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公開番号2025045905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023153943
出願日2023-09-20
発明の名称制御装置および鞍乗型車両
出願人ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング,ROBERT BOSCH GMBH
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 3/00 20060101AFI20250326BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】制御基板を小型化することができる制御装置を提供する。
【解決手段】本実施の形態の制御装置としてのブレーキ液圧制御装置10は、制御基板70を備えており、当該制御基板70は、基板72と、当該基板72上に実装される電子部品としての集積回路チップ73と、を含んでいる。当該集積回路チップ73の表面73aには、少なくとも制御基板70の製造に関するトレーサビリティ情報TIが表示される表示部73cが設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
制御基板(70)を備える制御装置(10)であって、
前記制御基板(70)は、基板(72)と、当該基板(72)上に実装される電子部品(73)と、を含み、
前記電子部品(73)の表面(73a)には、少なくとも前記制御基板(72)の製造に関するトレーサビリティ情報(TI)が表示される表示部(73c)が設けられる、
制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記電子部品(73)は、前記基板(72)上に実装される電子部品のうち平面部の面積が最も広い電子部品である、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記電子部品(73)は、集積回路チップである、
請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記表示部(73c)は、コード化された前記トレーサビリティ情報(TI)を表示する、
請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記トレーサビリティ情報(TI)は、2次元コード化されている、
請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記表示部(73c)は、印刷された前記トレーサビリティ情報(TI)を表示する、
請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項7】
前記トレーサビリティ情報(TI)は、
前記制御基板(70)の製造日、製造工場、製造ライン、前記制御基板(70)のシリアル番号のうち少なくとも1つに関する情報を含む、
請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御装置(10)は、車両(1)に搭載される、
請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御装置(10)は、前記車両(1)のブレーキシステム(100)のアンチロックブレーキ動作を制御する制御装置であって、
前記ブレーキシステム(100)のブレーキ液の流路(23b、23c、33b、33c)が形成される基体(60)と、
前記ブレーキ液の液圧を制御する液圧制御機構(40a~40d、27、37、50)と、
前記液圧制御機構(40a~40d、27、37、50)を収容し、前記基体(60)に取り付けられる第1ハウジング(81)と、
前記制御基板(70)を収容し、前記第1ハウジング(81)に前記基体(60)とは反対側に取り付けられる第2ハウジング(87)を備え、
前記制御基板(70)は、前記第2ハウジング(87)に対向する位置に、前記電子部品(73)の表面を前記第2ハウジング(87)に向けて配置され、
前記表示部(73c)は、前記第1ハウジング(81)から前記第2ハウジング(87)が取り外された状態で、前記制御装置(10)の外側から視認可能である、
請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記表示部(73c)には、さらに、前記基体(60)、前記液圧制御機構(40a~40d、27、37、50)のうちの少なくとも1つに関する情報が表示される、
請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御基板を備える制御装置、および当該制御装置を備える鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の制御装置として、例えば、電子部品が実装される電子回路基板を備えており、当該電子回路基板の情報(例えば、電子回路基板の型番の情報や、使用される半田材料の情報等)を含む識別子が、該電子回路基板の表面に表示される構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-21486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の制御装置では、電子回路基板のトレーサビリティに関する情報(例えば、製造時期、製造工場等)を付与し、該電子回路基板の製造過程等を追跡可能にすることが望まれることがある。しかし、識別子は、含まれる情報が増えるとその表示面積が大きくなる傾向があるので、トレーサビリティに関する情報を含む識別子が、例えば、特許文献1のように電子回路基板上に設けられるような場合には、電子回路基板が大型化する虞がある。
【0005】
本発明は、上述の課題を背景としてなされたものであり、制御基板を小型化することができる制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る御装置は、制御基板(70)を備える制御装置(10)であって、制御基板(70)は、基板(72)と、当該基板(72)上に実装される電子部品(73)と、を含み、電子部品(73)の表面(73a)には、少なくとも制御基板(70)の製造に関するトレーサビリティ情報(TI)が表示される表示部(73c)が設けられる構成である。
【0007】
このような構成によれば、制御装置(10)の制御基板(70)では、基板(72)上に実装される電子部品(73)の表面(73a)に、制御基板(70)の製造に関するトレーサビリティ情報(TI)を表示する表示部(73c)が設けられるので、制御基板(70)を小型化することができる。
【0008】
本発明に係る鞍乗型車両は、制御装置(10)を備え、当該制御装置(10)の制御基板(70)は、基板(72)上に実装される電子部品(73)の表面(73a)に、制御基板(72)の製造に関するトレーサビリティ情報(TI)を表示する表示部(73c)が設けられる構成である。
【0009】
このような構成によれば、鞍乗型車両(1)に搭載される制御装置(10)の制御基板(70)では、基板(72)上に実装される電子部品(73)の表面(73a)に、制御基板(72)の製造に関するトレーサビリティ情報(TI)を表示する表示部(73c)が設けられるので、制御基板(70)を小型化することができる。
【0010】
なお、本発明は、請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであってよいし、発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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