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公開番号
2025040244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023147045
出願日
2023-09-11
発明の名称
誘導加熱調理器
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20250314BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】複数の加熱ユニットを動作させつつうなり音の発生を抑制する。
【解決手段】誘導加熱調理器1は、被加熱物を載置する天板2と、天板2の下方に設けられた加熱ユニット4-1,4-2,5と、加熱ユニット4-1,4-2,5を所定の駆動周波数でそれぞれ駆動する駆動回路30と、駆動回路30を制御する制御回路20とを備える。加熱ユニット4-1,4-2のそれぞれは、天板2に沿って配置された複数のコイル10を含む。加熱ユニット5は1つのコイルを含む。加熱ユニット5は、加熱ユニット4-1,4-2の間に配置される。加熱ユニット4-1,4-2,5は、天板2から加熱ユニット5までの距離が天板2から加熱ユニット4-1,4-2までの距離よりも大きくなるように配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
被加熱物を載置する天板と、
前記天板の下方に設けられた第1~第3の加熱ユニットと、
前記第1~第3の加熱ユニットを所定の駆動周波数でそれぞれ駆動する駆動回路と、
前記駆動回路を制御する制御回路とを備え、
前記第1及び第2の加熱ユニットのそれぞれは、前記天板に沿って配置された複数のコイルを含み、
前記第3の加熱ユニットは1つのコイルを含み、
前記第3の加熱ユニットは、前記第1及び第2の加熱ユニットの間に配置され、
前記第1~第3の加熱ユニットは、前記天板から前記第3の加熱ユニットまでの距離が前記天板から前記第1及び第2の加熱ユニットまでの距離よりも大きくなるように配置される、
誘導加熱調理器。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御回路は、
前記第1又は第2の加熱ユニットの上方に載置された前記被加熱物が第1の金属を主成分として含む場合、前記第1又は第2の加熱ユニットを第1の駆動周波数で駆動し、
前記第1又は第2の加熱ユニットの上方に載置された前記被加熱物が第2の金属を主成分として含む場合、前記第1又は第2の加熱ユニットを第2の駆動周波数で駆動するように、
前記駆動回路を制御する、
請求項1記載の誘導加熱調理器。
【請求項3】
前記制御回路は、
前記第3の加熱ユニットの上方に載置された前記被加熱物が前記第1の金属を主成分として含む場合、前記第3の加熱ユニットを前記第1の駆動周波数で駆動し、
前記第3の加熱ユニットの上方に載置された前記被加熱物が前記第2の金属を主成分として含む場合、前記第3の加熱ユニットを前記第1の駆動周波数で駆動するように、
前記駆動回路を制御する、
請求項2記載の誘導加熱調理器。
【請求項4】
前記第3の加熱ユニットは、前記天板の面に平行かつ互いに直交する第1及び第2の方向に関して、前記第1及び第2の加熱ユニットのそれぞれの半分以下の寸法を有する、
請求項1記載の誘導加熱調理器。
【請求項5】
前記第3の加熱ユニットのコイルは、前記第1の方向において、前記第2の方向における寸法よりも大きな寸法を有する、
請求項4記載の誘導加熱調理器。
【請求項6】
前記第3の加熱ユニットのコイルは、前記天板の面に垂直な第3の方向に関して、前記第1及び第2の加熱ユニットの各コイルの厚さよりも大きな厚さを有する、
請求項1記載の誘導加熱調理器。
【請求項7】
前記第1及び第2の加熱ユニットのそれぞれは、第1のエリア内において互いに隣接して配置された複数の第1のコイルと、第2のエリア内において互いに隣接して配置された複数の第2のコイルとを含み、
前記制御回路は、前記第1又は第2の加熱ユニットを駆動する場合、前記複数の第1のコイルのみを駆動するか、前記複数の第2のコイルのみを駆動するか、前記複数の第1のコイル及び前記複数の第2のコイルの両方を駆動するように、前記駆動回路を制御する、
請求項1記載の誘導加熱調理器。
【請求項8】
前記制御回路は、前記第1又は第2の加熱ユニットの上方に前記被加熱物が載置された場合、
前記駆動周波数を所定の周波数範囲にわたって変化させながら、前記第1又は第2の加熱ユニットの複数のコイルを駆動するように前記駆動回路を制御し、前記各コイルに関連付けられた電圧及び電流の周波数特性を測定し、
前記電圧及び電流の周波数特性に基づいて、前記被加熱物の寸法に応じて前記複数のコイルのうちの駆動すべきコイルを決定し、
前記電圧及び電流の周波数特性に基づいて、前記被加熱物の材質に応じて前記駆動周波数を決定する、
請求項1記載の誘導加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、誘導加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の加熱ユニットを有する誘導加熱調理器が知られている。例えば、特許文献1~3は、複数の加熱ユニットを有する誘導加熱調理器を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/225120号
特開2017-168236号公報
国際公開第2018/042941号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の加熱ユニットを用いて複数の被加熱物を同時に加熱する場合、各加熱ユニットを動作させることに起因してうなり音が発生するおそれがある。
【0005】
本開示は、複数の加熱ユニットを動作させつつうなり音の発生を抑制する誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る誘導加熱調理器は、
被加熱物を載置する天板と、
前記天板の下方に設けられた第1~第3の加熱ユニットと、
前記第1~第3の加熱ユニットを所定の駆動周波数でそれぞれ駆動する駆動回路と、
前記駆動回路を制御する制御回路とを備え、
前記第1及び第2の加熱ユニットのそれぞれは、前記天板に沿って配置された複数のコイルを含み、
前記第3の加熱ユニットは1つのコイルを含み、
前記第3の加熱ユニットは、前記第1及び第2の加熱ユニットの間に配置され、
前記第1~第3の加熱ユニットは、前記天板から前記第3の加熱ユニットまでの距離が前記天板から前記第1及び第2の加熱ユニットまでの距離よりも大きくなるように配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様に係る誘導加熱調理器によれば、複数の加熱ユニットを動作させつつうなり音の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る誘導加熱調理器1の外観を示す上面図である。
図1の誘導加熱調理器1の内部構成を示す上面図である。
図1の誘導加熱調理器1のブロック図である。
図3の加熱ユニット4-1,4-2の詳細構成を示す図である。
図1の加熱ユニット4-1,4-2,5のレイアウトを示す上面図である。
図1の加熱ユニット4-1,4-2,5のレイアウトを示す断面図である。
図3の制御回路20によって実行される加熱ユニット4-1,4-2のためのコイル駆動処理を示すフローチャートである。
図3の制御回路20によって実行される加熱ユニット5のためのコイル駆動処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
従来より、近接する2つのコイルに流れる高周波電流が別の方向に流れる場合、電磁波が打ち消し合うように干渉することで、周波数差の音が発生するという課題がある。この課題を解決するために、例えば、特許文献1は、コイル間の距離を物理的に離すことを開示し、また、特許文献2は、駆動周波数の差を小さくすることを開示している。
【0010】
しかしながら、被加熱物が鉄製である場合と非磁性ステンレス鋼製である場合、高周波特性の差から、異なる駆動周波数でインバータを動作させる必要がある。また、特許文献3のように、コイル間の距離を物理的に離すことができない構成の誘導加熱調理器が考えられ、この場合、干渉の課題を解決することができない。
(【0011】以降は省略されています)
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