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公開番号2025047212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155567
出願日2023-09-21
発明の名称運転実績振り返り支援システムおよび運転実績振り返り支援方法
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人第一国際特許事務所
主分類B61L 27/40 20220101AFI20250326BHJP(鉄道)
要約【課題】車載装置において手動で列車番号を入力させることなく、取得したGNSSデータを基に自動的に各列車の列車番号付与ができる運転実績振り返り支援システムを提供する。
【解決手段】路線を走行する列車毎の走行実績を管理する運転実績振り返り支援システムとして、列車それぞれが搭載する車載装置と、列車走行実績管理装置とを備え、車載装置は、時刻情報、列車の位置情報および列車の速度から成る時系列データを列車走行実績管理装置に出力し、列車走行実績管理装置は、運用する行路を時系列データおよび路線内の各駅に関する既存の情報に基づいて分割する処理と、分割した行路に対して時系列データから求める列車の走行パターンおよび既存の列車種別毎の停車駅パターンに基づいて列車の列車種別を判定する処理と、走行パターンから抽出する駅発着時刻、既存の列車ダイヤ情報および列車の列車種別に基づいて列車の列車番号を付与する処理と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
路線を走行する列車毎の走行実績を管理する運転実績振り返り支援システムであって、
前記列車それぞれが搭載する車載装置と、列車走行実績管理装置とを備え、
前記車載装置は、時刻情報、前記列車の位置情報および前記列車の速度情報から成る時系列データを前記列車走行実績管理装置に出力し、
前記列車走行実績管理装置は、運用する行路を前記時系列データおよび前記路線内の各駅に関する既存の情報に基づいて分割する処理と、分割した前記行路に対して前記時系列データから求める前記列車の走行パターンおよび既存の列車種別毎の停車駅パターンに基づいて前記列車の列車種別を判定する処理と、前記走行パターンから抽出する駅発着時刻、既存の列車ダイヤ情報および前記列車の列車種別に基づいて前記列車の列車番号を付与する処理と、を実行する
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記車載装置は、GNSS受信機を備え、前記時系列データは、前記GNSS受信機が取得した、時刻情報、前記列車の緯度経度の情報および前記列車の速度情報から成り、
前記列車走行実績管理装置は、前記時系列データにおける前記列車の緯度経度の情報を前記列車の位置情報に変換する処理を前もって実行する
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記路線内の各駅に関する既存の情報は、少なくとも、前記路線内の各駅の並び順を示す駅順序情報、駅位置に関する情報、列車種別毎の停車駅の情報を含む
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項4】
請求項3に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記行路を分割する処理は、前記駅順序情報および前記駅位置に関する情報に基づいて前記時系列データを時間軸に沿って確認し、前記行路に前記列車の折り返しが存在することを検知することで前記行路を分割する
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項5】
請求項3に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記列車種別を判定する処理は、前記走行パターンから停車したと判定する駅の情報と前記列車種別毎の停車駅の情報とを照合して判定する
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項6】
請求項5に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記走行パターンから停車したと判定するために、当該判定の対象となる駅に存線する時間内に前記列車の速度が所定速度以下であること、または、当該判定の対象となる駅に在線する時間が所定時間よりも長いこと、を条件とする
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項7】
請求項5に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記列車の列車番号を付与する処理では、前記駅発着時刻を、前記走行パターンおよび前記停車したと判定する駅の情報に基づいて抽出する
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項8】
請求項7に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記駅発着時刻の抽出は、対象となる停車駅の近辺で前記列車の速度が所定速度となった時刻を基準にして、到着時刻については所定の減速度を用いて、発車時刻については所定の加速度を用いて、前記列車の速度がゼロとなる時刻を求める
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項9】
請求項7に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記駅発着時刻の抽出は、対象となる停車駅の近辺で前記列車の位置が所定位置を通過した時刻を基準にして、到着時刻については所定の時間を加算して、発車時刻については所定の時間を減算して、前記列車の速度がゼロとなる時刻を求める
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
【請求項10】
請求項7に記載の運転実績振り返り支援システムであって、
前記列車走行実績管理装置は、各停車駅に対して抽出した前記駅発着時刻を基にして、発車駅から次の到着駅までの駅間走行毎に前記行路を分割する
ことを特徴とする運転実績振り返り支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体における運転実績振り返り支援システムおよび運転実績振り返り支援方法に関し、鉄道に代表される軌道輸送システムに好適である。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
駅間の走行速度パターン(以下、「走行パターン」と略す)は、同様の時分で駅間を走行している場合であっても、運転士によってばらつきが存在し、その結果として駅間走行における消費電力量にもばらつきが存在する。走行パターンのばらつきを低減し、省エネの走行パターンに揃えることによって、鉄道運行の省エネ化が可能である。
【0003】
走行パターンのばらつき低減に寄与する施策として、運行後の走行パターン振り返りに基づく乗務員教育が挙げられる。この乗務員教育とは、運行中の走行パターンを装置に蓄積し、乗務員が空き時間に、走行パターンの可視化結果を運転操作や消費電力量などと合わせて振り返ることで、自身の運転操作の改善に役立てる仕組みである。また、乗務員を管理する管理者が、路線内における走行パターンの傾向分析を行い、その結果に基づいて乗務員の指導に活用することもできる。
【0004】
本施策の実現には、入力として少なくとも列車の位置と速度とが必要である。高精度に列車の位置と速度とを取得する方法として、これらの情報を管理している列車情報装置から取得する方法が挙げられる。
しかしながら、この方法は多くのデータを効率的に収集するために、列車情報装置の改修が必要となる。そのため、導入へのハードルが高く、また、そもそも列車情報装置が搭載されていない列車には適用できない、という課題がある。
【0005】
そこで、列車情報装置との接続なしに、上記の施策を実現する方法として、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機能を備えた装置を列車に設置し、GNSS受信機能で取得した緯度と経度の情報から列車位置を算出し、また、GNSS受信機能から取得できる列車速度を活用する方法がある。この方法により、受信された列車の位置と速度とを基にして、駅間の運転方法を再現・描画することにより、運転実績の振り返りが可能となる。
【0006】
乗務員や管理者が運転実績の振り返りをする際には、蓄積されているGNSSデータの中から、注目したい列車に関する部分のデータを特定し、抽出できる必要性がある。ここで、列車を特定するためには、各列車に紐づく番号である列車番号を用いる方法が一般的である。例えば、特許文献1では、取得したGNSSデータに対して、車載装置において乗務員が手動で列車番号を入力することによって、データと列車番号の紐づけをする方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-131389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従前からの運行業務が存在する中で、乗務員に追加の業務を与えることは、業務負荷の増大につながるため避けることが望ましい。
そこで、本発明では、車載装置において手動による列車番号入力を必要とすることなしに、取得したGNSSデータを基に自動的に各列車の列車番号付与ができる運転実績振り返り支援システムを提供することを目的とする。また、列車の位置と速度とを記録するものの列車番号が紐づいていないモニタ装置のデータを用いて運転実績を振り返る際も同様である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、代表的な本発明の運転実績振り返り支援システムの一つは、路線を走行する列車毎の走行実績を管理するシステムであって、列車それぞれが搭載する車載装置と、列車走行実績管理装置とを備え、車載装置は、時刻情報、列車の位置情報および列車の速度情報から成る時系列データを列車走行実績管理装置に出力し、列車走行実績管理装置は、運用する行路を時系列データおよび路線内の各駅に関する既存の情報に基づいて分割する処理と、分割した行路に対して時系列データから求める列車の走行パターン(「走行速度パターン」の略)および既存の列車種別毎の停車駅パターンに基づいて列車の列車種別を判定する処理と、走行パターンから抽出する駅発着時刻、既存の列車ダイヤ情報および列車の列車種別に基づいて列車の列車番号を付与する処理と、を実行するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車載装置に対して乗務員が列車番号を入力することを不要とすることにより、運転実績振り返り支援システムのユーザビリティを向上させることができ、加えてより多くの機会で本システムが使用されることにより、列車運行の省エネ化に寄与することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施をするための形態における説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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