縁体部と積層体との間に設けられた第2絶縁体部、第2絶縁体部と複数の第1導電膜との間に設けられた第3絶縁体部、および、第2絶縁体部と複数の第1絶縁膜との間に設けられた第4絶縁体部、を含む。第2絶縁体部は、第1絶縁体部と第1導電膜との間に設けられた第1部分と、第1絶縁体部と第1絶縁膜との間に設けられ、第1部分よりも第1方向に対して直交する第2方向の厚みにおいて薄い第2部分とを含む。複数の第1絶縁膜は、第2絶縁膜と第3絶縁膜との積層膜であり、あるいは、第3絶縁膜で構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す断面図。
積層体を示す模式平面図。
メモリセルアレイを例示する模式断面図。
図3の4-4線に沿った断面図。
図3の5-5線に沿った断面図。
図3の破線枠の部分を拡大した断面図。
第2実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第3実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第4実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第5実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第6実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第7実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第8実施形態によるメモリセルアレイの階段部分2sを例示する模式断面図。
第1実施形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図14に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図15に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図16に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図17に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図18に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図19に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
第6実施形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
第9実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第10実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第9実施形態による半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図24に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図25に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図26に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図27に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
第11実施形態によるメモリセルアレイを例示する模式断面図。
第1実施形態による柱状体の下端部の構成例を示す断面図。
柱状体の下端部の他の構成例を示す断面図。
柱状体の下端部の他の構成例を示す断面図。
柱状体の下端部の構成例1を第9実施形態に適用した構成例を示す断面図。
柱状体の下端部の構成例2を第9実施形態に適用した構成例を示す断面図。
柱状体の下端部の構成例2を第9実施形態に適用した構成例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものである。明細書と図面において、同一の要素には同一の符号を付す。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成例を示す断面図である。以下、積層体20の積層方向をZ方向とする。Z方向と交差、例えば、直交する1つの方向をY方向とする。Z方向およびY方向のそれぞれと交差、例えば、直交する1つの方向をX方向とする。なお、本明細書において、Z方向は第1方向の例である。X方向またはY方向は第2方向の例である。
【0009】
半導体記憶装置1は、メモリセルアレイを有するアレイチップ2と、CMOS回路を有するCMOSチップ3とを備えている。アレイチップ2とCMOSチップ3とは、貼合面B1において貼合されており、貼合面において接合された配線を介して互いに電気的に接続されている。図1では、CMOSチップ3上にアレイチップ2が搭載された状態を示している。
【0010】
CMOSチップ3は、基板30と、トランジスタ31と、ビア32と、配線33および34と、層間絶縁層35とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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