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公開番号2025038157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2024223626,2019566774
出願日2024-12-18,2019-10-15
発明の名称加熱要素
出願人ジュール・ラブズ・インコーポレイテッド,JUUL Labs, Inc.
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人,個人
主分類A24F 40/46 20200101AFI20250311BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】気化装置カートリッジ用の加熱要素を提供する。
【解決手段】気化装置カートリッジは、気化性材料を含むリザーバと、リザーバと流体連通するウィッキング要素を含んでもよい。加熱要素は、加熱部、カートリッジ接点、および脚部を含んでもよい。加熱部は、互いに離間した少なくとも2つの歯部を含む。カートリッジ接点は、電源と電気通信していてもよい。脚部は、加熱部とカートリッジ接点との間に延びる。加熱部は、加熱部がウィッキング要素を加熱要素に固定し、かつウィッキング要素の少なくとも2つの表面に接触するように、ウィッキング要素の周りにクリンプされてもよい。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
気化性材料を含むリザーバと、前記リザーバと流体連通するウィッキング要素とを備える気化装置の加熱要素であって、前記加熱要素は、
互いに離間した少なくとも2つの歯部を含む加熱部であって、前記加熱部は、前記加熱部が前記ウィッキング要素の少なくとも一部を前記加熱要素に固定できるように前記ウィッキング要素を受けるように構成された内部容積を画定するために事前に形成され、前記加熱部は前記ウィッキング要素の少なくとも2つの別個の表面に接触するように構成される、加熱部と、
前記少なくとも2つの歯部に結合され、前記加熱部から離間した少なくとも2つの脚部とを含み、前記少なくとも2つの脚部は電源と電気通信するように構成され、
電力は前記電源から前記加熱部に供給されて熱を発生するように構成され、それにより、前記ウィッキング要素内に格納された前記気化性材料を気化させる、加熱要素。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記少なくとも2つの脚部は4つの脚部を含む、請求項1に記載の加熱要素。
【請求項3】
前記加熱部は、前記ウィッキング要素の少なくとも3つの別個の表面に接触するように構成される、請求項2に記載の加熱要素。
【請求項4】
前記少なくとも2つの歯部は、
第1の側歯部部分と、
前記第1の側歯部部分に対向する第2の側歯部部分と、
前記第1の側歯部部分を前記第2の側歯部部分に接続するプラットフォーム歯部部分とを含み、前記プラットフォーム歯部部分は、前記第1の側歯部部分および前記第2の側歯部部分の一部に対して略垂直に配置され、
前記第1の側歯部部分、前記第2の側歯部部分、および前記プラットフォーム歯部部分は、前記ウィッキング要素が配置される前記内部容積を画定する、請求項1に記載の加熱要素。
【請求項5】
前記少なくとも2つの脚部は、ブリッジによって前記加熱部から離間して配置される、請求項4に記載の加熱要素。
【請求項6】
前記少なくとも2つの脚部のそれぞれは前記少なくとも2つの脚部のそれぞれの端部に配置されたカートリッジ接点を含み、前記カートリッジ接点は前記電源と電気通信するように構成され、前記カートリッジ接点は、角度が付けられ、前記加熱部から離れて延びる、請求項1に記載の加熱要素。
【請求項7】
前記少なくとも2つの歯部は、歯部の第1の対と歯部の第2の対とを含む、請求項4に記載の加熱要素。
【請求項8】
前記歯部の第1の対の前記歯部は、互いに等間隔に配置される、請求項7に記載の加熱要素。
【請求項9】
前記歯部の第1の対の前記歯部は、幅の分だけ離間している、請求項7に記載の加熱要素。
【請求項10】
前記プラットフォーム歯部部分に隣接する前記加熱要素の内側領域の幅は、前記内側領域の反対側の前記第1の側歯部部分の外縁に隣接する前記加熱要素の外側領域の幅よりも大きい、請求項9に記載の加熱要素。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
この出願は、2019年10月9日に提出された「加熱要素」と題する米国仮出願第62/913,135号、2018年10月15日に提出された「加熱要素」と題する米国仮出願第62/745,589号、2019年2月28日に提出された「気化装置のカートリッジ」と題する米国仮出願第62/812,161号、および2018年10月17日に提出された「気化装置内のウィック供給装置および加熱要素」と題する米国仮出願第62/747,099号の優先権を主張し、それぞれの全体を、許可されている範囲で参照により本明細書に援用する。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
技術分野
本明細書で説明する発明は、気化装置用の加熱要素を含む気化装置に関する。
【背景技術】
【0003】
気化装置、または電子気化装置と呼ばれる気化装置は、気化装置のユーザによるエアロゾルの吸入によって、一つ以上の活性成分を含むエアロゾル(または「蒸気」)の送達に使用できる。例えば、電子ニコチン送達システム(ENDS)には、バッテリ駆動で、喫煙体験を模倣するために使用できるが、タバコや他の物質を燃焼させない類いの気化装置が含まれる。
【0004】
気化装置の使用中、ユーザは、液体、溶液、固体、ワックス、または特定の気化装置での使用に適合し得る他の任意の形態であり得る気化性材料を気化させる(例えば、液体または固体を少なくとも部分的に気相に移行させる)加熱要素によって生成される、一般に蒸気と呼ばれるエアロゾルを吸入する。気化装置とともに使用される気化性材料は、(例えば、ユーザによる吸入のための)マウスピースを含むカートリッジ(例えば、リザーバに気化性材料を含む気化装置の分離可能な部分)内に提供され得る。
【0005】
気化装置によって生成された吸入可能なエアロゾルを受け取るために、ユーザは、特定の例では、パフする、ボタンを押す、または他のアプローチによって気化装置を作動させることができる。パフとは、この用語が一般的に使用されている(そして本明細書でも使用されている)が、気化した気化性材料と空気の組み合わせによって吸入可能なエアロゾルが生成されるように、気化装置に大量の空気を引き込む方法でのユーザによる吸入を指す。
【0006】
気化装置が気化性材料から吸入可能なエアロゾルを生成する典型的なアプローチは、気化性材料を気化室(または加熱室)で加熱して、気化性材料を気(または蒸気)相に変換することを伴う。気化室とは一般に、気化装置内の領域または容積を指し、その中で熱源(例えば、導電、対流、および/または放射)が気化性材料を加熱し、空気と気化した気化性材料との混合物を生成し、気化装置のユーザによる吸入用の蒸気を形成する。
【0007】
本発明と一致する本明細書で使用する気化装置という用語は、一般に、個人使用に便利な携帯可能な内蔵型装置を指す。通常、このような装置は、気化装置の1つ以上のスイッチ、ボタン、タッチ感応装置、またはその他のユーザ入力機能など(一般にコントロールと呼ばれる)によって制御されるが、最近では、外部コントローラ(スマートフォン、スマートウォッチ、他のウェアラブル電子装置など)で無線通信できる多数の装置が利用可能になっている。この文脈でのコントロールとは、一般に、1つ以上の様々な動作パラメータに影響を与える能力を指し、これには、ヒータのオン/オフ、動作中にヒータが加熱される最低および/または最高温度の調整、ユーザが装置でアクセスする可能性のある様々なゲームまたは他のインタラクティブ機能、および/または他の操作などが含まれるが、これらに限定されない。
【0008】
様々な内容物およびそのような内容物を様々な割合で有する、様々な気化性材料をカートリッジに入れることができる。例えば、特定の活性成分の割合を必要とする規制などにより、気化性材料の一部は、気化性材料の総体積あたりの活性成分の割合が少ない場合がある。結果として、ユーザは、所望の効果を得るために、(例えば、カートリッジに格納できる気化性材料の全体積と比較して)大量の気化性材料を気化させる必要がある場合がある。
【0009】
発明の概要
本発明の態様は、気化装置で使用するための加熱要素に関する。
【0010】
加熱要素は、加熱部と少なくとも2つの脚部とを含んでもよい。加熱部は、互いに離間した少なくとも2つの歯部を含むことができる。加熱部は、加熱部がウィッキング要素の少なくとも一部を加熱要素に固定するように、ウィッキング要素を受け入れるように構成された内部容積を画定するように事前に形成されてもよい。加熱部は、ウィッキング要素の少なくとも2つの別個の表面に接触するように構成されてもよい。少なくとも2つの脚部は、少なくとも2つの歯に結合され、加熱部から離間してもよい。少なくとも2つの脚部は、電源と電気通信するように構成されてもよい。電力は、電源から加熱部に供給されて熱を生成し、それにより、ウィッキング要素内に格納された気化性材料を気化させるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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