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公開番号
2025040111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146825
出願日
2023-09-11
発明の名称
車両用内装材
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20250314BHJP(車両一般)
要約
【課題】基材に対して表皮体を精度よくかつ容易に貼り合わせ可能な車両用内装材を提供する。
【解決手段】車両用内装材1は、基材3と、表皮片5により形成され、基材3に貼り合わせられて基材3の少なくとも一部を覆う表皮体2と、を備える。表皮体2は、表皮片5が重なる重複部23と、重複部23から延出する一の被覆部24と、を有する。基材3は、一の被覆部24により覆われる一の本体部30と、一の本体部30に対して窪んだ位置にあり、重複部23が位置する他の本体部31と、一の本体部30に対して窪んだ位置かつ他の本体部31に対して突出した位置にあり、重複部23の当接により一の本体部30に対する重複部23の位置を規制する当接部33と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
シート材により形成され、前記基材に貼り合わせられてこの基材の少なくとも一部を覆う表皮体と、を備え、
前記表皮体は、
前記シート材が重なる重複部と、
この重複部から延出する延出部と、を有し、
前記基材は、
前記延出部により覆われる一の本体部と、
この一の本体部に対して窪んだ位置にあり、前記重複部が位置する他の本体部と、
前記一の本体部に対して窪んだ位置かつ前記他の本体部に対して突出した位置にあり、前記重複部の当接により前記一の本体部に対する前記重複部の位置を規制する当接部と、を有する
ことを特徴とする車両用内装材。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
表皮体は、複数のシート材からなり、
一の前記シート材の端部が他の前記シート材に重ねられて重複部が形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の車両用内装材。
【請求項3】
一のシート材の端部と他のシート材の端部との面接触により重複部が形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の車両用内装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基材に貼り合わせられて基材の少なくとも一部を覆う表皮体を備える車両用内装材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車などの車両の車室内を覆う内装材に高級感を付与するために、皮革や合成樹脂などからなる表皮体が合成樹脂製の基材の表面に貼り合わせられた内装材がある。このような内装材において、例えば表皮体を構成する複数の表皮片の表面同士を重ねて第一縫着部(インステッチ)で縫着し、一方の表皮片を他方の表皮片に対して第一縫着部を起点として折り返してさらに第二縫着部(アウトステッチ)で縫着したものが知られている。この構成では、表皮片同士が重ねられた表皮体の重複部の段差を反転させた形状の段差が基材側に形成され、表皮体の重複部が基材の段差に嵌合されることで、第一縫製部が表側から視認されない位置に配置される(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-86706号公報 (第7頁、図4及び図5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の車両用内装材の場合、表皮体の重複部により形成される段差と基材の段差との寸法差によって外観の不具合を発生させないようにするために、表皮体の重複部と基材の段差との間に空間部を形成する必要がある。表皮体を基材に貼り合わせる際、空間部を目視しながら空間部の幅を公差内に収める品質を安定させるためには、作業の熟練が必要になる。また、レイアウトによっては、表皮体と基材との貼り合わせ部分及び空間部が表皮体に覆われて作業者側から視認することができず、空間部の幅を目測できないことで、当該幅のばらつきが大きくなって第二縫着部が蛇行し、見栄えが低下する場合がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、基材に対して表皮体を精度よくかつ容易に貼り合わせ可能な車両用内装材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の車両用内装材は、基材と、シート材により形成され、前記基材に貼り合わせられてこの基材の少なくとも一部を覆う表皮体と、を備え、前記表皮体は、前記シート材が重なる重複部と、この重複部から延出する延出部と、を有し、前記基材は、前記延出部により覆われる一の本体部と、この一の本体部に対して窪んだ位置にあり、前記重複部が位置する他の本体部と、前記一の本体部に対して窪んだ位置かつ前記他の本体部に対して突出した位置にあり、前記重複部の当接により前記一の本体部に対する前記重複部の位置を規制する当接部と、を有するものである。
【0007】
請求項2記載の車両用内装材は、請求項1記載の車両用内装材において、表皮体は、複数のシート材からなり、一の前記シート材の端部が他の前記シート材に重ねられて重複部が形成されているものである。
【0008】
請求項3記載の車両用内装材は、請求項2記載の車両用内装材において、一のシート材の端部と他のシート材の端部との面接触により重複部が形成されているものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の車両用内装材によれば、基材に対して表皮体を精度よくかつ簡易に貼り合わせ可能となる。
【0010】
請求項2記載の車両用内装材によれば、請求項1記載の車両用内装材の効果に加えて、例えば曲率が大きい基材であっても外観上の不具合が生じにくく、かつ、レイアウトの自由度が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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