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公開番号
2025039311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023146308
出願日
2023-09-08
発明の名称
開発支援装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
G06F
8/36 20180101AFI20250313BHJP(計算;計数)
要約
【課題】アプリケーション開発に不慣れな開発者であっても、アプリケーションを開発できるようにした開発支援装置を提供する。
【解決手段】ソフトウェア開発支援装置1は、開発対象であるアプリケーションのユーザインターフェイスとなる画面に配置される部品の入力を受け付け、部品に対して行われた操作を表す入力情報を取得する画面構成要素入力部11と、画面を構成する複数の種類の部品が組み合わされたテンプレートを記録する業務アプリケーションテンプレート情報記録部D1と、入力情報に基づいて画面の特徴量を算出し、特徴量に基づいて、テンプレート情報記録部からテンプレートを検索する業務アプリケーションテンプレート検索部12と、業務アプリケーションテンプレート検索部12によって検索されたテンプレートを出力する推奨業務アプリケーションテンプレート出力部13と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
開発対象であるアプリケーションのユーザインターフェイスとなる画面に配置される部品の入力を受け付け、前記部品に対して行われた操作を表す入力情報を取得する入力部と、
前記画面を構成する複数の種類の前記部品が組み合わされたテンプレートを記録するテンプレート記録部と、
前記入力部が取得した前記入力情報に基づいて前記画面の特徴量を算出し、前記特徴量に基づいて、前記テンプレート記録部から前記テンプレートを検索するテンプレート検索部と、
前記テンプレート検索部によって検索された前記テンプレートを出力するテンプレート出力部と、を備える
開発支援装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記テンプレート検索部は、
前記画面に配置される前記部品の種類及び数に基づいて前記画面の特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記画面の特徴量と、前記テンプレート記録部に記録された前記テンプレートから算出される特徴量とが類似する前記テンプレートを、前記テンプレート記録部から抽出するテンプレート抽出部と、を有する
請求項1に記載の開発支援装置。
【請求項3】
前記特徴量算出部は、前記画面を構成する前記部品の種類、前記画面に出現した前記部品の数、複数の前記部品の構造的依存関係、及び前記部品の関係性を含む前記画面の構成要素を量子化して特徴量を算出する
請求項2に記載の開発支援装置。
【請求項4】
前記テンプレート抽出部は、前記画面の特徴量と、前記テンプレート記録部に記録された前記テンプレートから算出される特徴量とが類似する前記テンプレートを規定の個数以下まで絞り込み、絞り込んだ前記テンプレートを出力する
請求項3に記載の開発支援装置。
【請求項5】
前記テンプレート記録部に記録される前記テンプレートを用いて、過去に開発されたアプリケーションの前記テンプレートを活用した作業実績の情報を含む活用モデルを記録する活用モデル記録部を備え、
前記入力部は、前記画面に部品が配置され、又は設定された順序を前記入力情報として取得し、
前記特徴量算出部は、前記画面に配置される前記部品の種類及び数に基づいて前記画面の特徴量を算出し、前記部品に対する作業の手順に基づいて作業手順の特徴量を算出し、
前記テンプレート抽出部は、前記画面の特徴量と、前記テンプレート記録部に記録された前記テンプレートから算出される特徴量とが類似する前記テンプレートを抽出し、抽出した前記テンプレートのうち、前記活用モデル記録部に記録された前記活用モデルに含まれる前記作業実績と、前記作業手順の特徴量とが類似する前記テンプレートを規定の個数以下まで絞り込む
請求項4に記載の開発支援装置。
【請求項6】
前記特徴量算出部は、前記画面に前記部品を配置した順番と、前記部品に情報を設定した回数とを含む前記作業実績を量子化して前記作業手順の特徴量を算出する
請求項5に記載の開発支援装置。
【請求項7】
前記テンプレート出力部により出力された前記テンプレートを活用した前記活用モデルの作業実績を前記活用モデル記録部から読み出し、前記活用モデルの作業実績に基づいて、前記テンプレートになされた作業の次に行われる作業案を前記活用モデルから検索する作業案検索部を備え、
前記テンプレート出力部は、前記作業案を出力する
請求項5に記載の開発支援装置。
【請求項8】
過去の前記アプリケーションの開発により配置された前記部品、及び前記部品に対する作業手順が記録された来歴情報記録部と、
前記アプリケーションの前記テンプレートごとに前記活用モデルを構築し、前記活用モデルを前記活用モデル記録部に記録する活用モデル構築部を備える
請求項5に記載の開発支援装置。
【請求項9】
前記テンプレートは、画面コントロール部品及びロジック部品の組み合わせで構成される
請求項4に記載の開発支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開発支援装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ソフトウェア開発又はプログラムスキルが低い業務部門の担当者は、ソフトウェア開発に不慣れであることが多い。近年では、そのような担当者(以下、「開発者」と呼ぶ)であっても、自部門業務の効率化を目的とするアプリケーション開発を容易に行えるようにしたローコード製品が提供されている。ローコード製品では、複雑なプログラムコードの記述を要求しておらず、開発者が、画面に各種の部品を配置することでアプリケーションを開発できるようになる。ローコード製品では、様々な機能を持つ部品が、機能ごとにグルーピングされている。開発者は、機能ごとにグルーピングされた部品群から、目的とする業務に合わせて必要な部品を選択し、その部品を並べて繋げることでアプリケーションを開発していた。
【0003】
特許文献1には、「所定組織向けの業務プログラムの生成指示に応じ、生成対象である業務プログラムのテンプレートをテーブルに基づき特定し、当該特定したテンプレートに設定すべき当該組織特有の及び組織間で共通の各プログラム部品を、テーブルに基づき特定し、当該特定した各プログラム部品及び特定したテンプレートを所定装置より読み出して所定アルゴリズムに適用し、当該業務プログラムのソースコードを生成する」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/072872号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
開発に不慣れな開発者は、アプリケーションの開発時にローコード製品が持つテンプレートを活用しようと検索しても、検索結果の意味を理解できないことが多い。この原因は、ローコード製品では、テンプレートを「検索」や「回帰分析」などのアプリケーションが有する機能を作り上げるための「機能名」でしか検索できないことにある。機能名と、自部門の業務で実施している業務の機能名とのずれがあるので、開発者は、どのような名称で検索すればよいか分からない。
【0006】
また、ローコード製品には、アプリケーションの作成例及び事例としてテンプレートの活用が公開されているものがある。しかし、開発者が所属する部門の業界と、テンプレートの利用が推奨される業界とは異なることが多い。例えば、流通業界の営業支援活動と、金融業界の商品販売支援のように、業界が異なることがある。この場合、各業界のアプリケーション開発時に同一のテンプレートを利用可能であっても、開発者は、そのテンプレートに気づくことができず、テンプレートを利用できなかった。
【0007】
特許文献1に開示された技術では、目的の業務に活用可能な業務プログラム用テンプレートと、テンプレートの部品とを組み合わせることで、何もない状態から業務プログラムを構成するよりも簡単に、業務プログラムを構築することができるとされている。しかしながら、業務プログラム用テンプレート及びテンプレート部品は、プログラムが実現する機能を表現するものである。このため、ソフトウェア開発に通じていない開発者にとっては、どのテンプレートを選択し、どの部品を選択すれば、自身が開発しようとする業務プログラム、すなわちアプリケーションを構築できるのか判断できなかった。
【0008】
また、各テンプレートに対して特定の組織や業務領域に活用可能であるという情報を付与しておくこともできる。しかし、予め当該テンプレートが利用可能な業務を網羅することは難しく、開発者が業務領域や業務名称をキーワードにそれらテンプレートや部品を選択することが難しい。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、アプリケーション開発に不慣れな開発者であっても、アプリケーションを開発できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る開発支援装置は、開発対象であるアプリケーションのユーザインターフェイスとなる画面に配置される部品の入力を受け付け、部品に対して行われた操作を表す入力情報を取得する入力部と、画面を構成する複数の種類の部品が組み合わされたテンプレートを記録するテンプレート情報記録部と、入力部が取得した入力情報に基づいて画面の特徴量を算出し、特徴量に基づいて、テンプレート情報記録部からテンプレートを検索するテンプレート検索部と、テンプレート検索部によって検索されたテンプレートを出力するテンプレート出力部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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