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公開番号
2025038247
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024232376,2023108448
出願日
2024-12-27,2018-10-03
発明の名称
エアロゾル生成装置用の制御ユニット
出願人
日本たばこ産業株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
A24F
40/53 20200101AFI20250311BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾル生成装置用の改良された制御ユニットを提供する。
【解決手段】エアロゾル生成装置用の制御ユニットは、充電可能及びエアロゾル源を霧化する負荷へ放電可能な電源であるリチウムイオン二次電池の温度に関する値を出力するセンサ160と、前記センサの出力値が第1上限と第1下限を有する第1範囲に属する場合に、前記電源を操作する1つ以上の機能を実行するよう構成される制御部と、を含む。前記第1上限は、第2上限と第2下限を有する第2範囲の前記第2上限より小さく、前記第1下限は、前記第2下限以上である。2つの上限の差の絶対値及び2つの下限の差の絶対値の少なくとも一方は、前記センサの入力値に対する出力値における誤差の最大値以上である。前記制御部は、複数の前記機能を実行可能に構成され、前記第1範囲は、前記機能毎に異なる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
充電可能及びエアロゾル源を霧化する負荷へ放電可能な電源であるリチウムイオン二次電池の温度に関する値を出力するセンサと、
前記センサの出力値が第1上限と第1下限を有する第1範囲に属する場合に、前記電源を操作する1つ以上の機能を実行するよう構成される制御部と、を含み、
前記第1上限は、前記1つ以上の機能が実行可能な前記電源の温度に関する値の範囲、前記電源の劣化が抑制される前記電源の温度に関する値の範囲、常温と同じ要因のみで前記電源が劣化する前記電源の温度に関する値の範囲、又は前記電源の動作温度に相当する範囲である第2上限と第2下限を有する第2範囲の前記第2上限より小さく、前記第1下限は、前記第2下限以上であり、
前記第2上限と前記第1上限の差の絶対値と、前記第2下限と前記第1下限の差の絶対値の少なくとも一方は、前記センサの入力値に対する前記センサの出力値における誤差の最大値以上であり、
前記制御部は、複数の前記機能を実行可能に構成され、
前記第1範囲は、前記機能毎に異なる、
エアロゾル生成装置用の制御ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置用の制御ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シガレットに代わり、エアロゾル源をヒータのような電気的負荷で霧化することによって生じたエアロゾルを味わうエアロゾル生成装置が知られている(特許文献1及び特許文献2)。エアロゾル生成装置は、エアロゾル源を霧化させる加熱素子、加熱素子に電力を供給する電源、加熱素子や電源を制御する制御部を備える。
【0003】
特許文献1は、使用時に周囲温度を測定するように構成された温度センサーを有するエアロゾル生成装置を開示する。特許文献1に記載された装置では、温度センサーで測定した温度が、使用時に閾値を上回った場合には温度の測定後に待機モードにとどまり、あるいは温度が閾値を下回った場合には待機モードを終える。また、使用時に、温度センサーで測定した温度が限定閾値を上回った場合には装置を使用不可能にすることも記載されている。
【0004】
特許文献2は、エアロゾル生成装置に搭載された電源を充電する方法を開示している。特許文献2には、周囲温度に応じて、電源へ供給する充電電流のレートを変更したり、充電を禁止したりすることも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-079747号
特表2017-518733号
【発明の概要】
【0006】
第1の特徴は、エアロゾル生成装置用の制御ユニットであって、充電可能及びエアロゾル源を霧化する負荷へ放電可能な電源の温度に関する値を出力するセンサと、前記センサの出力値が第1上限と第1下限の少なくとも一方を有する第1範囲に属する場合に、前記電源を操作する機能を実行するよう構成される制御部と、を含み、前記第1上限若しくは前記第1下限は、前記機能が実行可能な温度に関する値の範囲、前記電源の劣化を抑制する温度に関する値の範囲、常温と同じ要因のみで前記電源が劣化する温度に関する値の範囲、又は前記電源の動作温度に相当する範囲である第2範囲の第2上限若しくは第2下限より、小さい若しくは大きいことを要旨とする。
【0007】
ここで、温度に関する値は、温度そのものであってもよく、温度とは異なる物理量、例えば温度に換算可能な物理量であってもよい。換言すれば、温度に関する値は、温度と相関を有する物理量であってもよい。温度に換算可能な又は相関を有する物理量は、例えば、電源付近に設けられた又は電源表面に貼り付けられた抵抗の電気抵抗値や、当該抵抗における電圧降下量(電位差)などであってよい。センサは、サーミスタなどの電源の温度に関する値を取得可能であればどのようなセンサであってもよい。例えば、電源の温度に関する値が温度そのものである場合、センサは、温度センサであってよい。電源の温度に関する値が電圧降下量である場合、センサは、電圧センサであってよい。
【0008】
ここで、電源を操作する機能とは、実行されると電源に何らかの影響を直接的に又は間
接的に及ぼすものを指す。この機能の一例としては、電源の残容量を変動させる充放電や、電源に影響を及ぼす制御の入力として用いられる電源の状態検知又は推定などが挙げられる。なお、機能の実行前に既に電源の温度は取得されているため、この機能から電源の温度の取得は除外される旨に留意されたい。
【0009】
第2の特徴は、第1の特徴におけるエアロゾル生成装置用の制御ユニットであって、前記第1範囲は、前記第1上限を有し、前記第1上限は、前記第2上限より小さいことを要旨とする。
【0010】
第3の特徴は、第1の特徴又は第2の特徴におけるエアロゾル生成装置用の制御ユニットであって、前記第1範囲は、前記第1下限を有し、前記第1下限は、前記第2下限より大きいことを要旨とする。
(【0011】以降は省略されています)
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