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公開番号2025061043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025001916,2021538508
出願日2025-01-06,2020-07-22
発明の名称記憶装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H10B 12/00 20230101AFI20250403BHJP()
要約【課題】信頼性の高い記憶装置を提供する。
【解決手段】第1方向に延在する第1導電体の側面に、第1導電体側から見て、第1絶縁体と、第1半導体と、第2絶縁体と、第2半導体と、第3絶縁体とを順に設ける。第1導電体に、第1絶縁体、第1半導体、第2絶縁体、第2半導体、および第3絶縁体を介して第2導電体と重なる第1領域と、第1絶縁体、第1半導体、第2絶縁体、第2半導体、および第3絶縁体を介して第3導電体と重なる第2領域を設ける。第2領域において、第1絶縁体と第1半導体の間に第4導電体を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1トランジスタの第1ゲート電極として機能する領域を有する第1導電体と、
容量素子の第1電極として機能する領域を有する第2導電体と、
第2トランジスタの第1ゲート電極として機能する領域を有する第3導電体と、
前記第2トランジスタの第2ゲート電極として機能する領域を有する第4導電体と、
前記第1トランジスタの第1ゲート絶縁膜として機能する領域を有する第1絶縁体と、
前記第1トランジスタの第2ゲート絶縁膜として機能する領域と、前記第2トランジスタの第2ゲート絶縁膜として機能する領域と、を有する第2絶縁体と、
前記第2トランジスタの第1ゲート絶縁膜として機能する領域を有する第3絶縁体と、
第4絶縁体と、
前記第1トランジスタのチャネル形成領域を有する第1半導体と、
前記第1トランジスタの第2ゲート電極及び前記容量素子の第2電極として機能する領域と、前記第2トランジスタのチャネル形成領域と、を有する第2半導体と、を有し、
前記第1導電体は第1方向に延在し、
前記第1導電体の前記第1方向に延在する側面において、
前記第1絶縁体は、前記第1導電体と接する領域と、
前記第1半導体は、前記第1絶縁体と接する領域と、
前記第2絶縁体は、前記第1半導体と接する領域と、
前記第2半導体は、前記第2絶縁体と接する領域と、
前記第3絶縁体は、前記第2半導体と接する領域と、
前記第1導電体は、第1領域と、第2領域と、を有し、
前記第1領域において、前記第2導電体は、前記第3絶縁体と接する領域を有し、
前記第2領域において、前記第3導電体は、前記第3絶縁体と接する領域を有し、
前記第2領域において、前記第4導電体は、前記第1絶縁体と前記第1半導体との間に位置する領域を有し、
前記第4絶縁体の前記第1方向に延在する側面において、前記第4絶縁体は、前記第1導電体と接する領域と、前記第1絶縁体と接する領域と、前記第1半導体と接する領域と、前記第2絶縁体と接する領域と、前記第2半導体と接する領域と、前記第3絶縁体と接する領域と、前記第2導電体と接する領域と、前記第3導電体と接する領域と、前記第4導電体と接する領域と、を有する記憶装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記第1半導体が酸化物半導体であり、
前記第2半導体が酸化物半導体である、
請求項1に記載の記憶装置。
【請求項3】
前記第1半導体は、インジウムまたは亜鉛の少なくとも一方を含み、
前記第2半導体は、インジウムまたは亜鉛の少なくとも一方を含む、
請求項2に記載の記憶装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【0002】
なお本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
【0003】
なお、本明細書等において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうるもの全般を指す。よって、トランジスタやダイオードなどの半導体素子や、半導体素子を含む回路は半導体装置である。また、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、記憶装置、撮像装置、通信装置および電子機器などは、半導体素子や半導体回路を含む場合がある。また、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、記憶装置、撮像装置、通信装置および電子機器なども、半導体装置と呼ばれる場合がある。
【背景技術】
【0004】
近年、扱われるデータ量の増大に伴って、より大きな記憶容量を有する半導体装置が求められている。単位面積あたりの記憶容量を増加させるためには、メモリセルを積層して形成することが有効である(特許文献1、特許文献2参照)。メモリセルを積層して設けることにより、単位面積当たりの記憶容量をメモリセルの積層数に応じて増加させることができる。特許文献3および特許文献4では、酸化物半導体を用いた記憶装置が開示されている。特許文献5では、電荷格納層として酸化物半導体を用いた半導体メモリが開示されている。
【0005】
また、非特許文献1では、結晶性酸化物半導体として、CAAC-IGZOが開示されている。また、非特許文献1では、CAAC-IGZOの成長メカニズムなども開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許公開2011/0065270A1公報
米国特許第9634097B2公報
特開2018-207038
特開特開2019-8862
特開2018-157205
【非特許文献】
【0007】
Noboru Kimizuka and Shunpei Yamazaki、「PHYSICS AND TECHNOLOGY OF CRYSTALLINE OXIDE SEMICONDUCTOR CAAC-IGZO」 FUNDAMENTALS(米国)、Wiley-SID Series in Display Technology、2017、p.94-97
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1、および特許文献2においては、記憶素子(メモリセルともいう)が複数積層しており、これらが直列に接続することで、三次元構造のメモリセルアレイ(メモリストリングともいう)を構成している。
【0009】
特許文献1においては、柱状に設けられた半導体が、電荷蓄積層を有する絶縁体と接している。特許文献2においては、柱状に設けられた半導体が、トンネル誘電体として機能する絶縁体と接している。特許文献1および特許文献2ともに、メモリセルへの情報の書き込みは、絶縁体を介して電荷を引き抜きおよび注入することによって行われる。この場合、半導体と絶縁体が接する界面に、トラップセンターが形成される場合がある。トラップセンターは、電子を捕獲し、トランジスタのしきい値電圧を変動させる場合がある。よって、記憶装置の信頼性に悪影響を及ぼす恐れがある。
【0010】
本発明の一形態は、信頼性の高い記憶装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、記憶容量の大きい記憶装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、占有面積が小さい記憶装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、製造コストの低い記憶装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、信頼性の高い半導体装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、製造コストの低い半導体装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、新規な半導体装置を提供することを課題の一とする。
(【0011】以降は省略されています)

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