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公開番号
2025051226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160237
出願日
2023-09-25
発明の名称
分散トランザクション管理装置及び分散トランザクション管理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G06F
16/182 20190101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約
【課題】分散トランザクションの整合性を保証しつつ、トランザクションログの記憶領域の増加を防止できる分散トランザクション管理装置及び分散トランザクション管理方法を提供する。
【解決手段】分散トランザクション管理装置は、分散トランザクションシステムのトランザクションの決着結果を示すトランザクション決着結果ログを記録する。分散トランザクション管理装置は、トランザクションに参加する複数のリソース管理部のうちの何れか一つのリソース管理部からのロールバック処理完了通知を受信した場合、ロールバックのトランザクション決着結果ログを削除する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
特定の環境にある分散トランザクションシステムに適用され、前記分散トランザクションシステムのトランザクションの決着結果を示すトランザクション決着結果ログを記録する記憶装置を備え、前記トランザクション決着結果ログを管理する情報処理装置を含む分散トランザクション管理装置において、
前記情報処理装置は、
前記トランザクションに参加する複数のリソース管理部のうちの何れか一つのリソース管理部からロールバック処理完了通知を受信した場合、ロールバックの前記トランザクション決着結果ログを削除する、
ように構成された、
分散トランザクション管理装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記特定の環境は、プリペア成否投票によるトランザクションの決着に基づくトランザクション完了指示の到着より前に回復要求によるロールバック処理が生じる処理の順序入れ替わりが最初に生じた前記リソース管理部以外の前記リソース管理部において、処理の順序入れ替わりが発生しない状況が生じ得る環境である、
分散トランザクション管理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記特定の環境は、
(1)回復処理発動タイムアウト時間+回復要求通信時間の最小値<プリペア成否投票通信時間の最大値、且つ、
(2)プリペア成否投票通信時間の最大値<回復処理発動の処理遅延時間
が成立する環境である、
分散トランザクション管理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記情報処理装置は、
前記リソース管理部から前記トランザクションの回復要求があった場合において、前記トランザクションに対応する前記トランザクション決着結果ログがない場合、ロールバックと推定して、ロールバックを示す前記トランザクション決着結果ログを前記記憶装置に記録する、
ように構成された、
分散トランザクション管理装置。
【請求項5】
特定の環境にある分散トランザクションシステムに適用され、前記分散トランザクションシステムのトランザクションの決着結果を示すトランザクション決着結果ログを記録する記憶装置を備え、前記トランザクション決着結果ログを管理する情報処理装置を含む分散トランザクション管理装置において、
前記情報処理装置は、
前記トランザクションに参加する複数のリソース管理部からの回復要求によるロールバックのトランザクション決着から一定時間後に、ロールバックの前記トランザクション決着結果ログを削除する、
ように構成された、
分散トランザクション管理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記特定の環境は、
前記分散トランザクションシステムが、プリペア成否投票によるトランザクションの決着に基づくコミット指示の到着より前に回復要求によるロールバック処理が生じる処理の順序入れ替わりが最初に生じた前記リソース管理部以外の前記リソース管理部において、発動した回復処理の回復要求によるトランザクションの決着から一定時間以上を越えて処理の順序入れ替わりが発生しない状況が生じ得る環境である、
分散トランザクション管理装置。
【請求項7】
請求項5に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記特定の環境は、
(1)回復処理発動タイムアウト時間+回復要求通信時間の最小値<プリペア成否投票通信時間の最大値、且つ、(2)プリペア成否投票通信時間の最大値<回復処理発動の処理遅延時間、且つ、(3)プリペア成否投票通信時間の最大値<回復処理発動タイムアウト時間+回復要求通信時間の最小値+ログ保持時間が成立する環境である、
分散トランザクション管理装置。
【請求項8】
請求項5に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記情報処理装置は、
前記リソース管理部から前記トランザクションの回復要求があった場合において、前記トランザクションに対応する前記トランザクション決着結果ログがない場合、ロールバックと推定して、ロールバックを示す前記トランザクション決着結果ログを前記記憶装置に記録する、
ように構成された、
分散トランザクション管理装置。
【請求項9】
分散トランザクションシステムに適用され、前記分散トランザクションシステムのトランザクションの決着結果を示すトランザクション決着結果ログを記録する記憶装置を備え、前記トランザクション決着結果ログを管理する情報処理装置を含む分散トランザクション管理装置において、
前記情報処理装置は、
前記トランザクションを識別するためのトランザクション識別子に、大小関係を持つトランザクション識別番号を使用し、決着済みのトランザクションに対応する連続する複数のトランザクション識別番号を、当該連続する複数のトランザクション識別番号の範囲を示す範囲情報に変換し、変換した前記範囲情報に、使用済みであることを示す使用済み情報を対応付けることで、前記トランザクション決着結果ログを圧縮することにより、圧縮ログを作成し、前記圧縮ログを記憶装置に記録する、
ように構成された、
分散トランザクション管理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の分散トランザクション管理装置において、
前記情報処理装置は、
前記トランザクションの処理を開始し、前記トランザクションに前記トランザクション識別番号を割り当てるトランザクション起点処理部に対して、所定の範囲のトランザクション識別番号範囲を割り当て、
前記トランザクション起点処理部は、割り当てられた前記トランザクション識別番号範囲から前記トランザクション識別番号を小さい順に前記トランザクションに割り当てる、
ように構成された、
分散トランザクション管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分散トランザクション管理装置及び分散トランザクション管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
マイクロサービス・アーキテクチャの採用が始まりつつある。マイクロサービス・アーキテクチャは、ソフトウェアシステムを小さな独立したサービスの集合体として構築するアーキテクチャスタイルである。各サービスは、特定のビジネス機能や機能のセットを担当し、それぞれが独自のプロセスとして実行される。エンタープライズシステムもマイクロサービス・アーキテクチャの適用範囲に入りつつあり、複数のサービスに跨ったデータの更新処理の整合性を保証する分散トランザクション下でのデータの整合性が必要となっている。このため、マイクロサービス向けの分散トランザクション制御機能の開発が行われている。
【0003】
分散トランザクションの代表的な仕様の一つとしてXAが挙げられる。XAにおいては、二相コミットと呼ばれる合意プロトコルを用いることにより、サービス間でデータの整合性を維持することが可能となる。この二相コミットでは、トランザクション決着がコミットに決定された場合、ログを永続化する(ログを永続的なストレージに保存する)が、トランザクション決着がロールバックに決定された場合、ログを永続化しない。ログがない状態で回復要求があった場合、ロールバックと判断する。特許文献1及び特許文献2には、二相コミットによるトランザクション処理を実行するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-157202号公報
特開平8-235039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の二相コミットの場合、クラウドやコンテナ環境などでは、遅延により、処理の順序(例えば、プリペア投票と回復要求との順序)が逆転することが生じ得る。この場合、回復要求のロールバックの判断とコミット可能とのプリペア投票とが不整合となってしまう。トランザクションの整合性を保つためには、ロールバックに決定した場合でも、ログを永続化する必要がある。
【0006】
他方、ログの永続化に使用するストレージの容量には限度があり、トランザクション処理が完了した後に、ストレージからログを削除して、記憶領域を解放する必要がある。従来の二相コミットでは、ロールバックの場合、このログの削除処理自体が不要であったが、永続化する場合、新たにこの処理が必要となる。
【0007】
そこで、次のようにトランザクション決着結果ログを削除する分散トランザクションシステムが考えられる。
【0008】
この分散トランザクションシステムは、分散トランザクション管理部と、複数のデータベースとを含む。分散トランザクション管理部は、第1フェーズにおいて、全てのデータベースでプリペアが成功した場合、トランザクション決着結果ログにコミットを記録し、全てのデータベースでプリペアが成功していない場合、トランザクション決着結果ログにロールバックを記録する。分散トランザクション管理部は、第2フェーズにおいて、決着結果(コミット又はロールバック)をデータベースに指示し、データベースは、コミットまたはロールバックする。分散トランザクション管理部は、全てのデータベースでコミットまたはロールバックが完了したら、トランザクション決着結果ログを削除して、記憶領域を解放する。
【0009】
トランザクション決着結果ログを削除するためは、「全てのデータベースがコミットまたはロールバック完了した」ことを確認する必要がある。このために、分散トランザクション管理部は、トランザクションに参加しているデータベースを把握することが必要である。
【0010】
コミットの場合、全てのデータベースが分散トランザクション管理部へプリペア成功を報告することが必要条件であるため、分散トランザクション管理部は、トランザクションに参加している全てのデータベースを把握している。
(【0011】以降は省略されています)
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