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公開番号
2025042537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149619
出願日
2023-09-14
発明の名称
動作支援器具
出願人
芦森工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
A61F
2/50 20060101AFI20250319BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】上半身を支持する上部ロッドによって生じる人体への痛みを抑制することができる。
【解決手段】動作支援器具1は、筒状バッグ10と、下部パッド40と、上部パッド20と、下部ロッド50と、上部ロッド30と、を備える。筒状バッグ10は、人体の腹部に配置され、気密性を有する。下部パッド40は、人体の左右の大腿部のそれぞれの前側部分に配置される。上部パッド20は、人体の上半身の前側部分に配置され、筒状バッグ10よりも上方に配置される。下部ロッド50は、筒状バッグ10と下部パッド40とを連結する。下部ロッド50は、人体Pが直立状態のときに大腿部に沿って上下方向に延びる。上部ロッド30は、筒状バッグ10と上部パッド20とを連結する。上部ロッド30は、人体Pが直立状態のときに、腹部に沿って上下方向に延びる。上部ロッド30の上端部は、人体が直立状態のときに、人体のみぞおちP1よりも上方に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人体に装着される動作支援器具であって、
人体の腹部に配置される気密性を有する筒状バッグと、
人体の左右の大腿部のそれぞれの前側部分に配置される下部パッドと、
人体の上半身の前側部分に配置され、前記筒状バッグよりも上方に配置される上部パッドと、
前記筒状バッグと前記下部パッドとを連結し、人体が直立状態のときに前記大腿部に沿って上下方向に延びる下部ロッドと、
前記筒状バッグと前記上部パッドとを連結し、人体が直立状態のときに前記腹部に沿って上下方向に延びる上部ロッドと、
を備え、
前記上部ロッドの上端部は、人体が直立状態のときに、人体のみぞおちよりも上方に位置する、
動作支援器具。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の動作支援器具において、
前記下部パッドは、前記大腿部から鼠径部まで延在し、前記筒状バッグと前記鼠径部との間に配置される、
動作支援器具。
【請求項3】
請求項1に記載の動作支援器具において、
人体の左右方向に前記上部パッドがずれることを規制する規制具をさらに備える、
動作支援器具。
【請求項4】
請求項1に記載の動作支援器具において、
前記筒状バッグを人体に固定するための腰部ベルトと、
前記腰部ベルトと前記上部パッドとに接続され、前記腰部ベルトから人体の肩部を経由して前記上部パッドに延在する肩部ベルトと、
をさらに備え、
前記肩部ベルトの少なくとも一部は、前記延在する方向に伸縮自在に構成された、
動作支援器具。
【請求項5】
請求項4に記載の動作支援器具において、
前記肩部ベルトおよび前記腰部ベルトは、前記腰部ベルトに対して前記肩部ベルトが接続される位置を調節可能に構成されている、
動作支援器具。
【請求項6】
請求項5に記載の動作支援器具において、
前記肩部ベルトは、前記腰部ベルトに接続される部分に肩側面ファスナを有し、
前記腰部ベルトは、前記肩側面ファスナに着脱される腰側面ファスナを有している、
動作支援器具。
【請求項7】
請求項1に記載の動作支援器具において、
前記上部パッドは、人体の上半身の前側部分から前記筒状バッグまで延在し、
前記上部パッドは、前記上部ロッドを
規制
する上部ロッド規制部材を有し、
前記上部ロッド規制部材は、前記上部パッドから離脱する方向へ前記上部ロッドが移動することを規制する、
動作支援器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体の動作を支援する動作支援器具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。その技術は、次のように構成されている。
【0003】
特許文献1には、人体の動作を支援する動作支援器具が記載されている。この動作支援装置は、筒状バッグ、脚部パッド、胸部パッド、下部ロッド、および上部ロッドを備える。下部ロッドは、筒状バッグと脚部パッドとを連結する。上部ロッドは、筒状バッグと胸部パッドとを連結する。動作支援器具は、人体の前屈動作またはしゃがみ動作により、下部ロッドの上部分および上部ロッドの下部分によって筒状バッグの容積が小さくなるように筒状バッグが変形する。この筒状バッグの変形により生じる反力によって、人体を起こす動作、ならびに、前傾姿勢および中腰姿勢の維持などが補助される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-048462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の動作支援装置には、次のような問題がある。
【0006】
上記従来の動作支援器具では、人体が前屈動作またはしゃがみ動作を行った際、胸部パッドに連結する上部ロッドが、筒状バッグとの連結箇所を支点として回動する。その際、上半身を支持する上部ロッドの上端部が人体の腹部を押し付ける状態となってしまって人体に痛みが生じることがあった。
【0007】
そこで、本発明は、上半身を支持する上部ロッドによって生じる人体への痛みを抑制する動作支援器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
動作支援器具は、人体に装着される。動作支援器具は、筒状バッグと、下部パッドと、上部パッドと、下部ロッドと、上部ロッドと、を備える。筒状バッグは、人体の腹部に配置され、気密性を有する。下部パッドは、人体の左右の大腿部のそれぞれの前側部分に配置される。上部パッドは、人体の上半身の前側部分に配置され、前記筒状バッグよりも上方に配置される。下部ロッドは、前記筒状バッグと前記下部パッドとを連結する。下部ロッドは、人体が直立状態のときに前記大腿部に沿って上下方向に延びる。上部ロッドは、前記筒状バッグと前記上部パッドとを連結する。上部ロッドは、人体が直立状態のときに、前記腹部に沿って上下方向に延びる。上部ロッドの上端部は、人体が直立状態のときに、人体のみぞおちよりも上方に位置する。
【発明の効果】
【0009】
上記構成により、上半身を支持する上部ロッドによって生じる人体への痛みを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
動作支援器具1を装着した人体Pの直立状態のときの正面図である。
図1に示す動作支援器具1を装着した人体Pの側面図である。
図1に示す動作支援器具1を装着した人体Pの背面図である。
図1に示す上部ロッド30および下部ロッド50を取り付けるロッド取付部材65によるロッドの取付方法の一例を示す説明図である。
図1に示す動作支援器具1を装着した人体Pがしゃがみ動作をしているときの側面図である。
図1に示す動作支援器具1を装着した人体Pの鼠径部P2と筒状バッグ10と下部パッド40と中央側下部ロッド50Cとの前後方向の位置関係を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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