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公開番号
2025038583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-19
出願番号
2023145294
出願日
2023-09-07
発明の名称
光電変換装置、機器、および信号処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/40 20230101AFI20250312BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 画質を向上させた光電変換装置を提供する。
【解決手段】 本開示の光電変換装置は、アレイ状に配置され所定の方向で順次走査される走査領域を有する複数の画素と、列方向に延在し各画素列にそれぞれ設けられた複数の信号線と、前記複数の画素を走査する走査回路と、を有し、前記走査回路は、前記走査領域を走査する走査期間において、前記複数の画素のうちの、2行以上の所定の行数の画素行に配される、2つ以上の画素を並行して、前記複数の信号線のいずれかと接続する走査を行い、前記走査回路は、前記走査期間に含まれる第1期間において、前記走査領域において第1行数の第1画素行群の読み出しを行い、前記走査期間の最初または最後の走査を行う第2期間において、前記走査領域において第1行数よりも少ない第2行数の第2画素行群の読み出しと、前記第1行数よりも少ない第3行数の第3画素行群の読み出しと、を並行して行うことを特徴とする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
アレイ状に配置され、所定の方向で順次走査される走査領域を有する複数の画素と、
列方向に延在し、各画素列にそれぞれ設けられた複数の信号線と、
前記複数の画素を走査する走査回路と、を有し、
前記走査回路は、前記走査領域を走査する走査期間において、前記複数の画素のうちの、2行以上の所定の行数の画素行に配される、2つ以上の画素を並行して、前記複数の信号線のいずれかと接続する走査を行い、
前記走査回路は、
前記走査期間に含まれる第1期間において、前記走査領域において第1行数の第1画素行群の読み出しを行い、
前記走査期間の最初または最後の走査を行う第2期間において、前記走査領域において第1行数よりも少ない第2行数の第2画素行群の読み出しと、前記第1行数よりも少ない第3行数の第3画素行群の読み出しと、を並行して行うこと
を特徴とする光電変換装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記複数の画素は、光電変換素子を有し入射した光に応じた信号を出力する第1画素を含む第1画素領域と、所定の値を示す信号を出力する第2画素を含む第2画素領域と、を有すること
を特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項3】
前記走査領域は、前記第1画素領域に含まれることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項4】
前記第3画素行群は、前記第1画素領域に含まれることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項5】
前記第3画素行群は、前記第2画素領域に含まれることを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項6】
前記第1画素は、フローティングディフュージョンを更に有し、
前記フローティングディフュージョンは、複数の前記光電変換素子が接続されていること
を特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項7】
前記第2画素行群と前記第3画素行群との間には画素行が存在することを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項8】
前記複数の信号線のそれぞれに接続される前記画素の数が等しいことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項9】
前記複数の画素の各々は選択トランジスタを有し、
前記走査回路による前記走査が、前記所定の行数の画素行に配される、前記2つ以上の画素の前記選択トランジスタを並行して、前記複数の信号線のいずれかと接続する走査であることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光電変換装置を備える機器であって、
前記光電変換装置に対応した光学装置、
前記光電変換装置を制御する制御装置、
前記光電変換装置から出力された信号を処理する処理装置、
前記光電変換装置で得られた情報を表示する表示装置、
前記光電変換装置で得られた情報を記憶する記憶装置、および、
前記光電変換装置で得られた情報に基づいて動作する機械装置、の少なくともいずれかを更に備えることを特徴とする機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光電変換装置、機器、および信号処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
XYアドレス型の撮像素子であるCMOSイメージセンサを備えたデジタルカメラ等の撮像装置において、画素部からの信号を高速に読み出す為に、画素1列に対して複数の信号線を配置し、並行して信号を読み出す技術がある。
【0003】
特許文献1では、画素からの読み出しを複数の信号線のうちの一部を使って読み出す場合に、読み出しに使用していない信号線を常に一定の電圧に固定することで、信号線間の電圧状態の差を小さくする固体撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2015/151793号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、走査領域の終了アドレスを読み出す際に、並行して読み出す画素行の数が読み出しに使用する信号線の本数に満たない場合についての開示がない。このような場合、画素の信号が出力されない信号線がフローティングとなる。フローティングとなる信号線の本数の変化により、画素からの信号を読み出す信号線の電圧レベルが変動し、画質が劣化するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つの側面は、アレイ状に配置され、所定の方向で順次走査される走査領域を有する複数の画素と、列方向に延在し、各画素列にそれぞれ設けられた複数の信号線と、前記複数の画素を走査する走査回路と、を有し、前記走査回路は、前記走査領域を走査する走査期間において、前記複数の画素のうちの、2行以上の所定の行数の画素行に配される、2つ以上の画素を並行して、前記複数の信号線のいずれかと接続する走査を行い、前記走査回路は、前記走査期間に含まれる第1期間において、前記走査領域において第1行数の第1画素行群の読み出しを行い、前記走査期間の最初または最後の走査を行う第2期間において、前記走査領域において第1行数よりも少ない第2行数の第2画素行群の読み出しと、前記第1行数よりも少ない第3行数の第3画素行群の読み出しと、を並行して行うことを特徴とする光電変換装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の少なくとも一つの実施形態によれば、画質を向上した光電変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る画素の構成例を示す図である。
第1の実施形態に係る画素の構成例を示す図である。
第1の実施形態に係る垂直走査部及び画素部の構成例を示した概略図である。
第1の実施形態に係る画素領域および水平転送部の構成例を示した概略図である。
第1の実施形態に係る動作例を示すタイミングチャートである。
第1の実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャート図である。
第1の実施形態に係るハードウェア構成の例を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャート図である。
第2の実施形態に係る画素の構成例を示す図である。
第2の実施形態に係る画素の構成例を示す図である。
第2の実施形態に係る画素領域および水平転送部の構成例を示した概略図である。
第2の実施形態に係る動作例を示すタイミングチャートである。
第3の実施形態に係る機器の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に述べる各実施形態では、光電変換装置の一例として、固体撮像装置を中心に説明する。ただし、各実施形態は、固体撮像装置に限られるものではなく、光電変換装置の他の例にも適用可能である。例えば、測距装置(焦点検出やTOF(Time Of Flight)を用いた距離測定等の装置)、測光装置(入射光量の測定等の装置)などがある。
【0010】
また、本明細書の開示内容は、本明細書に記載した概念の補集合を含んでいる。すなわち、本明細書に例えば「AはBよりも大きい」旨の記載があれば、「AはBよりも大きくない」旨の記載を省略しても、本明細書は「AはBよりも大きくない」旨を開示していると云える。なぜなら、「AはBよりも大きい」旨を記載している場合には、「AはBよりも大きくない」場合を考慮していることが前提だからである。
(【0011】以降は省略されています)
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