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公開番号
2025044382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023151922
出願日
2023-09-20
発明の名称
抽出分析システム
出願人
株式会社島津製作所
代理人
弁理士法人野口新生特許事務所
,
個人
主分類
G01N
30/02 20060101AFI20250326BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ラックの交換を伴うタイミングで複数の処理をオーバーラップさせて複数のラックに保持された複数の抽出容器内の試料の分析に要する時間を短縮する。
【解決手段】抽出分析装置2は、載置台12に載置されたラック8に保持されている複数の抽出容器10を予め設定された順に抽出対象とし、抽出対象とした抽出容器10内で試料から超臨界流体である移動相へ成分を抽出するための抽出動作を実行するとともに、抽出した成分を分析流路20へ導入して分析を実行するように構成されている。ラック8に保持されている複数の抽出容器10のうち最後の抽出対象である抽出容器10内での抽出動作により試料から抽出された成分の分析中に、抽出分析装置2は、ラック8を載置台12から移動させることが可能な移動可能状態にするようにし、ラック交換装置4は、載置台12上のラック8の交換を実行するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
抽出分析装置及びラック交換装置を備えた抽出分析システムであって、
前記抽出分析装置は、複数の抽出容器を保持するラックを載置するための載置台、及び試料から抽出された成分の分析を行なうための分析流路を有し、前記載置台に載置された前記ラックに保持されている前記複数の抽出容器を予め設定された順に抽出対象とし、抽出対象とした前記抽出容器内で試料から超臨界流体である移動相へ成分を抽出するための抽出動作を実行するとともに、前記抽出動作で抽出した成分を前記分析流路へ導入して前記分析流路で当該成分の分析を実行するように構成されており、
前記ラック交換装置は、前記抽出分析装置の前記載置台からの前記ラックの移動と前記載置台上への前記ラックの載置を行なうことにより前記載置台上の前記ラックの交換を実行するように構成されており、
前記抽出分析装置は、前記ラックに保持されている前記複数の抽出容器のうち最後の抽出対象である前記抽出容器内での前記抽出動作により試料から抽出された成分の前記分析中に、前記ラックを前記載置台から移動させることが可能な移動可能状態にするように構成されており、
前記ラック交換装置は、前記最後の抽出対象である前記抽出容器内での前記抽出動作により抽出された前記成分の前記分析中に、前記載置台上の前記ラックの交換を実行するように構成されている、抽出分析システム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記抽出分析装置は、前記ラックに保持されている前記抽出容器のそれぞれを個別に加熱するためのヒータを前記載置台に備えており、前記抽出対象とした前記抽出容器内での前記抽出動作を実行する前に前記ヒータを使用して当該抽出容器の温度を設定された温度に調節する温調動作を実行するように構成され、
前記抽出分析装置は、前記ラック交換装置により前記載置台上の前記ラックの交換が行われた後でかつ前記分析流路での分析が終了する前に、新たに前記載置台上に載置された前記ラックに保持されている前記複数の抽出容器のうち最初の抽出対象である前記抽出容器に対する前記温調動作を開始するように構成されている、請求項1に記載の抽出分析システム。
【請求項3】
前記抽出分析装置は前記ラックが前記移動可能状態となった直後にラック交換可能信号を出力し、
前記ラック交換装置は前記抽出分析装置から出力された前記ラック交換可能信号に起因して前記ラックの交換を実行するように構成されている、請求項1に記載の抽出分析システム。
【請求項4】
前記ラック交換装置にセットされた前記ラックに関して予め設定された動作シーケンスを使用して前記抽出分析装置及び前記ラック交換装置の動作を制御するコントローラを備え、
前記コントローラは、前記抽出分析装置から出力される前記ラック交換可能信号を受けたときに前記動作シーケンスから次に前記載置台へ載置すべき前記ラックに関するラック情報を取得し、取得した前記ラック情報を前記ラック交換装置へ通知するように構成されている、請求項3に記載の抽出分析システム。
【請求項5】
前記コントローラは、前記最後の抽出対象である前記抽出容器内での前記抽出動作により抽出された前記成分の前記分析中に前記ラック交換可能信号を前記抽出分析装置から受け取るように構成されている、請求項4に記載の抽出分析システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超臨界流体を利用して試料から目的成分を抽出し、抽出した成分を分析する抽出分析システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
超臨界流体を利用して試料から成分を抽出する成分抽出装置が知られている。このような成分抽出装置では、試料を収容する抽出容器がラックに保持され、ラックが成分抽出装置に設けられた載置台に載置される。ラックには複数の抽出容器を保持させることができる。成分が抽出される前の抽出容器内の試料は、変質や揮発を抑制するために冷却された状態で保存されていることが一般的である。一方で、成分の抽出が行われる前には成分の抽出効率を高めるために抽出容器が加熱され、抽出容器の温調が行われる。
【0003】
ところで、載置台に載置されたラックに保持されている抽出容器の温調を個別に行なうために、ラックに保持される抽出容器のそれぞれに対応するヒータや温度センサを載置台に設けた成分抽出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。提案の成分抽出装置によれば、ラックに保持されている抽出容器のそれぞれで成分の抽出が行われる直前に温調を行なうことで、各抽出容器に収容されている試料の温調時間を統一することができる。
【0004】
抽出容器内で試料から抽出した成分の分析までをオンラインで行なう場合、ラック上の抽出容器に収容されているすべての試料について成分の抽出から分析までを行なうためには、抽出容器ごとに温調、抽出、分析の工程を順に繰り返す必要がある。例えば、ラックに4つの抽出容器が保持されており、温調に15分、抽出に10分、分析に5分の時間を要する場合、1つの抽出容器に30分の時間を要し、ラック上のすべての抽出容器内の試料についての分析が完了するまでには少なくとも2時間を要することになる。
【0005】
なお、ある抽出容器での成分の抽出や抽出した成分の分析を実行している間に次の抽出容器の温調を行なうことで、ラックに保持されたすべての抽出容器内の試料の分析が完了するまでに要する時間を短縮することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-146127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
1つのラックに保持させることができる抽出容器の数には限りがあるため、分析対象の試料が多数存在する場合には多数の抽出容器を複数のラックに保持させ、成分抽出装置の載置台上のラックを順次交換する必要がある。載置台上のラックの交換はラック交換装置によって自動的に実行することができる。ラック交換装置を備えたこれまでのシステムでは、載置台上のラックに保持された抽出容器の試料についての分析が完了したときに、システムを管理している管理装置が載置台上のラックの抽出容器のすべての処理が完了したことをラック交換装置に伝え、ラック交換装置が載置台上のラックを交換するようになっていた。そのため、ラックの交換を伴うタイミングでは、複数の処理をオーバーラップさせて実行することができず、複数のラックを使用しなければならないような多数の試料の一連の処理をすべて完了させるまでに要する時間を短縮するには限界があった。
【0008】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、ラックの交換を伴うタイミングで複数の処理をオーバーラップさせて複数のラックに保持された複数の抽出容器内の試料の分析に要する時間を短縮することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る抽出分析システムは、抽出分析装置及びラック交換装置を備えた抽出分析システムであって、
前記抽出分析装置は、複数の抽出容器を保持するラックを載置するための載置台、及び試料から抽出された成分の分析を行なうための分析流路を有し、前記載置台に載置された前記ラックに保持されている前記複数の抽出容器を予め設定された順に抽出対象とし、抽出対象とした前記抽出容器内で試料から超臨界流体である移動相へ成分を抽出するための抽出動作を実行するとともに、前記抽出動作で抽出した成分を前記分析流路へ導入して前記分析流路で当該成分の分析を実行するように構成されており、
前記ラック交換装置は、前記抽出分析装置の前記載置台からの前記ラックの移動と前記載置台上への前記ラックの載置を行なうことにより前記載置台上の前記ラックの交換を実行するように構成されており、
前記抽出分析装置は、前記ラックに保持されている前記複数の抽出容器のうち最後の抽出対象である前記抽出容器内での前記抽出動作により試料から抽出された成分の前記分析中に、前記ラックを前記載置台から移動させることが可能な移動可能状態にするように構成されており、
前記ラック交換装置は、前記最後の抽出対象である前記抽出容器内での前記抽出動作により抽出された前記成分の前記分析中に、前記載置台上の前記ラックの交換を実行するように構成されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る抽出分析システムによれば、抽出分析装置は、ラックに保持されている複数の抽出容器のうち最後の抽出対象である抽出容器内での抽出動作により試料から抽出された成分の前記分析中に、前記ラックを載置台から移動させることが可能な移動可能状態にし、ラック交換装置は、前記最後の抽出対象である抽出容器内での抽出動作により抽出された前記成分の前記分析中に、前記載置台上の前記ラックの交換を実行するので、ラックの交換を伴うタイミングでラック交換やラック交換後の処理をオーバーラップさせることができ、複数のラックに保持された複数の抽出容器内の試料の分析に要する時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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