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公開番号
2025044153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2024156714,2023175423
出願日
2024-09-10,2023-10-10
発明の名称
粘着剤組成物、粘着シート、積層体および該積層体を備えるディスプレイ
出願人
artience株式会社
,
トーヨーケム株式会社
代理人
主分類
C09J
133/06 20060101AFI20250325BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
本発明の課題は、所定の不揮発分に調整した際の低粘度性に優れ、粘着シートに用いた際に、剥離性に優れ、高温環境下や高温高湿環境下に曝された後、被着体からの浮きや剥がれが発生しにくい粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シートを提供することである。
【解決手段】
特定のモノマー(a1)および(a2)をそれぞれ特定量含有するモノマー混合物の共重合体であるアクリル系ポリマー(A)および硬化剤(B)を含む粘着剤組成物であって、 硬化剤(B)の添加量はアクリル系ポリマー(A)100質量部に対し0.01~5質量部であり、粘着剤組成物からなる粘着剤層のゲル分率が55~90%であることを特徴とする、粘着剤組成物により解決される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アクリル系ポリマー(A)および硬化剤(B)を含む粘着剤組成物であって、
アクリル系ポリマー(A)は下記モノマー(a1)と、モノマー(a2)とを含むモノマー混合物の共重合体であり、
下記式(1)を満足し、
(a2)の含有量は前記モノマー混合物100質量部中40~95質量部であり、
硬化剤(B)の添加量はアクリル系ポリマー(A)100質量部に対し0.01~5質量部であり、
粘着剤組成物からなる粘着剤層のゲル分率が55~90%であることを特徴とする、粘着剤組成物。
(a1) ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以上であって、官能基を有さない(メタ)アクリル酸エステルモノマー
(a2) 2-オクチル(メタ)アクリレート
式(1)1500≦Σ(T
2
×M
A
/100)≦38000
T:(a1)のホモポリマーのガラス転移温度(K)
M
A
:モノマー混合物100質量部中の(a1)の含有量(質量部)
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
硬化剤(B)がイソシアネート系硬化剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項3】
更に有機シラン(C)を含むことを特徴とする請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項4】
アクリル系ポリマー(A)を構成するモノマー混合物100質量部中のカルボキシ基を有するモノマー(a3)の含有量が10質量部以下であることを特徴とする請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項5】
偏光板固定用に用いられることを特徴とする請求項1~4いずれか1項に記載の粘着剤組成物。
【請求項6】
請求項1~4いずれか1項記載の粘着剤組成物からなる粘着剤層を備えた、粘着シート。
【請求項7】
請求項1~4いずれか1項記載の粘着剤組成物からなる粘着剤層と光透過性基材を備えることを特徴とする、積層体。
【請求項8】
請求項5記載の粘着剤組成物からなる粘着剤層を備えることを特徴とする粘着剤層付き偏光板。
【請求項9】
請求項1~4いずれか1項記載の粘着剤組成物からなる粘着剤層と光透過性基材と偏光板と光学素子とを備える、ディスプレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、偏光板固定用に好適な粘着剤組成物、粘着シート、積層体および該積層体を備えるディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電子計算機、電子時計、携帯電話、テレビジョン等の家庭用・業務用電化製品など様々な機器に使用される液晶ディスプレイ等の表示装置は、大型化が進んでおり、特に液晶テレビやプラズマテレビ等は大型化が顕著である。また、近年ではスマートフォンやタブレットをはじめとするタッチパネル方式の液晶ディスプレイが急速に普及しており、今後も大きな市場拡大が期待されている。一方で、液晶ディスプレイは、カーナビゲーションなど車載機器等にも使用されており、高温高湿雰囲気などの過酷な車内環境下で使用できる耐久性が必要とされている。そして、液晶ディスプレイには、様々な光学的機能を有する偏光板や位相差板等が用いられており、これらは粘着剤を介してガラスや透明なプラスチックを使用した液晶セル等の被着体に貼付される。
【0003】
前記偏光板は、一般にポリビニルアルコールフィルムがトリアセチルセルロース系フィルムやシクロオレフィン系フィルムにより、挟まれた構成の積層体である。そして、これらのフィルムは、それぞれ機械特性が異なるため加熱時の寸法変化率が異なる、そのため高温雰囲気下に置かれた場合、前記積層体に反りが生じることが多い。
【0004】
ここで例えば、偏光板/粘着剤層/ガラス(ガラスは液晶セルの表面部材)の液晶セル用部材を高温雰囲気に放置すると、偏光板の構成部材間の寸法変化率に由来する反りが発生したり、粘着剤層とガラスとの貼着界面に気泡(発泡)が発生したり、偏光板がガラスから浮き上がり剥がれるといった問題が発生する場合がある。また、反りに起因して液晶セル用部材の応力分布が不均一となり、応力が液晶セル用部材の周辺端部へ集中する結果、液晶セル用部材の四隅や周辺端部から光が漏れる、いわゆる「光漏れ現象」という問題が生じる場合がある。前記の問題は、高温高湿雰囲気でも同様に発生する。
【0005】
他方、液晶ディスプレイ等の製造工程では、偏光板を液晶セルなどの光学部品に貼合せるときに、貼合せ位置にずれが生じた場合など、貼合せてから一定の時間が経過した後に偏光板を剥離し、高価な液晶セルを再利用することが行われている。そのため、粘着剤には貼付から一定時間が経過した後に偏光板を液晶セルから再剥離できる特性(リワーク性)が求められている。
【0006】
また、粘着シートの作成時に都合よくコーティングするために、粘着剤は低粘度に希釈、調整され使用されるのが一般的である。その粘度調整の際に使用される溶剤に関してはコスト、ハンドリングの観点から出来るだけ含有量を減らすことが求められている。更に調整された溶液の不揮発分が低い場合には粘着剤をより厚く、均一に塗ることが困難になる傾向があるため、より高い不揮発分にできる低粘度の粘着剤が求められている。
【0007】
これらの問題を解決すべく、特許文献1では、芳香環含有モノマーを使用したアクリル系共重合体を含ませることにより、応力緩和性を高め、光漏れを防止する技術が開示されている。しかし、特許文献1に挙げられている芳香環含有モノマーを使用した粘着剤は、光漏れ評価において、白抜けが発生し、また光学特性が劣るという問題があった。また、発明者らが検討したところ、不揮発分を25%とすると粘度が高くなりすぎ、コーティングが困難になるため不揮発分を上げることができなかった。
【0008】
特許文献2では、再剥離性を付与するために、重量平均分子量50万以上の高分子量アクリル系重合体に対し、酸価が高く、重量平均分子量0.2~10万の低分子量アクリル系重合体をブレンドする技術が開示されている。しかし、特許文献2記載の粘着剤は、粘着剤の乾燥条件が制限されるという問題があった。
【0009】
特許文献3では、2種以上のモノマーを使用したブロックポリマーを使用することで、加熱や加湿条件下での耐久性や粘着特性を向上させる技術が開示されている。しかし、特許文献3記載の粘着剤は、加熱や加湿条件下での透過率が低下するという問題があった。
【0010】
特許文献4では、ガラス転移温度が-55℃以上0℃未満のアクリル系共重合体と、ガラス転移温度が0℃以上180℃以下のアクリル系共重合体とを含む、水分散型粘着剤によって、偏光解消を起こしにくく、かつ、リワーク性、リサイクル性を付与する技術が開示されている。しかし、特許文献4記載の粘着剤は、粘着剤に使用される種々の添加剤によって、長期にわたり貼付された後のリワーク性が不足するという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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