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公開番号
2025040216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146995
出願日
2023-09-11
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ
出願人
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250314BHJP(光学)
要約
【課題】構造の簡素化、及び、大型化を抑制することができるヘッドアップディスプレイを提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ1は、コンバイナ20と、情報を表す表示光を出射する表示器30と、表示器30を収容する筐体10とを備える。また、コンバイナ20は、第1面21と第1面21の裏面である第2面22とを有している。また、第1面21には、表示器30が出射した表示光を反射する反射膜25が設けられる。そして、第2面22には、第1面21よりも低反射の低反射部24が形成されている。
【選択図】図4A
特許請求の範囲
【請求項1】
コンバイナと、
情報を表す表示光を出射する表示器と、
前記表示器を収容する筐体とを備え、
前記コンバイナは、第1面と前記第1面の裏面である第2面とを有し、
前記第1面には、前記表示器が出射した表示光を反射する反射膜が設けられ、
前記第2面には、前記第1面よりも低反射の低反射部が形成されている
ヘッドアップディスプレイ。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記低反射部は、前記第2面を塗装することによって形成されている
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項3】
前記コンバイナは、非透過性樹脂材料で構成され、
前記低反射部は、前記第2面をシボ加工することによって形成されている
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項4】
前記シボ加工によって形成される前記低反射部の表面粗さは、50μm以上70μm以下である
請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項5】
前記低反射部のグロスは、0.6以下である
請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項6】
前記第1面の曲率と前記第2面の曲率とは、異なっている
請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項7】
前記コンバイナは、可倒式である
請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項8】
前記反射膜は、ハーフミラーである
請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項9】
前記ヘッドアップディスプレイは、車両に搭載され、
前記コンバイナは、直立する立姿勢と、前記立姿勢に対して倒れた寝姿勢との間で変化し、
前記コンバイナが前記立姿勢の場合、前記第1面が前記車両の乗員と対向するように配置され、
前記コンバイナが前記寝姿勢の場合、前記第2面が前記第1面の上方に位置するように配置される
請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示装置の表示を、開口部の上方に配設されたコンバイナに投影させるようにしたヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。このヘッドアップディスプレイ装置のコンバイナでは、不透光性の黒色板、または、半透光性の黒色系スモーク板が用いられている。
【0003】
特許文献2には、可撓性を有する合成樹脂などの材料によって形成された遮断カバーを備えるヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-132361号公報
国際公開第2018/025741号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置では、コンバイナが不透光性の黒色板、または、半透光性の黒色系スモーク板であるため、コンバイナを倒した場合、外光がコンバイナの裏面等で反射してしまうことがある。この場合、コンバイナの裏面等で反射した光は、乗員の目に入射してしまうことがある。そこで、コンバイナを倒した場合、コンバイナの裏面をカバーで覆うことで、コンバイナの裏面等で反射した光が乗員の目に入射しないようにすることが考えられる。
【0006】
しかしながら、コンバイナを覆うためのカバーを別途、ヘッドアップディスプレイに設けたり、カバーを駆動させる駆動機構をヘッドアップディスプレイに設けたりすることとなる。この場合、ヘッドアップディスプレイにおける構造の複雑化、及び、部品点数の増加によるヘッドアップディスプレイの大型化が生じてしまうという課題がある。
【0007】
そこで、本開示は、構造の簡素化、及び、大型化を抑制することができるヘッドアップディスプレイを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るヘッドアップディスプレイは、コンバイナと、情報を表す表示光を出射する表示器と、前記表示器を収容する筐体とを備え、前記コンバイナは、第1面と前記第1面の裏面である第2面とを有し、前記第1面には、前記表示器が出射した表示光を反射する反射膜が設けられ、前記第2面には、前記第1面よりも低反射の低反射部が形成されている。
【発明の効果】
【0009】
本開示のヘッドアップディスプレイによれば、構造の簡素化、及び、大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施の形態に係るヘッドアップディスプレイを横から見た場合の使用例を示す模式図である。
図2は、実施の形態に係るヘッドアップディスプレイを車室から見た場合の使用例を示す模式図である。
図3Aは、コンバイナが立姿勢の場合のヘッドアップディスプレイを示す斜視図である。
図3Bは、コンバイナが寝姿勢の場合のヘッドアップディスプレイを示す斜視図である。
図4Aは、コンバイナが立姿勢の場合において、図3AのA-A断面におけるヘッドアップディスプレイを示す断面図である。
図4Bは、コンバイナが寝姿勢の場合において、図3BのB-B断面におけるヘッドアップディスプレイを示す断面図である。
図5は、コンバイナで反射する表示光を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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