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公開番号2025056680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023177112
出願日2023-09-26
発明の名称光電効果のエネルギー相互変換促進法
出願人パテントフレア株式会社
代理人
主分類H10H 20/812 20250101AFI20250331BHJP()
要約【課題】光電効果の特性を持つ複数の作用物質が、混合、封入された装置内では、混合物のエネルギー相互変換作用によって、発電、発光が生じ電源や光源として利用される。この変換作用の促進、変換効率の向上の方法が求められていた。
【解決手段】発電装置内に封入する複数の作用物質の混合物に、ナノサイズの粒子を加えることで、従来のエネルギー相互変換作用の他に、プラズモン共鳴という化学反応が起こり、装置内エネルギーの増幅効果となる。
又、混合物が封入される装置内の壁面の壁材に導電性の高い金属の研磨加工材を使用することで、内壁面の反射光と伝達電流が、装置内エネルギーの増幅効果となる。これらの効果により、変換作用が促進され、課題の解決に寄与する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
「光電効果(光エネルギーを電気エネルギーに変換する作用)という特性を持つ物質」は、同時にエネルギー相互変換の法則により、
「電気エネルギーを光エネルギーに変換する」という特性も持つ。
この光電効果の特性を持つ物質(ベンゼンなどの蛍光体、発光ダイオードなどの半導体、酸化チタンなどの金属、キセノンなどの希ガスなど)と、良導体(銅、アルミなどの導電性の高い金属、炭素同素体などの炭素系良導体など)の混合物を使用した化学反応(エネルギー相互変換作用)を利用する発電・発光技術がある。
この技術の発電・発光作用(エネルギー相互変換作用)を促進するために、混合物(固体、液体などの状態は限定されない)に、ナノサイズ粒子を適切量加える(又は混合物自体をナノサイズ粒子に加工する)ことによって起こるプラズモン共鳴という化学反応を、利用する方法。
「光電効果の特性を持つ物質」と「良導体」の混合物の化学反応(エネルギー相互変換作用)を利用して発電、発光する方法で、この混合物にナノサイズの粒子を適切量加える(又は、混合物自体をナノサイズ粒子に加工する)ことによって、発電装置内では、従来の化学反応(エネルギー相互変換作用)に加えて、プラズモン共鳴という反応が起きる。
この化学反応を利用することによって、発電、発光作用(エネルギー相互変換作用)を促進する方法。
(プラズモン共鳴とは、ナノサイズの粒子に光を照射すると、その光に含まれる特定波長の光を反射せず粒子内に吸収し、共鳴する現象である。光の波運動に粒子内の電子が共鳴することで、ホットエレクトロンという大きなエネルギーを持った電子が発生する。
熱を加えなくても赤外線の波長共鳴によるエネルギー増幅作用で、温度が上昇する)。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の「光電効果の特性を持つ物質」と「良導体」の混合物を使用した化学反応(エネルギー相互変換作用)を利用する発電発光方法で、発電発光作用(エネルギー相互変換作用)を促進するために、混合物(固体、液体などの状態は限定されない)が、封入されている発電(発光)装置の内側壁面を、銅、アルミなどの導電性の高い金属の表面を、鏡面仕上げ加工(金属の表面を研磨し、光を照射した時、光の反射機能が向上するように仕上げる加工法)を施し、壁材とする。
混合物(エネルギー相互変換作用物質)が封入されている装置内側の壁面が、導電性の高い金属で、研磨された加工であるため、光電効果作用物質自身の発電作用、発光作用だけでなく、内側壁面の電気の伝達作用、光の反射作用が加わり、装置内で発生する電気エネルギーと光エネルギーが増幅される。
このような装置内の加工によって、発電発光作用(エネルギー相互変換作用)を促進する方法。
【請求項3】
請求項1、請求項2に記載の方法を使用した装置、設備。
【請求項4】
請求項3に記載の装置、設備を使用した役務、事業。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光エネルギーの増幅技術の応用技術に関する。
続きを表示(約 880 文字)【背景技術】
【0002】
プラズモン共鳴作用による光エネルギー増幅
【0003】
光源とその反射光による光エネルギー増幅
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光電効果(光エネルギーを電気エネルギーに変換する作用)という特性を持つ物質は、エネルギー相互変換の法則により、電気エネルギーを光エネルギーに変換するという特性も持つ。
この光電効果を利用した発電、発光装置のエネルギー相互変換作用の促進の方法が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(解決手段1)プラズモン共鳴による光エネルギー増幅法
光電効果を利用した発電装置内に封入する作用物質を、光電効果の特性を持つ物質と良導体の混合物だけでなく、ナノサイズの粒子を適切量加える。
(又は、混合物自体をナノサイズの粒子に加工する)、
これにより、従来のエネルギー相互変換作用に加えて、装置内で発生する光エネルギーと、ナノサイズ粒子が作用し、プラズモン共鳴という化学反応が起こり、エネルギー相互変換作用が促進されるため、課題解決に寄与する。
(ナノサイズの粒子の材質、寸法、形状、使用量は限定されない)。
(解決手段2)反射光の利用による光エネルギー増幅法
光電効果を利用したエネルギー相互変換の作用物質は、発電装置内で、発電と発光が同時に起きている状態である。この作用物質自体の発電作用(電気エネルギー)と、発光作用(光エネルギー)だけでなく、装置の内側壁面を、銅、アルミなどの導電性の高い金属に研磨加工を施し、壁材とすることによって、内壁面が混合物(作用物質)の発光(光エネルギー)の反射機能、発電(電気エネルギー)の伝達機能を持つことになる。
これにより、従来のエネルギー相互変換作用に内壁面の反射光と伝達電流が、装置内エネルギーの増幅効果となり、エネルギー相互変換作用が促進されるため、課題解決に寄与する。

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