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公開番号
2025044405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023151958
出願日
2023-09-20
発明の名称
複合材、回転電機、モータ、発電機及び受動素子
出願人
株式会社東芝
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B22F
1/10 20220101AFI20250326BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】本発明が解決しようとする課題は、樹脂と金属粒子とを複合した高強度の材料を提供することである。
【解決手段】一実施形態によると、複合材が提供される。この複合材は金属粒子とポリエステル樹脂とを含み、複合材を粉砕した際、金属粒子に付着して取り出されるポリエステル樹脂を含む第1ポリエステル樹脂群と、第1ポリエステル樹脂群よりも金属含有量の少ない第2ポリエステル樹脂群とに分けられる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属粒子とポリエステル樹脂とを含む複合材であって、
前記複合材を粉砕した際、前記金属粒子に付着して取り出されるポリエステル樹脂を含む第1ポリエステル樹脂群と、前記第1ポリエステル樹脂群よりも前記金属粒子の含有量の少ない第2ポリエステル樹脂群とに分けられる複合材。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1ポリエステル樹脂群におけるジシクロペンテニル基の含有率は、前記第2ポリエステル樹脂群におけるジシクロペンテニル基の含有率よりも高い、
請求項1に記載の複合材。
【請求項3】
前記第2ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量は、前記第1ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量よりも多い、
請求項1に記載の複合材。
【請求項4】
前記第1ポリエステル樹脂群におけるジシクロペンテニル基の含有率は、前記第2ポリエステル樹脂群におけるジシクロペンテニル基の含有率よりも高く、
前記第2ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量は、前記第1ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量よりも多い、
請求項1に記載の複合材。
【請求項5】
前記第2ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量は、前記第1ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量に対して、1倍以上10倍以下である、
請求項1に記載の複合材。
【請求項6】
前記第2ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量は、前記第1ポリエステル樹脂群におけるコハク酸成分に対するフマル酸成分の量に対して、1倍以上7倍以下である、
請求項1に記載の複合材。
【請求項7】
前記金属粒子は、Fe、Co、Niから選ばれる少なくとも1つの磁性金属を含む、
請求項1に記載の複合材。
【請求項8】
前記金属粒子は、厚さが10nm以上100μm以下で、アスペクト比が5以上10000以下で、格子歪みが0.01%以上10%以下である、扁平磁性金属粒子であり、
前記扁平磁性金属粒子が配向し、且つ、配向した扁平面内において一方向に磁気異方性を有する、
請求項7に記載の複合材。
【請求項9】
金属粒子と、前記金属粒子の少なくとも一部を被覆するポリエステル樹脂Bとを含む被覆金属粒子と、
複数の前記被覆金属粒子間に存在するポリエステル樹脂Aと、
を含む複合材であって、
前記複合材を粉砕した際、前記金属粒子に付着して取り出されるポリエステル樹脂を含む第1ポリエステル樹脂群と、前記第1ポリエステル樹脂群よりも前記金属粒子の含有量の少ない第2ポリエステル樹脂群とに分けられる複合材。
【請求項10】
金属粒子と、前記金属粒子の少なくとも一部を被覆するポリエステル樹脂Bとを含む被覆金属粒子と、
複数の前記被覆金属粒子間に存在するポリエステル樹脂Aと、
を含む複合材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、複合材、回転電機、モータ、発電機及び受動素子に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
樹脂と金属粒子とを複合した高強度の材料が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017―59816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、樹脂と金属粒子とを複合した高強度の材料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によると、複合材が提供される。この複合材は金属粒子とポリエステル樹脂とを含み、複合材を粉砕した際、金属粒子に付着して取り出されるポリエステル樹脂を含む第1ポリエステル樹脂群と、第1ポリエステル樹脂群よりも金属含有量の少ない第2ポリエステル樹脂群とに分けられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態における複合材の模式図である。
複合材を粉砕したときの模式図である。
第1の実施形態による複合材と、従来例における複合材の強度を示す図である。
ポリエステル樹脂Bが金属粒子の少なくとも一部を被覆している例を示す模式図である。
扁平磁性金属粒子を用いる場合の複合材の基本的な概念図の一例である。
扁平磁性金属粒子の配向に関する概念図である。
モータシステムのブロック図の一例である。
モータの概念図の一例である。
モータコアの概念図の一例である。
変圧器・トランスの概念図の一例である。
インダクタの概念図の一例である。
発電機の概念図の一例である。
磁束の方向と複合材100の配置方向の関係について好ましい例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。尚、実施形態は、本発明を限定するものではない。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
【0008】
また、本明細書では、ポリエステル樹脂に含まれる物質の説明において、ポリエステル骨格に含まれた状態を示すものには「成分」と付し、例えば「ジカルボン酸成分」と説明することがある。
【0009】
また、本明細書においてポリエステル樹脂についての「割合」とは、基本的に体積比を基準とする。体積比を基準とする際にはvol%の表記を付して説明する。ただし、複合材100に占めるポリエステル樹脂相20の割合は質量比を基準として説明し、wt%の表記を付して説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
本実施形態によると、複合材が提供される。本実施形態において、複合材は、被覆金属粒子とポリエステル樹脂Aとを含む。被覆金属粒子は、金属粒子と、金属粒子の少なくとも一部を被覆するポリエステル樹脂Bとを含む。ポリエステル樹脂Aは、複数の被覆金属粒子間に存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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