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公開番号2025041166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148292
出願日2023-09-13
発明の名称バッテリ駆動式作業機械
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250318BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】バッテリ駆動式作業機械の電力消費を抑制する。
【解決手段】電動ショベルは、本体と、本体に備えられ、温度調節流体によって温度調節されるバッテリ37と、バッテリ37からの電力により駆動する電動モータ40と、電動モータ40で駆動される油圧ポンプ43と、油圧ポンプ43から吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、を備えている。電動ショベルは、作動油の温度が温度調節流体の温度よりも高いとき、作動油でバッテリ37を加熱する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
本体と、
前記本体に備えられ、温度調節流体によって温度調節される、蓄電装置と、
前記蓄電装置からの電力により駆動する電動モータと、
前記電動モータで駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、を備え、
前記作動油の温度が前記温度調節流体の温度よりも高いとき、前記作動油で前記蓄電装置を加熱する、バッテリ駆動式作業機械。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記蓄電装置または前記温度調節流体の温度が所定温度以下であるとき、前記作動油で前記蓄電装置を加熱する、請求項1に記載のバッテリ駆動式作業機械。
【請求項3】
前記作動油が流れる作動油回路に設けられ、前記作動油と前記温度調節流体とを熱交換する熱交換器を備える、請求項1または請求項2に記載のバッテリ駆動式作業機械。
【請求項4】
前記作動油回路は、前記作動油が貯留される作動油タンクを含み、
前記熱交換器は、前記油圧アクチュエータから前記作動油タンクへ向かう前記作動油が流れる前記作動油回路に設けられる、請求項3に記載のバッテリ駆動式作業機械。
【請求項5】
前記作動油回路は、前記作動油が貯留される作動油タンクを含み、
前記熱交換器は、前記作動油タンクの内部に配置される、請求項3に記載のバッテリ駆動式作業機械。
【請求項6】
前記蓄電装置は、積層された複数の電池パックを含み、
前記複数の電池パックの各々の内部を前記温度調節流体が流れる、請求項3に記載のバッテリ駆動式作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリ駆動式作業機械に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特開平11-229430号公報(特許文献1)には、バッテリ駆動の油圧ショベルが開示されている。上部旋回体に搭載されたバッテリから電動機に対して電力を供給し、電動機により油圧ポンプを駆動し、油圧ポンプから吐出する流量で油圧アクチュエータを作動させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-229430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バッテリ駆動式作業機械において、冷寒地での暖機運転を行う場合には作動油に加えてバッテリも温める必要があるが、暖気のエネルギー源はバッテリからの電力になるため、電費が低下し、作業機械の連続稼働時間が短縮される。
【0005】
本開示では、電力消費を抑制できる、バッテリ駆動式作業機械が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従ったバッテリ駆動式作業機械は、本体と、本体に備えられ、温度調節流体によって温度調節される、蓄電装置と、蓄電装置からの電力により駆動する電動モータと、電動モータで駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、を備えている。バッテリ駆動式作業機械は、作動油の温度が温度調節流体の温度よりも高いとき、作動油で蓄電装置を加熱する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のバッテリ駆動式作業機械によると、電力消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電動ショベルの構成を概略的に示す斜視図である。
図1に示される電動ショベルのシステム構成を示すブロック図である。
バッテリの概略構成を示す斜視図である。
バッテリの温度を調節する処理の流れを示すフローチャートである。
熱交換器の配置の他の例を湿す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図に基づいて説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。実施形態から任意の構成が抽出され、それらが任意に組み合わされることも、当初から予定されている。
【0010】
以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」とは、運転室4内の運転席4Sに着座したオペレータを基準とした方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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