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公開番号
2025040706
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147666
出願日
2023-09-12
発明の名称
微細気泡水供給装置
出願人
株式会社Deto
代理人
個人
主分類
B01F
23/2373 20220101AFI20250317BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】微細気泡水を供給する装置であって、複数のシャンプー台に接続でき、シャンプー台ごとに白濁水・非白濁水の切換が容易で、美容室などでの使用に適した微細気泡水供給装置を提供する。
【解決手段】
エアー供給部10と、水供給部20と、エアー及び水を合流させ、非白濁水又は白濁水を生成する微細気泡水発生部30と、微細気泡水発生部30に非白濁水を発生させる第一モード、又は、白濁水を発生させる第二モードを選択する選択部40と、非白濁水又は白濁水を放出する放出部50と、を備える。エアー供給部10は、電磁弁18-1,18-2によるエアー流量切換手段16を有し、微細気泡水発生部30は、旋回流方式の継手33を含み、選択部40は、前記電磁弁18-1,18-2を制御してエアー流量を選択することにより、微細気泡水発生部30で生成される非白濁水又は白濁水を選択するようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアーを供給するエアー供給部と、
水を供給する水供給部と、
前記エアー及び前記水を合流させ、前記水の中に第一のサイズ及び/又は数量の微細気泡を含む第一の微細気泡水、又は、前記水の中に第ニのサイズ及び/又は数量の微細気泡を含む第二の微細気泡水を発生させる微細気泡水発生部と、
前記微細気泡水発生部に前記第一の微細気泡水を発生させる第一モード、又は、前記第二の微細気泡水を発生させる第二モードを選択する選択部と、
前記第一の微細気泡水又は前記第二の微細気泡水を放出する放出部と、を備える微細気泡水供給装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記微細気泡水供給装置は、一又は複数の水利用機器に接続され、各前記水利用機器の給水ラインに独立してエアーを注入することにより、前記第一の微細気泡水又は前記第二の微細気泡水を発生させる装置であり、
前記微細気泡水発生部は、各前記水利用機器の給水ラインに介挿され、
前記水供給部は、前記給水ラインの上流側部分と前記微細気泡水発生部との連結部であり、
前記放出部は、前記微細気泡水発生部と前記給水ラインの下流側部分との連結部である、請求項1に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項3】
前記エアー供給部は、電磁弁によるエアー流量切換手段を有し、
前記選択部は、前記電磁弁を制御してエアー流量を選択することにより、前記微細気泡水発生部で生成される前記第一の微細気泡水又は前記第二の微細気泡水を選択するように構成され、前記エアー流量切換手段は、第1の絞り弁と第1の電磁弁が直列に介装された第1の流路と、第2の絞り弁と第2の電磁弁が直列に介装された第2の流路とが並列に設けられ、
前記第1の電磁弁のみ又は前記第2の電磁弁のみを開くことにより、それぞれの電磁弁に対応する絞り弁によって規定されるエアー流量を得るように構成されている、請求項1に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項4】
前記選択部は、ユーザが足による操作を行うフットスイッチを含み、当該フットスイッチによって前記電磁弁を制御するように構成されている、請求項3に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項5】
前記フットスイッチは、前記第一モードに対応する第一フットスイッチ及び前記第二モードに対応する第二フットスイッチから成る、請求項4に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項6】
レーザー回折・散乱法により、前記第二の微細気泡水1mLにおける10μm以上100μm未満の気泡径の微細気泡の数を15回計測したときの当該微細気泡の数の平均値が700個以上である、請求項1に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項7】
レーザー回折・散乱法により、前記第一の微細気泡水及び前記第二の微細気泡水1mLにおける1μm以上10μm未満の気泡径の微細気泡の数をそれぞれ15回計測したときの当該微細気泡の数の平均値が5万個以上である、請求項6に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項8】
前記第一モードにおいて供給される前記エアーの量は0.5L/min以上2.0L/min以下であり、且つ、前記第一の微細気泡水の動水圧は0.15MPa以上0.5MPa以下であるとともに、前記第二モードにおいて供給される前記エアーの量は0.03L/min以上0.15L/min以下である、請求項7に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項9】
前記第二の微細気泡水は、白濁していることを当該ユーザが認知できる、請求項6に記載の微細気泡水供給装置。
【請求項10】
前記第一の微細気泡水の使用量及び前記第二の微細気泡水の使用量を計測する使用量計測部を備える、請求項1に記載の微細気泡水供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、微細気泡水供給装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、微細気泡(ファインバブルとも呼ばれる)を含む水を利用して、これを美容室等でシャワーにより頭髪や皮膚の地肌を洗浄したり、浴槽にこのようなファインバブルを含むお湯を満たして、全身の美容増進を図ったりする方法が知られている。
このようなファインバブルを含む水を使用する場合、バブルサイズを大きくして白濁させた水と、バブルサイズを小さくして白濁のない水とで、異なる用途に用いる場合がある。バブルサイズを大きくして白濁させた水では、ジャクジのように浴槽に満たして、マッサージ効果やリラックス効果を得るために用いられ、一方、バブルサイズを小さくして白濁のない水では、頭髪や皮膚の洗浄効果を得るために用いられている。
このため、ファインバブル発生装置では、用途に合わせて白濁水と非白濁水を切り替え可能になっているものもある。
【0003】
例えば、特許文献1は、浴槽用のファインバブル発生装置を開示している。この装置では、お湯の供給路の途中に、上流側から、空気導入弁と、ポンプ(循環ポンプ)と、加圧容器を設け、この加圧容器のお湯を浴槽に供給している。ここで、ポンプの回転数を大きくして加圧容器のタンク内に空気層が形成されない白濁モードと、ポンプの回転数を小さくして空気槽を形成させる非白濁モードとを切り替え制御している。切換は、リモコン装置に設けられた微細気泡発生操作部で行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-111502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、第一のサイズ及び/又は数量の微細気泡を含む第一の微細気泡水を発生させる第一モードと第二のサイズ及び/又は数量の微細気泡を含む第二の微細気泡水を発生させる第二モードの切り替えをユーザが容易に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明にかかる微細気泡水供給装置(1)は、エアーを供給するエアー供給部(10)と、水を供給する水供給部(20)と、前記エアー及び前記水を合流させ、前記水の中に第一のサイズ及び/又は数量の微細気泡を含む第一の微細気泡水、又は、前記水の中に第ニのサイズ及び/又は数量の微細気泡を含む第二の微細気泡水を生成する微細気泡水発生部(30)と、前記微細気泡水発生部(30)に前記第一の微細気泡水を発生させる第一モード、又は、前記第二の微細気泡水を発生させる第二モードを選択する選択部(40)と、前記第一の微細気泡水又は前記第二の微細気泡水を放出する放出部(50)と、を備える。
【0007】
この構成により、選択部で第一の微細気泡水及び第二の微細気泡水を切換える方式としたので、第一の微細気泡水と第二の微細気泡水の切り替えが容易になる。
【0008】
前記微細気泡水供給装置(1)は、一又は複数の水利用機器(100)に接続され、各前記水利用機器(100)の給水ライン(101)に独立してエアーを注入することにより、前記第一の微細泡水又は前記第二の微細気泡水を発生させる装置であり、前記微細気泡発生部(30)は、各前記水利用機器(100)の給水ライン(101)に介挿され、前記水供給部(20)は、前記給水ライン(101)の上流側部分と前記微細気泡発生部(30)との連結部であり、前記放出部(50)は、前記微細気泡発生部(30)と前記給水ライン(101)の下流側部分との連結部である、構成としてもよい。
【0009】
この構成により、既存のシャンプー台等の水利用装置における給水ラインの上流側部分と下流側部分が利用できるので、装置コストを抑えることができる。
【0010】
前記エアー供給部(10)は、電磁弁(18-1,18-2)によるエアー流量切換手段(16a,16b,16c)を有し、前記微細気泡水発生部(30)は、水を旋回させて当該旋回の中央に空気を導入する旋回流方式の継手(33)を含み、前記選択部(40)は、前記電磁弁(18-1,18-2)を制御してエアー流量を選択することにより、前記微細気泡水発生部(30)で生成される前記第一の微細気泡水又は前記第二の微細気泡水を選択するように構成され、前記エアー流量切換手段(30)は、第1の絞り弁(17-1)と第1の電磁弁(18-1)が直列に介装された第1の流路(16-1)と、第2の絞り弁(17-2)と第2の電磁弁(18-2)が直列に介装された第2の流路(16-2)とが並列に設けられ、前記第1の電磁弁(18-1)のみ又は前記第2の電磁弁のみを開くことにより、それぞれの電磁弁に対応する絞り弁によって規定されるエアー流量を得るように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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