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公開番号
2025044471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152047
出願日
2023-09-20
発明の名称
液体噴射装置及び液体噴射方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04B
9/08 20060101AFI20250326BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】水道に接続して噴射流体を噴射する構成において噴射流体の噴射圧を増加して対象物に衝突させる液体の衝突力を向上する。
【解決手段】噴射流体を貯留する貯留室13と、貯留室13の体積を変更可能なピストン16を動かすための動力流体が供給される動力室14と、を有し、噴射流体及び動力流体が共に水道から供給される水道水であるポンプ10と、水道2に接続され、貯留室13に噴射流体を供給し、且つ、動力室14に動力流体を供給する流路4と、流路4に設けられ、噴射流体及び動力流体の少なくとも一方の流通を切り替える切替部8と、貯留室13に接続され、噴射流体である液体Lを連続流L1で噴射するとともに連続流L1を液滴L2化させて液滴L2状で対象物に衝突させるノズル3と、を備える液体噴射装置1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流入口から供給される噴射流体を貯留する貯留室と、前記貯留室の体積を変更可能なピストンを動かすための動力流体が供給される動力室と、を有し、前記噴射流体及び前記動力流体が共に水道から供給される水道水であるポンプと、
上流側端部が前記水道に接続され、前記貯留室に前記噴射流体を供給し、且つ、前記動力室に前記動力流体を供給する流路と、
前記流路に設けられ、前記噴射流体及び前記動力流体の少なくとも一方の流通を切り替える切替部と、
前記貯留室の流出口に接続され、液体である前記噴射流体を連続流で噴射するとともに前記連続流を液滴化させて液滴状で対象物に衝突させるノズルと、
を備えることを特徴とする液体噴射装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記切替部は、前記噴射流体を前記貯留室へ供給する第1状態と、前記動力流体を前記動力室へ供給する第2状態と、を切り替えることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項3】
請求項2に記載の液体噴射装置において、
前記切替部が前記第1状態のときは、前記水道の水道圧である第1圧力で前記噴射流体を前記ノズルから噴射し、
前記切替部が前記第2状態のときは、前記貯留室の体積が減少する方向に前記ピストンを移動することにより前記貯留室の圧力を増すことで、前記水道圧よりも高い第2圧力で前記噴射流体を前記ノズルから噴射することを特徴とする液体噴射装置。
【請求項4】
請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記流路は、前記水道と前記貯留室とを接続する第1流路と、前記水道と前記動力室とを接続する第2流路と、を備えることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体噴射装置において、
前記切替部は、前記第2流路に設けられた開閉バルブであることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項6】
請求項4に記載の液体噴射装置において、
前記切替部は、前記水道に繋がる三方弁であって、前記水道から供給される前記水道水の供給先を前記第1流路と前記第2流路とで切り替えることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項7】
請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記動力室に供給された前記動力流体を排出する排出流路を備えることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項8】
請求項7に記載の液体噴射装置において、
前記排出流路は、前記流出口と前記ノズルとを繋ぐ噴射流体流路に接続され、前記排出流路に逆止弁を備えることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項9】
請求項8に記載の液体噴射装置において、
前記噴射流体流路中を前記噴射流体が流れる方向において前記噴射流体流路の前記排出流路との接続部よりも上流側に開閉バルブを備えることを特徴とする液体噴射装置。
【請求項10】
請求項8または9に記載の液体噴射装置において、
前記噴射流体流路中を前記噴射流体が流れる方向において前記噴射流体流路の前記排出流路との接続部よりも下流側に開閉バルブを備えることを特徴とする液体噴射装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体噴射装置及び液体噴射方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な液体噴射装置が使用されている。このうち、水道に接続して水道圧で噴射流体を噴射する液体噴射装置がある。例えば、特許文献1には、洗浄水流路の上流端を水道管に接続して吐出ノズルから洗浄水を吐出することが可能な洗浄水吐出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-257022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1で開示される洗浄水吐出装置のような、水道に接続して水道圧で噴射流体を噴射する従来の液体噴射装置では、噴射圧が十分ではないために洗浄効果が十分でない場合があった。水道圧は、水道の設けられる環境などによってばらつきが大きいためである。特許文献1で開示される洗浄水吐出装置は、水道圧の流水のみでは十分に洗浄ができないような対象物に対して、洗浄性能を向上させるために水道水の吐出圧を用いて液体洗剤を洗浄液に引き込む構造を設けているが、それでも、噴射圧が十分ではないために洗浄効果が十分でない場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の液体噴射装置は、流入口から供給される噴射流体を貯留する貯留室と、前記貯留室の体積を変更可能なピストンを動かすための動力流体が供給される動力室と、を有し、前記噴射流体及び前記動力流体が共に水道から供給される水道水であるポンプと、上流側端部が前記水道に接続され、前記貯留室に前記噴射流体を供給し、且つ、前記動力室に前記動力流体を供給する流路と、前記流路に設けられ、前記噴射流体及び前記動力流体の少なくとも一方の流通を切り替える切替部と、前記貯留室の流出口に接続され、液体である前記噴射流体を連続流で噴射するとともに前記連続流を液滴化させて液滴状で対象物に衝突させるノズルと、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、上記課題を解決するための本発明の液体噴射方法は、流入口から供給される噴射流体を貯留する貯留室と、前記貯留室の体積を変更可能なピストンを動かすための動力流体が供給される動力室と、を有し、前記噴射流体及び前記動力流体が共に水道から供給される水道水であるポンプと、上流側端部が前記水道に接続され、前記貯留室に前記噴射流体を供給し、且つ、前記動力室に前記動力流体を供給する流路と、前記流路に設けられ、前記噴射流体及び前記動力流体の少なくとも一方の流通を切り替える切替部と、前記貯留室の流出口に接続され、液体である前記噴射流体を連続流で噴射するとともに前記連続流を液滴化させて液滴状で対象物に衝突させるノズルと、を備え、前記切替部は、前記噴射流体を前記貯留室へ供給する第1状態と、前記動力流体を前記動力室へ供給する第2状態と、を切り替え可能な液体噴射装置における液体噴射方法であって、前記切替部を前記第1状態とすることで、前記水道の水道圧である第1圧力で前記噴射流体を前記ノズルから噴射させることと、前記切替部を前記第2状態とすることで、前記貯留室の体積が減少する方向に前記ピストンを移動することにより前記貯留室の圧力を増化させ、前記水道圧よりも高い第2圧力で前記噴射流体を前記ノズルから噴射させることと、を交互に実行することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1の液体噴射装置を表す概略図であって、ピストンが貯留室の体積を減少させる方向の端部にある状態を表す図。
図1の液体噴射装置を表す概略図であって、ピストンが貯留室の体積を増加させる方向の端部にある状態を表す図。
図1の液体噴射装置における噴射圧を表すグラフ。
実施例2の液体噴射装置を表す概略図。
実施例3の液体噴射装置を表す概略図。
実施例4の液体噴射装置を表す概略図。
実施例5の液体噴射装置を表す概略図。
実施例6の液体噴射装置を表す概略図。
実施例7の液体噴射装置を表す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体噴射装置は、流入口から供給される噴射流体を貯留する貯留室と、前記貯留室の体積を変更可能なピストンを動かすための動力流体が供給される動力室と、を有し、前記噴射流体及び前記動力流体が共に水道から供給される水道水であるポンプと、上流側端部が前記水道に接続され、前記貯留室に前記噴射流体を供給し、且つ、前記動力室に前記動力流体を供給する流路と、前記流路に設けられ、前記噴射流体及び前記動力流体の少なくとも一方の流通を切り替える切替部と、前記貯留室の流出口に接続され、液体である前記噴射流体を連続流で噴射するとともに前記連続流を液滴化させて液滴状で対象物に衝突させるノズルと、を備えることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、噴射流体を貯留する貯留室と、貯留室の体積を変更可能なピストンを動かすための動力流体が供給される動力室と、を有し、噴射流体及び動力流体が共に水道から供給されるポンプを備える。このポンプを備えることにより、噴射流体の噴射圧を水道圧に対して増加して対象物に衝突させることができ、ノズルから噴射される液体の衝突力を向上することができる。また、液体を連続流で噴射するとともに連続流を液滴状で対象物に液体を衝突させることが可能に構成される。このように、液体を連続流で噴射するとともに該連続流を液滴化させて液滴状で対象物に衝突させることで、単に液体を連続流で噴射させて連続流のまま衝突させるだけの構成などに比べて、該液体による衝突力を飛躍的に向上することができる。
【0010】
本発明の第2の態様の液体噴射装置は、前記第1の態様に従属する態様であって、前記切替部は、前記噴射流体を前記貯留室へ供給する第1状態と、前記動力流体を前記動力室へ供給する第2状態と、を切り替えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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