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公開番号2025044022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151689
出願日2023-09-19
発明の名称情報処理システム、画像処理装置、情報処理システムの制御方法、画像処理装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250325BHJP(電気通信技術)
要約【課題】チャットサービスへの画像処理装置からの投稿の削除を画像処理装置から指示できるようにする。
【解決手段】スキャナを備える画像処理装置であるMFP(Multifunction Peripheral)110と、チャットサービスを提供するチャットサーバ130と、MFP110とチャットサーバ130との通信を中継する連携サーバであるMFP連携サーバ120とを含む情報処理システムであって、MFP110は、スキャン画像のファイルをチャットサービスに投稿依頼を送信し、投稿依頼を送信した送信履歴と、チャットサーバ130で発行された投稿を識別する識別子とを関連付けて管理し、投稿削除の指示を受け付けた場合に、投稿に対応する識別子と共に投稿の削除依頼をチャットサービスに送信し、チャットサーバ130は、識別子を投稿の依頼元に送信し、MFP110からの削除依頼に応じて、識別子に対応する投稿を削除する。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
スキャナを備える画像処理装置と、チャットサービスを提供するチャットサーバと、前記画像処理装置と前記チャットサーバとの通信を中継する連携サーバとを含む情報処理システムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像処理装置でスキャンして生成されたスキャン画像のファイルを前記チャットサービスに投稿する投稿依頼を送信する第1の送信手段と、
前記投稿依頼を送信した送信履歴と、前記チャットサーバで発行された投稿を一意に識別する識別子とを関連付けて管理する管理手段と、
投稿の削除の指示を受け付けた場合に、該投稿に対応する識別子と共に該投稿の削除依頼を前記チャットサービスに送信する第2の送信手段と、を備え、
前記チャットサーバは、
前記画像処理装置からの前記投稿依頼に基づいて前記ファイルを投稿し、該投稿を一意に識別する識別子を発行する発行手段と、
前記識別子を前記投稿の依頼元に送信する送信手段と、
前記画像処理装置からの削除依頼に応じて、前記識別子に対応する投稿を削除する削除手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記画像処理装置は、投稿の削除の指示を受け付ける送信履歴の一覧画面を表示する表示手段をさらに備え、
前記一覧画面では、選択された送信履歴に対応する投稿が削除可能な場合に投稿削除ボタンが選択可能な状態で表示されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
投稿が削除可能な場合は、投稿が行われたチャットサービスが投稿削除の機能に対応している場合であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記一覧画面において、ログイン中のユーザに紐づいていない送信履歴が選択された場合には投稿削除ボタンは選択不可能な状態で表示もしくは非表示にされることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記投稿依頼の送信から任意の時間が経過している場合には、前記投稿削除ボタンは選択不可能な状態で表示もしくは非表示にされることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記一覧画面では、送信履歴として、ステータス、送信したファイルのファイル名、ファイルと共に送信したメッセージ、送信先、送信を指示したユーザ名の少なくともいずれかが表示され、
前記一覧画面において選択された送信履歴の詳細情報の表示が指示された場合には、送信したファイルのプレビュー画像が表示されることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記画像処理装置が、前記チャットサーバで実行された投稿の削除の結果を受信した場合、前記送信履歴の前記ステータスは、送信済みから削除済みに更新されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記チャットサービスに送信する投稿の削除依頼を前記画像処理装置から受け付けた前記連携サーバは、前記投稿の削除が不可能な場合、前記チャットサービスに前記投稿が誤送信であることを示す訂正メッセージの投稿依頼を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記チャットサービスに送信する投稿の削除依頼を前記画像処理装置から受け付けた前記連携サーバは、前記投稿の削除が可能な場合において、前記投稿のファイルが前記チャットサービスにおいて既にダウンロードされている場合には、前記チャットサービスに前記投稿が誤送信であることを示す訂正メッセージの投稿依頼を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項10】
スキャナを備える画像処理装置であって、
スキャンして生成されたスキャン画像のファイルをチャットサービスに投稿する投稿依頼を送信する第1の送信手段と、
前記投稿依頼を送信した送信履歴と、前記投稿依頼に基づいて投稿を行った前記チャットサービスで発行された投稿を一意に識別する識別子とを関連付けて管理する管理手段と、
投稿の削除の指示を受け付けた場合に、該投稿に対応する識別子と共に該投稿の削除依頼を前記チャットサービスに送信する第2の送信手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、画像処理装置、情報処理システムの制御方法、画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
在宅ワークやチーム作業効率化のため、ビジネスにおいてチャットサービスの利用が増加傾向にある。チャットサービスのトークルームは、話題ごとにチャンネルとして分けられている。ユーザは目的のチャンネルを選択してチャットを投稿することができる。特許文献1には、画像処理装置が原稿の画像をスキャンすることで生成した画像データを、チャットサービスを提供しているチャットサーバに送信することが開示されている。画像処理装置から送信先のチャンネルを指定してチャットサーバにスキャンした画像を送信することにより、チャットサービスの指定されたチャンネルのトークルーム上に画像データがアップロードされ、共有される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-11930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、送信後にスキャンした原稿の間違いや送信先のチャンネルの間違いに気付いた場合に、チャットサービスに投稿済みのデータを画像処理装置から削除することはできない。
【0005】
本発明は、チャットサービスへの画像処理装置からの投稿の削除を、画像処理装置から指示できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の情報処理システムは、スキャナを備える画像処理装置と、チャットサービスを提供するチャットサーバと、前記画像処理装置と前記チャットサーバとの通信を中継する連携サーバとを含む情報処理システムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置でスキャンして生成されたスキャン画像のファイルを前記チャットサービスに投稿する投稿依頼を送信する第1の送信手段と、前記投稿依頼を送信した送信履歴と、前記チャットサーバで発行された投稿を一意に識別する識別子とを関連付けて管理する管理手段と、投稿の削除の指示を受け付けた場合に、該投稿に対応する識別子と共に該投稿の削除依頼を前記チャットサービスに送信する第2の送信手段と、を備え、前記チャットサーバは、前記画像処理装置からの前記投稿依頼に基づいて前記ファイルを投稿し、該投稿を一意に識別する識別子を発行する発行手段と、前記識別子を前記投稿の依頼元に送信する送信手段と、前記画像処理装置からの削除依頼に応じて、前記識別子に対応する投稿を削除する削除手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、チャットサービスへの画像処理装置からの投稿の削除を、画像処理装置から指示可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像処理システムの全体構成を示す図である。
MFPのハードウェア構成を示す図である。
MFP連携サーバ、チャットサーバ、クライアントPCのハードウェア構成を示す図である。
画像処理システムのソフトウェア構成を示す図である。
スキャン画像投稿処理の流れを示すシーケンス図である。
ログイン画面の一例を示す図である。
ホーム画面の一例を示す図である。
アプリの設定情報の一例を示す図である。
ユーザ情報の一例を示す図である。
スキャン画面の一例を示す図である。
チャット画面の一例を示す図である。
チャット画面の一例を示す図である。
チャット画面の一例を示す図である。
ジョブ履歴の一例を示す図である。
アクセス認可設定画面の一例を示す図である。
スキャン画像の投稿処理を示すフローチャートである。
スキャン画像の投稿処理を示すフローチャートである。
投稿削除処理の流れを示すシーケンス図である。
履歴画面の一例を示す図である。
履歴画面の一例を示す図である。
履歴画面の一例を示す図である。
履歴画面の一例を示す図である。
投稿削除処理を示すフローチャートである。
MFP110における投稿削除処理を示すフローチャートである。
MFP連携サーバ120における投稿削除処理を示すフローチャートである。
チャットボットアカウントの登録処理の流れを示すシーケンス図である。
チャットボットの接続情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る、情報処理システムの全体構成を示す図である。情報処理システムは、MFP(Multifunction Peripheral)110、MFP連携サーバ120、チャットサーバ130を含む。また、情報処理システムは、クライアントPC111を含んでいてもよい。MFP110、クライアントPC111、MFP連携サーバ120、チャットサーバ130は、ネットワーク100により、通信可能に接続されている。例えば、MFP110およびクライアントPC111は、LAN(Local Area Network)経由でインターネット上の各種サービスを提供する各種サーバに対して通信可能に接続されている。なお、ネットワーク100は、データの送受信が可能に構成されていればよく、通信方式は問わない。例えば、ネットワーク100は、LAN、WAN、LTEや5Gなどのセルラネットワーク、無線ネットワーク、電話回線、専用デジタル回線等のいずれか、またはこれらの組み合わせで構成される。
【0010】
MFP110は、スキャン機能および投稿機能を有する画像処理装置の一例である。MFP110は、スキャン機能に加え印刷機能やBOX保存機能といった複数の機能を有する。MFP110は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100上の外部装置との通信が可能である。なお、本実施形態のMFP110は、MFP連携サーバ120を介して、チャットサーバ130との通信を行う。本実施形態のMFP110は、チャットサーバ130が提供するチャットサービスにスキャン画像を送信して投稿することが可能な追加アプリケーションを有している。MFP110は、スキャン画像のファイルやメッセージの投稿依頼を、MFP連携サーバ120を介して、チャットサーバ130に送信する。また、MFP110は、MFP110から投稿された投稿の削除依頼を、MFP連携サーバ120を介して、チャットサーバ130に送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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