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公開番号
2025041002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148042
出願日
2023-09-13
発明の名称
窒化物半導体装置および窒化物半導体装置の製造方法
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
H10D
30/66 20250101AFI20250318BHJP()
要約
【課題】窒化物半導体装置において、非活性領域のシート抵抗を低下させる。
【解決手段】活性領域110と、非活性領域120と、を備える縦型の窒化物半導体装置100であって、非活性領域120は、半導体基板10とエピタキシャル領域20とを含むN型領域と、N型領域の上方に設けられるP型の第1イオン注入領域31と、第1イオン注入領域31の上方に選択的に設けられ、第1イオン注入領域31よりもドーピング濃度の高い、P型の第2イオン注入領域32と、第1イオン注入領域31の上方において、第2イオン注入領32域が設けられていない通過領域33と、を有する。
【選択図】図2C
特許請求の範囲
【請求項1】
活性領域と非活性領域とを備える縦型の窒化物半導体装置であって、前記非活性領域は、
N型領域と、
前記N型領域の上方に設けられ、P型の第1イオン注入領域と、
前記第1イオン注入領域の上方に選択的に設けられ、前記第1イオン注入領域よりもドーピング濃度の高い、P型の第2イオン注入領域と、
前記第1イオン注入領域の上方において、前記第2イオン注入領域が設けられていない通過領域と、
を有する
窒化物半導体装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記N型領域と前記第1イオン注入領域とが接するPN接合領域を備え、
前記非活性領域は、上面視で前記PN接合領域の内側に設けられる
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項3】
前記通過領域は、前記第2イオン注入領域よりもドーピング濃度の低いP型領域である
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項4】
前記通過領域は、前記第1イオン注入領域である
請求項3に記載の窒化物半導体装置。
【請求項5】
前記通過領域は、前記第1イオン注入領域の上面に設けられた絶縁層である
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項6】
上面視において、前記第2イオン注入領域の面積は、前記通過領域の面積以上である
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項7】
上面視において、前記第2イオン注入領域の任意の点から測定した前記通過領域までの最近接距離は、500μm以下である
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項8】
上面視において、前記第2イオン注入領域の任意の点から測定した前記通過領域までの最近接距離は、200μm以下である
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項9】
前記第2イオン注入領域は、上面視において、予め定められた延伸方向に延伸して設けられた複数の第2イオン注入領域を有し、
前記通過領域は、上面視において、前記延伸方向に延伸して設けられた複数の通過領域を有し、
前記複数の第2イオン注入領域および前記複数の通過領域は、上面視において、前記延伸方向と異なる配列方向に交互に設けられる
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項10】
前記配列方向における前記通過領域の幅は、50μm以上、1000μm以下である
請求項9に記載の窒化物半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、窒化物半導体装置および窒化物半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、P型領域が設けられない第1領域を備えた炭化珪素半導体装置が記載されている。特許文献2および3には、P型領域から水素を外方拡散させるための経路を備える窒化物半導体装置が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2022-180233号公報
[特許文献2] 特開2003-68745号公報
[特許文献3] 特表2022-533187号公報
[非特許文献1] Narita Tetuso, Tomita Kazuyoshi, Yamada Shinji, Kachi Tetsu, "Quantitative investigation of the lateral diffusion of hydrogen in p-type GaN layers having NPN structures," Applied Physics Express, 20 December 2018, Volume 12, Page 011006.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
窒化物半導体装置において、非活性領域のシート抵抗を低下させることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、活性領域と非活性領域とを備える縦型の窒化物半導体装置であって、前記非活性領域は、N型領域と、前記N型領域の上方に設けられ、P型の第1イオン注入領域と、前記第1イオン注入領域の上方に選択的に設けられ、前記第1イオン注入領域よりもドーピング濃度の高い、P型の第2イオン注入領域と、前記第1イオン注入領域の上方において、前記第2イオン注入領域が設けられていない通過領域と、を有する、窒化物半導体装置を提供する。
【0005】
上記窒化物半導体装置において、前記N型領域と前記第1イオン注入領域とが接するPN接合領域を備え、前記非活性領域は、上面視で前記PN接合領域の内側に設けられてよい。
【0006】
上記いずれかの窒化物半導体装置において、前記通過領域は、前記第2イオン注入領域よりもドーピング濃度の低いP型領域であってよい。
【0007】
上記いずれかの窒化物半導体装置において、前記通過領域は、前記第1イオン注入領域であってよい。
【0008】
上記いずれかの窒化物半導体装置において、前記通過領域は、前記第1イオン注入領域の上面に設けられた絶縁層であってよい。
【0009】
上記いずれかの窒化物半導体装置において、上面視において、前記第2イオン注入領域の面積は、前記通過領域の面積以上であってよい。
【0010】
上記いずれかの窒化物半導体装置において、上面視において、前記第2イオン注入領域の任意の点から測定した前記通過領域までの最近接距離は、500μm以下であってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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