TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025039413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146490
出願日
2023-09-08
発明の名称
情報コード読取システム
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20250313BHJP(計算;計数)
要約
【課題】モーションセンサ等のセンサを別途採用することなく、情報コードの読み取りに用いる撮像画像を利用してモード切替の要否を判断可能な構成を提供する。
【解決手段】読取装置10は、制御部40によりなされるモード切替処理により、切替コードSP1が撮像される特定撮像状態と判定される場合に、載置モードに切り替えられ、特定撮像状態と判定されない場合に、携帯モードに切り替えられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報コードを光学的に読み取る読取処理を行う携帯型の情報コード読取装置と、
前記情報コード読取装置を載置可能な置台と、
を備える情報コード読取システムであって、
前記情報コード読取装置は、
前記置台に載置された載置状態で前記読取処理を行うための載置モードと携帯状態で前記読取処理を行うための携帯モードとで所定の機能が異なり、
読取口が形成される筐体と、
前記読取口を介して前記情報コードを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された情報コードについて前記読取処理を行う読取処理部と、
前記撮像部によって特定パターンが撮像される特定撮像状態と判定される場合に前記載置モードに切り替え、前記特定撮像状態と判定されない場合に前記携帯モードに切り替えるモード切替部と、
を備え、
前記特定パターンは、前記載置状態時に前記撮像部により撮像されるように配置されることを特徴とする情報コード読取システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記特定パターンは、前記載置状態時に前記撮像部により撮像される前記置台の一面に配置されることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項3】
前記特定パターンは、モード切替用情報が記録される情報コードであることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項4】
前記特定パターンは、前記置台の一面に形成された特定形状であることを特徴とする請求項2に記載の情報コード読取システム。
【請求項5】
前記情報コード読取装置は、前記載置状態時での撮像画像に占める前記特定パターンの位置を特定可能な位置特定情報が予め記憶される記憶部を備え、
前記モード切替部は、前記記憶部に記憶される前記位置特定情報を利用して前記特定撮像状態であるか否かについて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項6】
前記筐体には、前記読取口を保護する保護部が設けられ、
前記保護部は、先端部が前記撮像部によって撮像されるように形成され、
前記置台は、一端部が前記載置状態時に前記先端部の少なくとも一部を隠した状態で前記撮像部によって撮像されるように形成され、
前記特定パターンは、前記載置状態時に前記撮像部により撮像される前記一端部であることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項7】
前記置台には、前記載置状態時に前記撮像部の撮像エリアに含まれることなく前記保護部の内面を下方から支持する支持部が設けられることを特徴とする請求項6に記載の情報コード読取システム。
【請求項8】
前記保護部の内面は、湾曲凹状に形成され、
前記支持部は、前記保護部の内面を支持する上面が当該内面に沿うように湾曲凸状に形成されることを特徴とする請求項7に記載の情報コード読取システム。
【請求項9】
前記置台は、前記載置状態時に前記先端部に装着されるように形成されることを特徴とする請求項6に記載の情報コード読取システム。
【請求項10】
前記情報コード読取装置は、報音部を備え、
前記所定の機能は、前記読取処理による読取結果に応じた前記報音部による報知音に関する機能であって、前記載置モード時での前記報音部による報知音と前記携帯モード時での前記報音部による報知音とが異なることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報コードを光学的に読み取る携帯型の情報コード読取装置と置台とを備える情報コード読取システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コンビニやスーパーなどでは、人手不足解消やレジの効率化等を図るため、店員が操作するレジだけでなく、顧客自身が操作可能なセルフレジを採用する店舗が増えている。店員が操作するレジのスキャナ(ハンディスキャナ)は、よりスムーズに読み取り操作ができるように携帯型として構成され、商品のバーコードに対してハンディスキャナの読取口を向けるように操作される。その一方で、顧客が操作するセルフレジのスキャナ(定置式スキャナ)は、不慣れな顧客であっても確実に読み取り操作ができるように定置型として構成され、定置式スキャナの読取口に対して商品のバーコードを向けるように操作される。このように、店員が操作するハンディスキャナと顧客が操作する定置式スキャナとでは、読取処理に関して機能を変える必要がある。
【0003】
そして、さらなる効率化等を図るため、時間帯や混雑具合等に応じて、1つのレジについて店員が操作するレジとセルフレジとで切り替える運用を採用することができる。しかしながら、このような運用方法を採用するために、1つのレジにハンディスキャナと定置式スキャナとをそれぞれ設置すると、レジ1台あたりのコストが高くなるだけでなく、レジ1台が占めるスペースが大きくなるという問題がある。
【0004】
このため、携帯状態で読取処理を行うための携帯モードと載置状態で読取処理を行うための載置モードとを切り替え可能な情報コード読取装置(スキャナ)の要求が高まっている。このようにモードを切り替える情報コード読取装置として、例えば、下記特許文献1に開示されるバーコードリーダが知られている。このバーコードリーダでは、固定した状態のバーコードリーダのバーコード読み取り窓へ商品に貼付されているバーコードを翳して読み取るスタンドモード(載置モード)と、バーコードリーダを持ち上げた状態でトリガスイッチを押下することで所望のバーコードを読み取るピックアップモード(携帯モード)とが用意されている。このバーコードリーダは、モーションセンサによって動きが検出されると、読取モードをスタンドモードからピックアップモードへ自動で切り替え、モーションセンサによって動きが検出されない時間が所定時間継続すると、読取モードをピックアップモードからスタンドモードへ自動で切り替えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-162100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に開示されるようにモーションセンサによる動きの検出をモード切替に利用する構成では、モーションセンサ等の採用によって、製造コストが増大するだけでなく、構造が複雑化するために小型軽量化が困難になるという問題がある。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、モーションセンサ等のセンサを別途採用することなく、情報コードの読み取りに用いる撮像画像を利用してモード切替の要否を判断可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、
情報コードを光学的に読み取る読取処理を行う携帯型の情報コード読取装置(10)と、
前記情報コード読取装置を載置可能な置台(100,200,200a,200b)と、
を備える情報コード読取システム(1,1a)であって、
前記情報コード読取装置は、
前記置台に載置された載置状態で前記読取処理を行うための載置モードと携帯状態で前記読取処理を行うための携帯モードとで所定の機能が異なり、
読取口(14)が形成される筐体(11)と、
前記読取口を介して前記情報コードを撮像する撮像部(23)と、
前記撮像部によって撮像された情報コードについて前記読取処理を行う読取処理部(21)と、
前記撮像部によって特定パターン(SP1~SP4,230,230a)が撮像される特定撮像状態と判定される場合に前記載置モードに切り替え、前記特定撮像状態と判定されない場合に前記携帯モードに切り替えるモード切替部(21)と、
を備え、
前記特定パターンは、前記載置状態時に前記撮像部により撮像されるように配置されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、モード切替部により、撮像部によって特定パターンが撮像される特定撮像状態と判定される場合に載置モードに切り替えられ、特定撮像状態と判定されない場合に携帯モードに切り替えられる。上記特定パターンは、載置状態時に撮像部により撮像されるように配置される。
【0010】
これにより、情報コード読取装置を置台に載置するだけで、その情報コード読取装置の撮像部によって特定パターンが撮像されて、載置モードに切り替えられる。また、情報コード読取装置を置台から外すだけで、その情報コード読取装置の撮像部によって特定パターンが撮像されなくなるために、携帯モードに切り替えられる。このように、モーションセンサ等のセンサを別途採用することなく、情報コードの読み取りに用いる撮像画像を利用してモード切替の要否を判断可能な情報コード読取システムを実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
情報検索システム
12日前
個人
確率場データ同化演算手法
24日前
個人
技術実行管理システム
26日前
キヤノン株式会社
電子機器
11日前
キヤノン株式会社
電子機器
11日前
個人
納骨堂システム
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
25日前
キヤノン株式会社
電子機器
11日前
キヤノン電子株式会社
通信システム
4日前
個人
不動産情報提供システム
21日前
株式会社イノベイト
広告装置
14日前
個人
ネイルスキルテストシステム
25日前
合同会社IPマネジメント
内部不正対策
19日前
トヨタ自動車株式会社
管理システム
6日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
4日前
TDK株式会社
等価回路
6日前
西松建設株式会社
計測システム
10日前
株式会社NURSY
再就職の支援装置
5日前
キヤノン株式会社
ワークフロー制御装置
1か月前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置
25日前
株式会社サマデイ
メンタリングシステム
26日前
個人
公益寄付インタラクティブシステム
4日前
個人
外国為替証拠金取引定期自動売買システム
17日前
トヨタ自動車株式会社
電池評価システム
1か月前
株式会社ヒニアラタ
障害者支援システム
19日前
キオクシア株式会社
電子機器
10日前
富士フイルム株式会社
タッチセンサ
4日前
NGB株式会社
制御装置
24日前
株式会社セラク
営農支援システム及び方法
20日前
株式会社インテック
触覚ディスプレイ装置
5日前
大王製紙株式会社
作業管理システム
5日前
株式会社デンソーウェーブ
決済端末
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
ジャペル株式会社
登録管理システム
10日前
JUKI株式会社
電子名刺デバイス
25日前
サクサ株式会社
警備サービス管理システム
14日前
続きを見る
他の特許を見る